若き兵士
(若い兵士???目線)
俺は、ニーズハル村出身のごく普通の男。歳は十五歳。俺は、物心をついた時から父に剣術を学び、弓の使い方、罠作り、あらゆる技術を叩き込まれていた。
最初は辛かった、剣ではいつもボコボコにされ、弓では的に入らないと家に返してくれない、罠作りでは、獲物が取れるまでその場に待機させられ結局泣く事しかできない事があった。
何故、こんな事をさせられるのか。何故、俺はこんなにも傷だらけなのか。わからない、だけど何故か父さんを憎めなかった。
父は有名な、ユグドラシル王国の騎士。兵士を束め、何年も国に勝利をもたらした英雄の一人。戦争から帰ってきた姿に憧れを覚えていた。だからこそ、憎めなく誇らしい。
だから、諦めずにどんだけ傷つけられようが、早く俺も騎士になりたかった。父と共に、英雄になる為。
それから、何年かたち俺は19歳となり兵士となった。本当は、父と共に国の為に戦いたかったが入ったばかりだからか下級の兵士として働く事になった。
そんなある日、貴族からの依頼が出た。かの有名な、落ちこぼれアグノール家。誰もが、知りそしていい印象をもた無い、俺もそうだった。
「私の息子が、村に行きたいと言っているそこで、お前達が息子を守れ」
「「「は!」」」
雇われたのは、俺と中年のオッサン三人。
「あれが、かの有名な落ちこぼれ貴族かww」
「ああ!、よく偉そうに話せるよなww」
と、二人の兵士はアズノール家を馬鹿にする。俺は、そんな事はどうでもよかった。
ああ、あそこにいるのがキルバン様が言っていたヴェドラ様か、可愛らしい子だな。
なのに、、、
今隣に歩き、カルラス村に向かっているのは化け物。
「ああ?、なんだ」
些細な、目線を向けただけでオーラを出してくる。間違いない、こいつはきっとそう遠く無い未来にこの星を滅ぼす、、、そう断念できるほどに、圧倒的な力が出ていたのだ。
これでも、兵士にして誇り高い戦士。いつ、攻撃しようかと機会をうかがっていた。
(ヴェドラ目線)
こいつ、いつ攻撃しようかとうかがっているな。バレバレなんだよなー。
まあ、攻撃してきたら殺せばいい。
「着きました」
おっ、着いたか、、、
⭐︎⭐︎⭐︎
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