謎の怪物

結構歩くと、川が見えてきた。


「汚い川だな」


心を無にして、顔を洗う。そうしていると、後ろから殺気。次の獲物だ。振り向くと、狼が10匹ほど正直がっかりだ。


はぁ、ため息をつき狼達が僕を攻撃しようとした瞬間一瞬で体を切断した。ただの、そこに落ちてた木の棒で。


もちろん、この狼達も強くAランク。冒険者Aランク級の四人でやっと。そんな事とは知らず、森をうろつく。どの魔物も、瞬殺あっけない。だが、ヴェドラが知らないだけで、S〜B級の魔物を殺している事に。


あきたので、家に帰りベッドへダイブ。魔物はこんなに弱いのか、、、


(コンコン)


「ヴェドラ様、お部屋に入ってもよろしいでしょうか?」


「あぁ、問題無い」


「失礼します」


入って来たのは20代位のメイド服を着た女性。こいつの名はユダ、いつも良くしてくれる仕事ができる人だ。


「食事の準備が整いました」


「ああ、今行く」


言われるがまま、食堂に着くと母と父が既にいた。母マーリン=アグノール、父キルバン=アグノール、どちらも戦闘では貧弱だか頭脳だけで貴族としての裕福さを保てていた。そして、食事を初め父が


「最近、よく外に遊びに行っているが。何をしているのだ?」


「外で虫さんと遊んでた!」


正直、子供を演じるのは辛い


「私も、見かけますがよく庭の周りをぐるぐると走っているんですよニコ」


「そうか、だか一人で遊ぶのはあまり良く無いきちんとメイドと一緒に遊ぶんだ」


「えー、わかっよう」


そういい、父は頷く。こいつ、強者みたいな言い草なのに実際は雑魚なんだよなと思いながら。食事を済ませ、自分の部屋に戻った。


ベッドに横になり、そして考える。いつ、本性を表すのかと。きっと、あの優しすぎる親達は絶望するだろう、悲しむだろう。メイド達は、恐怖し命乞いをするだろう。考えるだけで、ニヤけが止まらない。


明日から何をするか、森には行った。そうだ、街に行こう。いや、村か?


一方その頃


〈呪われた森〉


「なんなんだ!!、これは!!」


この世界で有名なユグドラシル王国の騎士と兵士達合わせて40人近くがいた。


「ブラットバイパー、シルバーウルフ、エースゴブリン!!どの魔物も我々では歯が立たない魔物が死んでいる!」


どれも、死骸又は骨それも無惨に


「一体どんな化け物が!?」


「アルバ様!、木が倒れているところに恐らくブラットバイパーの骨らしきものが!!!」


「ああ、こっちも同じだ、、、」


これはいち早く、王にいや、世界に報告しなければ!! 



⭐︎⭐︎⭐︎


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