第45話 リラ

 朝起きるとテラスから優しく日が指している。木漏れ日になっていて、鳥のさえずりが聞こえる。隣にはラファエラが寝ている。胸元を優しく吸う。



「んっ…も…もう…んんっ…」



 腕の中に優しく包みこまれた後、テラスでゆっくりと湯につかる。横から身を預けるラファエラを撫でながらキスをした。


 下に降りると、エリスとフィーとキノが食事の準備を済ませていた。椅子が増えており、ドラゴニアも一緒に食べている。どのドラゴニアも頬を赤くして目を合わさない。かわいいな。食事を終え、縁側に出て、五右衛門を召喚する。



「五右衛門、部隊はどうする?」


「はい。昔の知り合いに会いに行こうかと思っています。」


 ラファエラを竜化して、五右衛門が向かいたいと言う北を目指す。鍛冶の街ムールを通り越しさら北へ。コルトバに着いた。大聖堂など大きな建物が多い。3人で街に入ると観光する人、礼拝に来た人で賑わっていた。大通りには食べ物の露店や土産物が多く並んでいる。五右衛門は路地裏に入り、寂れた聖堂に入る。囲まれているな。



「久しいな。」


「あなたのことは父から聞いている。剣の道を探求して人外となったとな。」


「そうか…もうあいつはいないのか。実はこのロウ様に今は仕えていてな、五右衛門と言う名をいただいた。ともに戦う仲間を探している。」


「俺たちは傭兵だ。金で動く。」


「傭兵になったのか。以前は主を支える集団だったはずだが。」


「今は時代が変わった…父は仕える主君に殺された…」


「そうか…また、主君に仕える気はないか。」


「……。」


「少し済まない。五右衛門の主人でロウと言う。金で動くなら金で雇おう。1年間、全員雇うといくらだ。」


「1年か……俺達は50人居る。1人5万シーロ(500万円相当)、全員で、250万シーロ(2億500万円相当)だ。」


「そうか。なら、全員雇おう。ルーカス。」


「はっこちらをお収めください。」



 スーツケースから250枚の白金貨を出す。



「なんだと……正気か……あなたは……あなた様はどのような方なのですか?」


「あらためて聞かれると返答に困るな。ルーカス」


「は!ご主人様は従業員300人を抱え、各国、各都市に10店舗を展開させるミノス商会の代表であり、フレイムドラゴンなど、ハイヒューマン、悪魔など1万を超える魔物を従える魔王であります!」


「いやいや。魔王って……魔王じゃないでしょ。本当の魔王に怒られるよ」


「五右衛門殿、その話……」


「本当だ。」


「……よろしければ私と手合わせいただけないでしょうか。」



 街を出て、しばらく行ったところの丘で相対する。



「それでは御免!」


 苦無を投げてきたが素手で摘む。その隙に死角から片手剣を下から斬り上げてくる。五右衛門と比べたら遅いが悪くない動きだ。悠々と片手剣を親指と人差指で摘み、剣を折る。


「ま…参りました。相手の力量を読み間違えるとは私もまだまだ未熟のようです。お金は頂かなくて結構です。あなた様にお仕えさせて頂けないでしょうか…」


「ああ。頼む。ただし五右衛門の元でな。一度全員集めてくれ。」


「ははっありがたき幸せ。」



 しばらく待っていると、ゲートから続々人が現れる。黒装束だ。忍者だな。しかし、ずいぶんとみすぼらしいな。よほど金に困っていたのか。



「ルーカス」


「は!上位10名にはオリハルコンで鎖帷子と小手と鉢金、片手剣を二振り、ブラックワイバーンの皮で黒装束を作らせました。他の者はミスリルとワイバーンの装束です。この筆頭の者は切断特化のオリハルコンの剣、透明化、影移動をブラックワイバーンの装束に付与しました。」



 跪く忍びの装備品が変わっていく。完璧やん。



「ご主人様血を失礼します。」



 そう言うとルーカスに吸血される。



「この血はご主人様の血だ。有り難く頂け。」



 五右衛門と忍者10人が飲み干すと、苦しみだすがすぐに立て直す。忍者たちはハイヒューマンに存在進化した。五右衛門は進化までしなかったがステータスがかなり上がったな。



「ここを拠点にして、力をつけてくれ。あとは五右衛門の指示に従え。」


「はっ!」



 ルーカスに五右衛門が全員召喚できる指輪を渡しておくのと、拠点を作り直すよう指示した。京子から店に呼ばれていたので五右衛門とゲートで飛ぶ。



「おう!ヒヒイロカネの剣できてるぞ。京子さんのおかげですごくスムーズだわ!」



 五右衛門が受け取る。前より少し大きいか。緋色に光る太刀だ。美しい。



「自動修復と魔力吸収を付与してある。ヒヒイロカネは魔力で切れ味が上がるから魔物を斬るほど切れ味が強化されるぞ。」



とんでもないな。するとルーカスが生えてきた。



「ご主人様、あの剣は私の障壁を害する可能性があります。ご主人に刃が届きうる可能性があり、危険です。」



 それほどか…まぁ五右衛門なら大丈夫だろう。



「あと、ヒヒイロカネのナックルできてるぞ」



 ラファエラを召喚して装備させる。ナックルは真っ赤な五本指のグローブだった。

装備するとピリピリと空気が震える。ラファエラの膨大な魔力を吸っている。



「たまげたな…どんな魔力なんだ…。そ…そのナックルには貫通と放射化をつけてある。魔力で念じればコントロールできるぞ。」


「後は、頼まれていたドラゴンの装備だ。旦那のはルーカスの手助けで物理・魔法障壁、自動洗浄補修をつけといたぞ。」



 メンバーを指輪で呼び、受け取らせる。俺のは少し重い見た目だが普段着で使えそうだ。物理・魔法障壁というとルーカスの障壁のことか。五右衛門が魔物討伐に行くというのでついていく。


 五右衛門はムールから東へフレイムリザードに乗って森に入ると乗ったまま太刀を振るっていく。ブラッドスネイクやヘルハウンドなど3mを超える魔物を水を斬るが如く簡単に両断していく。


 素材は自動で五右衛門のネックレスに収納されていく。従属した魔物には京子の亜空間収納アクセサリーが渡されていて、魔物を倒すと自動で亜空間に収納される仕組みだ。


 このアクセサリーシリーズからは全て同じ亜空間に仕舞われていき、ミノス商会で商品として捌かれていく。京子によって毎日このアクセサリーシリーズがどんどん量産されて、魔物に装備させられていく。恐ろしい流通だ。


 少し夕食には早いがムールの別荘に行ってみよう。一人でルーカスのナビで歩いて向かう。クラカの別荘とほぼ同じだが、生えている木の種類や泉で泳ぐ魚が違う。中には誰もいない。


 別荘には俺の許可なくメイドも入れないことにした。来て欲しいときは指輪で呼ぶか、ルーカスにメイドを送ってもらう。指輪も京子に作り直してもらい、相手が指輪を持っていなくても相手をイメージするだけで強制的に召喚させることができる。召喚の登録は個別に必要だが。


 外の縁側に出てリクライニングチェアに腰掛ける。少し大きめだ。改良されている。フィー呼ぶと、ネコミミメイドのフィーが現れる。少しビックリしているが周りを見渡して理解したようだ。



「ご主人様、お呼び頂き光栄です。」



 リクライニングチェアの俺の隣に横にさせ、抱き寄せてキスをする。



「んんっ…」



 メイド服を前から開いて肌の温もりを顔で確かめる。



「あぁっ…ロウ様…うれしいです…」



 フィーのたわわな胸を揉みしだいて山頂を舐める。しばらくするとプルプルとフィーが震えだして、甘い汁がにじみ出てきた。



「えっ…何…」



 フィーも亜人だからな。前は刺激が足りなかったのか。溢れ出る白い汁は爽やかな甘みだ。手で強く絞り出し、チュウチュウと吸うと次々溢れ出した。



「んんっ…ロウ様…恥ずかしいです…何か出てきます…あぁっ…でも気持ちいい…」


「もっと…もっと…吸ってください。」



 顔を赤くして身体をビクンビクンと震わせている。溢れる白く甘い汁も量が出てくるようになる。しばらくするとメイド服のスカートまでグッチョリと濡らして体を痙攣させ始めたので、服を半分脱がせたまま俺の上に跨がせ、腰を浮かせて中に入る。



「あぁっ…う…うれしいです…も…もっと吸ってください…」



 フィーは山頂の甘く白い汁を吸われながら自分で体を上下する。ぐったりしたフィーをソファーで寝かせて布団をかけてやる。2階の部屋の前にルーカスに許可しておいた今日の当番がいる。



「え…えっと…今日の担当させていたたきます…リラです…今日…コルトバでハイヒューマンにしていただきました…」



 リラは黒髪を肩まで伸ばしていて、瞳がキリッとしたツリ目美人だ。小柄で細く、2つの山はその細さとはかけ離れて大きい。黒いキャミソールから山がこぼれそうな美人くノ一だ。リラのお尻を掴んでゲートをくぐる。



「えっ…どこここ…」



薄暗くカビ臭い。数々の道具を見て考える。…概ね理解した。



「誰だっ!」



 俺を見て驚いたリラはさっと飛び退いたが、俺はリラの手を掴み、力ずくでそのまま壁の縄に固定した。すぐ、口に猿ぐつわをつける。舌を噛まれてはいけない。両手を上げ、Yの字になるリラを見る。



「はなへ!」



 猿ぐつわでしっかり喋ることができない。こちらをキッと睨み、縄を外そうと懸命にもがいている。足も力ずくで縄に固定させる。猿ぐつわで口が閉まらないのでリラの口から涎が垂れる。顔を手で固定させて舐め取り、猿ぐつわごと唇を舐める。



「んんっ…や…やめろ…」



 どうしても目がいってしまう2つの暴力的な胸を黒いキャミソールの上から山頂からキュッと摘む。



「んんっ…くっ…」



 キャミソールを着たままに横にずらして山を表に出させ、麓から優しく山頂へ絞っていく。



「んんっ…」



 プルプル震えるリラ、たぷんたぷん震える山。様々な道具がある。鞭や、ロウソク、爪を剥がすやっとこ、ナイフなど。拷問部屋なんだろう。黒い棒を選び、魔力を流すとブーンと振動し始める。ローションをたっぷりとつけ、バタバタするリラのミニの黒いキャミソールから少し覗く純白の下着に突っ込んで下着に固定させる。



「な…なんら…うう…はるせ…」



 静かな部屋でブーンという音が響き渡る。再び山をマッサージする。しばらくすると白く甘い汁が漏れ出てきた。



「いや…何れ、」



 下半身をピクピクさせると、山も連動してたぷんたぷん揺れ、ビュッビュッと白い汁が飛び散る。ハイヒューマンいいね。最高だ。ツリ目美人の甘く白い汁に貪りつく。両手で強く揉みしだき、ジュルジュルと音を立てて吸う。



「や……やめお……ふうな……あっ……」



 出てくる量が少しずつ多くなるにつれ、リラも身体を大きく震わせ、痙攣していく。そのまましばらくジュルジュルしているとポタポタと床に汁が垂れる。黒い棒に魔力を流すと大きな振動が強くなり、大きなブーンと言う音を立てた。



「んん!やめへ…やめへくらはい…」



 足がガクカクして、足では支えられなくなっている。しばらく山をジュルジュルと味わっていると黒い棒が痙攣する動きに耐えられずにカランと床に落ちた。同時に強く痙攣して、プシャーッと汁がこぼれる。白い下着を足首まで伸ばして下ろすと透明な汁が糸を引いている。



「や…やめへ…おねあいしまふ…」



 溢れてくる汁を足から舐め取り、源泉にたどり着く。奥から吸い出すように吸い込むとピクッと身体を跳ねさせる。甘い。ねっとりしていて美味しい。縄を長くして俺の顔の上に座らせる。



「んんっ…」



 お尻をペチペチと叩くと奥からさら溢れてくる。



「やめへ…あっ…」



 山から白い汁を、口からも涎をたらし、俺の顔と頭に垂らしてくる。リラは身体を前後させて俺の口に擦り付けてくるようになった。腰を掴んでリラを少し浮かせて中に入ろうとする。



「だ…だえ…んん…」



 激しく痙攣して身体を震わせているリラの窮屈な中を分け入っていく。中のコリコリのヒダヒダが生きているように外に出そうと締め出してくる。強引に突き上げるとさきっぽが奥に当たる。



「んんっ!いや…あぁっ…」



 プシャーッと勢いよくリラの乳房から白い汁が飛び散り俺の体に降り掛かった。俺は状態を起こして溢れる甘く白い汁を絞り出して吸う。リラは自分で体を前後させてコリコリのヒダヒダを摩擦させてくる。


 チュパチュパとリラの乳房を吸い続けていると、リラが動くのをやめてぐったりした。猿ぐつわを外してやりよだれで口の周りがベチャベチャの唇を舐め取りキスをする。縄を外して、抱き上げて、ゲートをくぐり、寝室に戻った。


 お湯につからせてやりドロドロになった体を洗ってやる。時々、ビュッと白い汁が出るので舐め取ってやる



「んん…」



 体を拭き、ベッドに横にさせる。しばらくして、起きたリラは抱きついてきた。



「ご主人様…あ…あの…ごめんなさい…私…知らない人と…その…」



 強く抱きしめて情熱的にキスをした。



「あぁ…ご主人様…んんっ…」



 首に手を回し、目に涙を浮かべて体を擦り付けてくる。キスをしながら再びコリコリのヒダヒダの中に入っていく。



「あっ…お願いします…奥まで…んんっ…」



 リラはキスをしたまま俺に四つん這いに覆いかぶさり自分でヒダヒダを前後させてヌルヌルに太腿を濡らしていく。2つの乳房から俺の体に白い汁を垂らしながら、ずっと強く頭を抱え込んで泣きながらキスをした。 


―――――――――――――――――――――

あと書き


「椅子固定最高!」「もっとエロいの読みたい!」

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