第50話 アリシア
朝起きるとヒメナの山々に顔を埋めていた。起こさないようにチュウチュウと吸うと甘く白い汁が吹き出てきた。甘くコクがある。美味い。
「あぁ……ロウ様……嬉しいです……もっと飲んでください……」
ヒメナの汁を堪能したあと、テラスの風呂で身体を洗ってもらい、お湯に2人でつかる。ヒメナはキスを求めてきたので、肩を抱き寄せて何度もキスをした。
1階におりてフィーの食事を食べ、ネコミミを撫でながらキスをする。縁側で紅茶を飲みながらルーカスの報告を聞く。この国はバンプローナと言うらしく、北の魔物を抑えるために高い戦闘力を持つ者を常に求めているらしい。
特にこのオビエドは魔王城と近いため激戦区で、何度も城壁を壊されたり、空からの襲撃で街を破壊され、その度に多くの戦死者を出しているらしい。
オビエドから北にに飛ぶ。オビエドからは見えないあたりで、五右衛門とルイーザを呼ぶ。
「五右衛門は地上を、ルイーザは空を魔物から守ってくれ。強い魔物はなるべく仲間に、あとは素材として回収しろ。」
二人とも獰猛な笑みが隠せない。五右衛門は忍者部隊を呼び、フレイムリザードに乗って駆けていった。ルイーザはハイヴァンパイアとダークエルフを召喚してワイバーンに乗り、飛び立っていった。俺もレッサードラゴンに乗り、様子を観に行く。
五右衛門はフレイムリザードに乗り、集まる魔物を次々と一刀両断している。忍者たちがフレイムリザードに乗って、大量の魔物を引き付けて五右衛門のもとに送っているようだ。五右衛門の刀は魔物を魔力を吸うほどに強くなる。今もどんどん強くなっていっているだろう。
空はルイーザやハイヴァンパイア、ダークエルフが離れて定間隔にホバリングしており、向かってくるワイバーンやレッサードラゴンを次々と落としている。従属した魔物を囮にして更に魔物を呼び込んでいる。二人とも従属する魔物をどんどん増やしている。任せても大丈夫そうだな。
オビエドから東に進む道があったのでロゼとマドカ、ソフィアを召喚してレッサードラゴンに乗って道沿いに飛び、魔物を従属化させていく。このあたりの魔物はサイクロプスやオーガが多いな。しかしこれまで見たやつよりも大きい。サイクロプスは5mほど、オーガも3mほど、今までの2倍近くある。
移動は遅いのでフレイムリザードとファイアリザードを大量に召喚し、従属させたあとは騎乗させて後を追わせる。
「止まれ。」
部隊を全停止させ、レッサードラゴンを急降下させる。サイクロプスに掴まれている人間がいる。レッサードラゴンから飛び降りてそのままオリハルコンの両手剣でサイクロプスの腕を斬り落として手の中を見てみると、すでに兵士は潰されていた。
間に合わなかったか。サイクロプスは10匹いて、馬車を壊し、兵士の何人かは動かなくなっている。全てのサイクロプスを胴から両断する。サイクロプスは血を吹き出して亜空間に収納された。
潰されていたのは護衛のようで、他の護衛が50人ほど、倒れている護衛を手当てしている。大人数だな。それに装備が全てオリハルコンで装飾も派手だ。豪華な服を着ているものは下半身が無いため、すぐに俺の血を大量に飲ませた。肩から先がない者、欠損が有る者も俺の血を飲ませて治癒させる。
「あなた様は神の使徒でしょうか。」
そんな大げさなものじゃないがな。下半身がなくなって死にかけていた女性が衛兵に布を巻いてもらいひれ伏している。見ると兵士も含めて全員女性だ。
「危ないところを助けていただき、感謝いたします。オビエドからビーゴに向かう途中にサイクロプスの大群に遭遇してしまい、全滅の危機でした。私も……」
途中まで言うと女性は思い出したのか泣き出してしまったので体を起こしてやり抱きしめてやる。
「あぁ…あなた様のお名前は何と言われるのですか。私はアリシア=バンブロ…いえ、アリシアと言います。」
「俺はただのロウだ。たまたま通りががっただけだけだから気にするな。俺もビーゴの町に行くところだ。このまま護衛しよう。」
「ありがとうございます。体制を立て直してから出発します。」
しかし、苗字がこの国名とはな。お姫様だったのか。それにしては護衛が心もとないな。何か事情があったのかもしれない。
装飾を凝らした馬車は破壊されていた。サイクロプスに最初に標的にされ、姫様を守れなかったのかもしれないな。フレイムリザードを召喚して乗るとお姫様も乗りたいというので前に乗せてやる。
お姫様お抱えのうるさい執事みたいのが出てきそうだがいなさそうだ。兵士は馬に跨り、馬を失った兵士は2人乗りで街道を走る。お姫様は長い黒髪をなびかせてとてもいい香りがする。お姫様は俺のほうに体を預けて、支える俺の手の上から手を握る。
馬の歩調に合わせてフレイムリザードを合わせて歩いているので進行はゆっくりだ。上空で待機させていたロゼ達を先行させて街道沿いの魔物を掃討するよう指示しておいたので魔物は全くいない。
2時間ほど進むと鉄の城壁が見える。城壁は通行料を払えば通れるが俺たちを見ると衛兵が敬礼して通行料を取る感じではない。白髪のじいさんが詰め寄ってくる。
「何だお前は!姫様から手を離せ!」
おお、出てきた出てきた。想定内だな。
「アリシア様失礼。」
アリシアを抱っこしてリザードからおろしてやり、お辞儀して逃げるように退散した。
「あぁ…ロウ様…」
後ろで、アリシアがじいさん執事をしかりつけているのが聞こえるが、面倒なことになるのは嫌だからな。リザードを収納して街を歩く。街は兵士や冒険者ばかりで装備品や日用品、食事屋など、必要最低限の商店がある感じだ。しかし、最前線の割には装備や素材もあまり良いものがないな。
(ロウ様、我らはミスリルタイマイの鉱石で確保しておりますが、オリハルコンはとても貴重で、市場にはあまり出回っておりません。)
ポンポン作ってるから感覚が麻痺してるな。持っててよかったミスリルタイマイ。ヒヒイロカネがまた出てきたら五右衛門と同じ太刀を作ってもらおうかな。ウトレーラの別荘に飛び、玄関から入るとマドカが胸に飛び込んできた。
「ちっともここに寄らないんだから……もう知らない……」
と言いながら瞳を閉じて背伸びし、顎を上げて待っている。水色の細い髪を撫でながら優しくキスをする。
「んっ……もぅ……」
身体を擦り付けてくるマドカ。背中に手を回すと。後ろは裸だ。エプロンしかしていない。キスを続けながら真っ白な素肌を背中からお尻にかけてソフトに撫でていく。マドカは懸命に背伸びをしながらぷるぷると足を震わせている。お尻から少しづつ内もものあたりをさすっていくと、ビチョビチョになっている。
「ロウ様が相手してくれないからいけないんですよ……」
マドカの後ろに周り、ビチャビチャになっているところを両手で広げてジュルジュルと吸っていく。
「あっ!……ロウ様……もっと舌を中に入れて吸って……」
ジュルジュルと奥から吸い出しているといつの間にか前のテーブルに真っ赤な血のグラスが置いてある。マドカは何も言わずにゴクゴクと飲み干した。開けていたところがギュッと締り、熱くなってきて、奥から溢れる汁も熱くなってくる。膝がガクガクになり、ブルブルっと震えると少し収まったがハァハァとマドカは息切れしている。
「ロ……ロウ様との繋がりを強く感じます。お願いします。もっと繋げて下さい。」
マドカはそう言うとふるふる震えながら自分で広げてお尻をフリフリしている。腰のあたりで縛っているエプロンの紐をほどいて、エプロンの裾を咥えさせる。
「んふっ……はやふくらはい……」
ペロンとめくれて露出した山頂をつまみながらプスプスと音を立てながらゆっくりと中に入っていく。
「んっ……おっ…おっとくらはい……」
エプロンは涎でベトベトになり、床にポタポタと垂らしている。パンパンと打ち付けてやるとその度に軽く痙攣して、お尻の下から飛沫を上げる。
コリコリと山頂をつまんでいると前方にプシュップシュッと白い汁が吹き出てきた。
「あぁっ……ロウはま………しうが……ではう……あっ……あっ……」
崩れ落ちそうになるマドカを無理矢理に立たせて静かな部屋にパンパンと音を鳴り響かせた。
ぐったりするマドカを別棟のメイド室に寝かせて縁側のリクライニングチェアに横になる。金髪グラマーな人魚オリビアがスケスケの水着で手伝いに来ている。普通にエロ過ぎだろう。冷えたアイスティーをテーブルに置いてすぐ横に立つのでお尻をサワサワと触ってしまう。
「ロウ様に触られると幸せですわ。好きなようにお触りください。」
足をモジモジしている。かわいい。
(主様。五右衛門、ルイーザ以外の序列から楽しそうだから魔王領境界の戦列に加えてほしいと打診がありましたがよろしいでしょうか。)
五右衛門もルイーザも楽しそうだったしな。
(あぁいいよ。無理しないようにね。)
(承知しました。あと、五右衛門、ルイーズが従属した、なかなか強い魔物を紹介したいですがよろしいですか。)
(あぁ、いいよ。)
モジモジするオリビアの太ももを後ろから撫でながら待つ。スベスベでヌルヌルだ。小さく震えている。オリビアは声を懸命にこらえている。
屋敷の泉の外側に2匹の魔物が跪いて現れた。
ライカンスロープとメデューサだ。
ライカンスロープはライオンの獣人で全身が黄色の毛で覆われていて筋肉ムキムキだ。メデューサはヘビの髪とヘビの下半身で口からチロチロと2つに割れた舌を出している。しかし美人だ。
「血を分けてやる。」
目の前に出されたグラスをぐいっと飲むとライカンスロープは金色の毛色に、メデューサは人の下半身と髪が足元まで伸びて山がすごいボリュームになって立っている。オリビアを撫でる手に力が入ってしまう。
「んんっ…」
オリビアがぷるぷる震えてポタポタと床に汁を垂らしている。金ライカンスロープはバレオ、美人メデューサはビオランテと名付けた。
ルーカスによって、バレオにはオリハルコンの金の鎧とナックルがビオランテには隠れているのか隠れていないのか分からないくらい際どい黒のビキニアーマーとロゼと同じ赤黒い鉄弓が装備された。
2人の話を聞くと魔王軍でも幹部クラスのようでロウにより一刀両断されたらしい。この大陸の魔王はまだ子供のようだが強さはわからないという。魔王軍の前線が崩壊したため送り込まれたが返り討ちにあったらしい。五右衛門とルイーザ凄まじいな。
(現在こちらの軍は1000を超えています。)
まだ半日だぞ…
「バレオとビオランテは俺の血で自分の部隊を作り、俺に見せてくれ。装備は俺が用意する。期待しているぞ。」
「は!この命果てるまで!」
幹部と言うだけあり2人とも序列9位のイサークよりも強いな。四つん這いになりハァハァ言って、ポタポタ汁を吹き出しているオリビアを立たせて、キスをする。涎を垂らして身体を擦り付けてくるが、今日は焦らしてみよう。フラフラしながら料理を作るオリビアを観察しながら椅子に座る。
フラフラしながらも料理は最高に美味しい。さすがオリビアだ。海の幸のことは知り尽くしている。
「あぁ……ロウ様……」
オリビアにお休みのキスをして寝室に上がっていく。ドアを開けて寝室に入ると昼に見た姫様がいる…あれ…姫様じゃないか…どうしてここが……
(執事の命を半分生贄にして悪魔召喚をしておりましたので私の配下を顕現させて事情を聞くと主様にもう一度会いたいとのこと。この娘の全てを捧げさせて、会わせてやることにしました。)
そうなんだ…全てを捧げたんだ。なら俺も全力で答えよう。姫様の欲望に。いつになく真面目に。
「あ……あの……またお会いできて……本当にお会いできてよかった……もう会えないかと……」
王女は大粒の涙を流して手を胸の前で祈るように握りふるふる震えている。その手をぎゅっと強く包むように握りる。姫様が瞳を閉じたので肩をそっと抱き寄せて優しくキスをする。
「あぁ……ロウ様……夢のようです……私の……私のロウ様……私……もう……」
姫様は色白で黒髪を後ろでまとめて山々が雄大にそびえ立ち、腰はくびれてお尻もプリッとしている。顔は美人お姉さんといった感じだ。白の花柄ドレスに立体的な桃色の花をあしらった飾りがついている。ヘアバンドにも飾りがついている。
ドレスはアリシアの山々を強調するように考えられ、タイトな作りで体のラインが強調されており、スリットが太ももの付け根あたりまで入って目がいってしまう。チャイナドレスに近いな。ボディラインが良く分かるドレスの上から強く抱き寄せて、お尻をモミモミする。
「あっ…ロウ様…」
アリシアも身体をクネクネさせながら強い力で抱き寄せてくる。俺は冷静に周りを観察してアリシアの欲望を推察する。
「誰っ!ロっロウ様!誰かが入って来ています!」
うん知ってた。幻覚魔法です。怯えるお姫様を抱き寄せてお尻を揉み続ける。
「えっ……ロウ様……んっ……」
テーブルから収納しておいた黒い棒を亜空間から出して、姫様のチャイナドレスの後ろのヒラヒラをめくり上げて下着に突っ込み、魔力を流してブーンと振動させる。
「あっ……ロウ様……だめです……他の者が見てます……あっ……」
綺麗な刺繍の入った純白の下着に固定させると、下着の中でブーンと音を立てて振動を続ける。そのままチャイナドレスの横にある紐をブチブチとちぎっていく。周りにいる人はまだ汚れを知らないような若い青年たちで、目を輝かせて千切られる様子に目を輝かせながら凝視している。
「あっ……見られてしまいます……あっ……」
アリシアの後ろに周り、ちぎって胸のあたりまでスリットになったドレスに手を入れる。山頂はすでに固くコリコリしている。少年たちに見えるように荒ぶる山々を表に出してやり絞り取ると山頂からタラタラと白い汁がにじみ出てきた。片方の手で黒い棒を触ると振動がアリシアに伝わり身体を小刻みに痙攣させる。
「あっ…ああっ…」
下着はたっぷりと水分を吸い、床にポタポタと汁が滴り落ちる。チャイナドレスの前の裾をアリシアの口に噛ませてやる。
「ろうはま……うぅ……もう……がまんへきまへん……」
段々と振動の強さを上げていったので下着の中で黒い棒が荒ぶっている。下着から黒い棒を抜くと、ブルブルっと身体を痙攣させてプシャーっと下着の中で吹き出した。
アリシアは周りの目を気にしながら山頂を手で隠して目線を下にしている。ベチョベチョになった下着を下ろすと糸を引いた。
俺はすぐ後ろの椅子に腰掛けて膝の上にアリシアを乗せる。口には裾を咥えさせたまま恥ずかしそうにしている。腕を俺の首に回させて山頂を少年たちに見せてやりながらコリコリと絞るとプシャーッと少年たちに白い汁がかかる。少年たちは手で拭いて口元に持っていき、ねぶっている。
「いや…舐めないで…」
ぷるぷると震えるアリシアの濡れるお尻を持ち上げてプスプスと音を立てて中に入っていく。
「んんっ……ほうはま……んん……ん……み……みられひゃう……」
アリシアの足を広げてよく見えるようにしてやり身体を上下させてやる。大きな山々は大きく上下左右に荒ぶるので両手で絞り、白い汁を吹き出させる。
「んっ……んっ……ろうはま……んっ……」
ジュボジュボと音を立て始めると時々シャーッと汁を吹き出して少年たちにふりかけた。それを見たアリシアは顔を赤くして照れてさらに俺をコリコリで締め付ける。しばらくするとアリシアは自分で荒ぶる山々をもみ搾って少年たちに吹きかけるようになった。身体を痙攣し続け、俺に身体を預けるようになってからも無理矢理に上下させ続けて汁を吹き出させた。
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あと書き
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