謎の少女現る

(アルバ視線)


それは、2人の村人からの呼び声だった呪いの森から凄まじい音、声が鳴り響くと。最初はよくある、魔物同士で縄張り争いをしているのだろうと思っていた。


呪いの森は、Sランク級の魔物がウヨウヨいる縄張り争いなんて珍しい事ではない。しかし、近くの国を守るため検査をしなければならない。兵士をありったけ連れて行き森に着いた。


だか、これは異常だ、、、何故なら死骸を見つけるまで魔物に遭遇していないのだから。ここは、魔物がウヨウヨいる森一度も遭遇しないのはありえない。


つまり、全滅、、、


一体ここで何が起こった?、どんな化け物が現れたのか、それは謎だ、、、いち早く、我が王国に戻り報告しなければ!


ユグドラシル王国


「それは本当か!!、魔物が全滅!」


「ッッッえ!?」


「うそ!?」


王座に座っているのは、この国の王グランド=キング、王妃エリザベス=キング、姫ローラン=キング。ユグドラシル王国は、長年の歴史をもつ最初の王国と言われ権力や軍事力も凄まじいほどだ。王が


「魔物が全滅、、、それが、もし本当なら魔物を全滅させた化け物はいったいどこに!?」


「私たちが森に着いた時には既に何もおりませんでした、、、」


「行く時や帰る時も、何もおりませんでしたの?」と王妃が言う


「はい」と私は言う


だがおかしいのが、どの魔物もひっかき傷、咬み傷、魔法の痕跡もいっさない。到底、魔物の仕業では無い。記録には、あの森では獣型、人型、爬虫型しかいない。人型の魔物で1番強いエースゴブリンは、武器を使うが何人集まろうが決してブラットバイパーには勝てない。


(王視線)


アルバの言う事が本当なら、既に魔物を全滅させた化け物は森を出て何処かに向かっているはず。


「アルバ!!街の人々、国が支えている村に緊急警告を出せ!!一刻も争うかも知れん!」


「は!!」と言いアルバは王室を出た


得体の知れない、化け物が誕生した、、、他の国も連絡をしないとな。


◆ ◇ ◆


一方ヴェドラは


近くの村に行くために、歩いていた。花がきれいで太陽がさんさんとしている、気持ちがいい道。だがもちろん、村に行くこともあり。父が兵士を三人やとい共に村に向かっている。気がきで無い気持ちだ、、、


「ねー、村には何があるの?」


「特に変わった事は無いと思います、何も無いごく普通の田舎ですよ」と兵士の若い男性が言う


「ふーん、そうなんだ!」


つまらない、、、いっそのことこいつらを殺すか?と思い魔法を出そうとすると。遠くから


「キャアアアアーッ」


ん?あれは?


「!????!?」ドドドド


「た!!!?!!」ドドドド


「助けてください!!ハアハア、山賊に追われていますー!」


「捕まえろ!!」「捕まえて、遊んでやろうぜ!!」「シャッッハー」と4人の山賊が馬に乗りながら女を追いかけていた。


おお!、美少女が危険に晒されている!なかなか面白い展開になったな。だが、あの美少女長いスカートでよく走って捕まらないな、、、


それはさておき


「ヴェドラ様!!、私達の後ろに!!」と兵士達は僕を庇うように前に出る。とても、不愉快だ。

だが、いい機会だ



⭐︎⭐︎⭐︎


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