第49話 ヒメナ

 朝起きるとキャミソールをまくり上げたままのパロマが俺を抱え込んだまま寝ている。そのままソフトに舐めていき、キスをするように少しづつ刺激するとピュッと甘く白い汁が飛ぶ。チュウチュウと吸うとたくさん出てきた。



「あぁ……ロウ様……ロウ様……私……幸せです……こんなに求めてもらって……」



 頭が朦朧のまま幼さの残る少女に抱えられてまた眠ってしまった。1階に降りるとエリスが朝食を作り終えてキッチンで待っている。



「おはようございます。ロウ様。」



 エリスを抱きしめると目を瞑って背伸びするのでキスをしてお尻を軽くタッチする。皆スカート短めのメイド服を着ているので、ダイレクトにお尻を触ることができる。パロマはメイドとして働くようにエリスに頼んでおいた。



 昨日のゴブリンの洞窟に行くと、すでにゴブリンジェネラル、ウェアウルフが待っている。その数は合わせて500ほどになっている。亜空間からゴブリンロードを出す。ゴブリンジェネラルには昨日回収したミスリルの装備品を装備させた。真っ黒の鎧兜と大型の両手剣だ。


 ゴブリンロードは巨大なオリハルコンの斧と鎧兜を装備させた。ルーカスに言い自動で装備させる。武装した500匹のゴブリンが跪く。ゴブリンロードはディエゴと名付けた。ディエゴ達にはこの洞窟を拠点として魔物を狩り、素材を集めさせるように命令した。


 カディスの街に飛び、街を歩く。カディスは港湾都市で、白色の建物が並び、帆船が多く停泊している。



(ディエゴからの情報を元に忍者達に調べさせた情報だとカディスの貴族が奴隷を乱獲しているようです。)



 ディエゴ達の揃った装備品に違和感を感じた俺はルーカスに捜査をさせていた。情報収集したルーカスに案内させてその貴族の元に向かった。この貴族は帆船をいくつも所有し、貿易で儲けているらしく建物は城だ。


 門番も強そうではないので正面から入る。影に潜ませているヴァンパイアが次々に城内の人間を拘束していく。護衛や傭兵も沢山いるが戦力的にはただの人間だ。最上階に行くと派手な服を着た悪趣味なおっさんが裸のエルフを5人ほど侍らせている。



「なんだお前は!護衛はどうした!」



 面倒なので無理矢理に口を開けさせて従属させる。コイツはニコラスと言うらしい。ミノス商会の傘下に入り、尽力するように指示した。


 ニコラスに捕らえている奴隷のところに案内させる。奴隷は一人づつ鍵付きの部屋に監禁されていた。ニコラスに怯えてガタガタと震えている。一人づつ俺の血を飲ませて鍵を外していく。20部屋ほどあり、ダークエルフ、エルフ、人魚など、美人を取り揃えている。


 そのまま全員従属させ、ここで働かせることにした。ここのメイドや使用人も忍者達に血を飲ませるように言い渡している。城を観て回ると悪趣味な調度品はその場でルーカスに収納され、落ち着いたものに変えられていく。廊下も幅3m天井3mほどあり、大きな作りだ。部屋数もあるのでユースの屋敷からエリス達メイドをこちらに移動させることにして、屋敷は孤児院にしてミュレー達に任せることにした。


 エリス達はゲートで迎えに行くと新しく住むのが城だとわかり、目を輝かせている。元から城にいたメイド達はエリス達のいうことを聞くよう命令した。この城をどう使っていくかは後々に考えていこう。



(ルーカス、安全面は任せたぞ。)


(ありがたき幸せ。)



 物理・魔法障壁があれば大丈夫だろう。


 城を任せてネルソンの城から南の森へ向かう。マドカをレッドワイバーンの前に乗せてレーザー魔法で従属化していく。上空から青色の線が次々放たれるレーザー魔法は圧巻だ。マドカがレーザーでシュンシュンと撃っているいるのを後ろから太ももを触りながら見守る。



「もう……ロウ様……あとで……ゆっくりお願いします……」



 そう言われてもやめることなくつるつるすべすべの肌を堪能した。しばらくすると森で土埃が上がる場所を見つけた。ネルソンだな。急降下してネルソンの前に立つと一斉に跪いた。レッサーデーモン10匹もネルソンの後ろで跪いた。

 ネルソン達の装備はオリハルコンを装備しているので付け替えなくてもいいな。ルーカスがグラスを跪く一匹ごとに配られる。



「飲め。」



 ネルソン達デーモンは一気に盃を開ける。体を震わせたがすぐに持ち直した。ネルソンはアークデーモンに、レッサーデーもたちはグレーターデーモンに種族進化した。ネルソン達は全員ジェントルマンだ。狩りを続けさせてレッドワイバーに乗る。ワイバーンで北に進ませて、マドカの空撃を続けていく。



「んっ……ぁあ……ロウ様……」



 あまり執拗に摘んだりもんだりするので、マドカがフルフル震えている。魔族の城を通り過ぎて更に北へ行く。気温がかなり下がってきた。ジャングルのような密林たったが、針葉樹の森に変わっている。


 森は大型のサーベルタイガーとサイクロプスがいるようで飛んでいる後方を見ると土埃を上げて追ってきている。よく見えないけど。森が切れると、雪が積もっていて、街が見える。城壁が高くそびえ立っている。


 要塞だ。壁の上には線路が引かれて、移動式のバリスタが2基設置されている。3mのサイクロプスをそのバリスタと魔法使いで壁の上から攻撃している。


 離れた位置で地上に降りてフレイムリザードに乗り換えて街道を進んで街に入る。街はオビエドと言う街で科学が発展している。鉄を使った城壁や、機械が所々に使われていて、所々蒸気が噴き出ている。



「ロウ様、ここは変わった街ですね。」



 マドカは2つの膨らみを俺に擦り付けて歩いている。少し歩いていると街にサイレンが鳴り響いた。


 人々は慌てて走り回りパニックになっている。



「何かあったのか?」


「ドラゴンだよ!みんな殺されちまう!」



 ドラゴンか。ラファイラを召喚する。



「ラファイラ、ドラゴンみたいだが知り合いか?」



「そんな気配は感じないがな…」



 上空を3匹ほど飛び回るのが見えた。



「レッサードラゴンだな。飛龍に近く、体も5mくらいだからそれほど脅威じゃないぞ。」



 レッサードラゴンは火炎の玉をはいて、街を破壊している。



「マドカ、正体を隠して従属化させて。」



 マドカは頷くと、体を透明化させて飛行魔法で飛んでいき、レーザー魔法で簡単に3匹を仕留めた。レッサードラゴンは一瞬で従属化させて遠くの空へ飛ばした。


 ワイバーンよりも強そうだし騎乗用に使うようにしょうかな。街を歩いていると衛兵が騒がしい。誰の魔法なのかを突き止めようとしているようだ。まぁ俺までたどり着くことはないだろう。その後、ルーカスを通じて国の内政を調べさせることにした。


 イデンの別荘に飛ぶと、担当のフィーが笑顔で迎えてくれる。



「ロウ様、おかえりなさいませ。」



 ソファーに座り、考え事をしているとフィーがスコーンと紅茶を出してくれた。

 スコーンはバターとはちみつが添えてある。


 サクサクだが中はフワッとしてかなり美味しい。食べているとフィーが横に座り、ネコミミを擦り付けてくる。美少女の顔に顔を近づけると目を瞑った。チュッと軽いキスを繰り返すとキスをしたまま少しづつ膝の上に乗ってきた。フィーはフリルの半分透けている白レースエプロンを着けているが下は裸だ。



「ロウ様失礼します……」



 フィーは俺の服を全て脱がせて、体を舐めていく。涎でベトベトに俺の体全体を濡らすと、すけすけのエプロンの前をずらして山をタブンと出して擦り付けてきた。柔らかな山々がツーッと肌を通っていく。しばらくフィーの柔らかな感触を楽しんでいると自分でエプロンの下をまくり上げて、腰を前後させてくる。


 涎とフィーのヌルヌルの汁で凄く気持ちいい。フィーは自分の山を搾り俺の口に含ませてくる。ペロペロと舐めると白く甘い汁が吹き出てきた。



「んっ……ロウ様……いいです……もっと……もっと……」



 どんどん甘い汁が溢れてきてゴクゴクと喉が鳴る。



「ロウ様…んっ…も…もう…我慢できません…すみません…」



 フィーは腰を少し浮かせて探るように腰を動かして自分の中に俺を入れていく。チャプと音がしてコリコリの突起が締め付けて外に締め出そうとするがフィーが腰をおとしてプスプスと沈むように入っていく。


 フィーは自分で体を上下させ、ジュポンジュポンといやらしい音を立ててキスをし続けてくる。激しく揺れるために涎が口から漏れ出て垂れていく。



「ロ……ロウ様……ずっとこうしたかったんです……んんっ……」



 フィーは身体を痙攣させるとシャーッと汁を漏らしてびくびく痙攣した。そのままフィーの寝ている山をチュウチュウと吸い続けて寝てしまったようだ。起きると庭の林がライトアップされていて全く違った景色になっていた。


 キノとミリが夕食を作ってくれていた。シャツを着てキノとミノにキスをして、抱きしめると二人とも身体をクネクネと密着させてきた。夕食はチキンドリアだ。スープやサラダ、ウィンナー等も有る。どれも美味しかった。


 キノとミリに身体を拭いてもらい、寝室に上がっていく。寝室には大人の美女エルフが立っている。たしか…



「ヒメナと申します。パロマの母です。こんな年を取った私でもよろしいでしょうか…」



 ヒメナはパロマと同じ銀の長い髪、青色の瞳、真っ白な肌。幼いパロマとは違った大人の香りをプンプンとさせている美女だ。ライトグリーンの下着を着けていてバランスの良い山々が前に主張していて、いい形をしている。


 ヒメナを強く抱きしめる。パロマの中の記憶がフラッシュバックする。抵抗も虚しくゴブリンに服を剥かれて白い汁を無理やり出されて飲まれ、ブツブツの突起を、無理やり何匹も入れられた記憶だ。ヒメナを強く抱きしめて情熱的に強くキスをする。白い身体を強く撫でていく。



「んっ……ロウ様……あっ……」



 ヒメナも体を身体を熱くしてクネクネとして、足をもじもじとさせ、絡ませてくる。ヒメナは俺の服を全て脱がし、俺はヒメナの下着をなるべくキスをやめないように脱がした。ヒメナは何もしなくても山頂からピューッと白い飛沫を上げて俺の体にかけてくる。



「あっ……ロウ様……ごめんなさい……興奮してしまって……んっ……」



 お尻を握るように撫で、ぷっくりした部分に手を回すとビクッと身体を痙攣させてプシャーッと床に勢いよく汁を漏らした。



「あっ…ロウ様…見ないで…」



 キスをずっとしたまま、ヒメナの中に押し入っていく。ヒメナは時折汁を吹き出させながら締め付けながら身体を揺らして擦り付けてくる。



「あぁ…ロウ様ろ私の全てを上書きしてください…あっ…あっ…ありがとうございます…あっ…あっ…」



 ヒメナは何度も身体を痙攣させながらもずっと唇を離さなかった。

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