第44話 ラファエラ2

 洞窟の外でラファエラがドラゴン化する。前よりも少し黒っぽくなっているようだ。大きさは変わらないが鱗の艶がいい気がしたのでさすってみた。ルーカスがクラカの町に俺用の別荘を建てたというので向かう。各町に別荘を新築中だという。


 クラカの街の外で降り、召喚した小さめフレイムリザードに二人で乗り町に入る。街乗り用リザードだ。目がパッチリした小さくて可愛いヤツ。早速別荘に向かう。街

の中心からは少し外れているが、すごい塀に囲まれている…



「早速来て頂き、ありがとう御座います。わが主。」



 ニョキッとルーカスが生えてきた。

塀は5メートル程あり、かなり頑丈そうだ。びっしりツタが絡まっている。



「壁は悪意のあるものを亜空間に飛ばす仕組みになっており、亜空間障壁による魔法、物理無効化がされております。」



 門も大きく、フレイムリザードに跨ったキエンも通れるくらいの大きさがある。門をくぐると林の中を一本道が続いている。フレイムリザードをゆっくりと歩かせながら見ていく。道路の両脇に小川がサラサラ流れているが、人工的な小川感ではなく、森の中から切り抜いてきたようなサラサラ流れる小川だ。


 林も密林という感じではなく、木漏れ日がこぼれ、日の当たるところに素朴な花が所々群生して、蝶が何匹か舞っている。砂漠の中の街なのに、なんて心落ち着くんだ。中央の道からは塀が見えないので結構広いことが分かる。


 建物の近くまで来た。建物は泉の上に立っている。泉には色とりどりの魚が泳いでいて、蓮のような葉が浮いている。橋の手前でフレイムリザードから降りて橋を渡る。建物は二階建てで二階にはテラスが見えた。


 全面ガラス張りだが中は全く見えない。玄関の扉に近づくと自動で扉が、消えた。中は靴を脱ぐスタイルだ。個人的には大賛成である。靴を脱ぐスペースだけがあり、格式ばった玄関という感じではない。別荘だから来客を前提としていないんだな。


 一階は360度ガラス張りで林の中にいるような感覚だ。真ん中にシックな3人掛けのソファーが配置され、真ん中の木のテーブルを囲っている。所々に鉢植えの木が置いてあり、天井にはつるが所々に生えて、花を咲かせている。


 ソファーの横にバーカウンターみたいな大型のアイランドキッチンがありエリス、キノ、ミリが手を止めてこちらを見てお辞儀している。ガラス張りの外に縁側があり、泉のそばまで行ける。


 床の高さと泉の高さがほとんど同じで床が泉に浮いているような感覚だ。ガラスに近づくと自動でガラスが開く。驚いたことに一枚一枚サッシになっているわけでなく、壁全体が1枚のガラスだ。空いているのは亜空間のゲートで、ガラスの向こうに繋がっている。天才かよ。


 ゲートか開いた瞬間、縁側にシンプルなリクライニングチェアとテーブルが現れたので、座ってみる。林の木が大きいため木の葉の部分が建物を覆っているのがわかる。木の枝に鳥がいて、さえずりが聞こえて、リスみたいな小動物が見える。



「この林は森の一部分をそのまま亜空間で移動させています。」



 そうか。だから落ち着くんだ。自然な森の中にいる感覚だ。エリスがテーブルに冷えたドリンクを置いてくれる。手を出すと、顔を近づけてきたので、キスをした。幸せすぎる。


 エリスを横に抱き寄せて、頭をなでなでしながらしばらく林を満喫する。次第に日が暮れてきた。道の周りや建物の周りの木はライトアップされて、とてもきれいだ。中に入り、夕食を食べる。


 ソファーは椅子に変わっており、テーブルも高くなっている。メイドも一緒だ。中は落ち着いた魔道具の照明がいくつも間接的に部屋を照らしている。ラファエラと2階に行く。


 二階はガラス張りではなく、落ち着いた作りだ。部屋は1つで、大きいベッドが隅に置いてある広い部屋だ。ガラス張りのシャワー室、洗面、机椅子、ソファーが置いてある。


 テラス側もガラス張りになっていて、テラスに出ると露店風呂になっていた。露店風呂の周りは林の枝が近くまで伸びて迫っている。ライトアップされていてキレイだ。テラスの端のほうには背の低い植物が自生している。


 寝室に戻るとラファエラが白いキャミソールに着替えていた。その横には下着姿のドラゴニアが直立不動で頬を赤くして7人立っている。



「あ……主の……今日の……あの……ご相手を……させていただきます……よ……よろしくお願いします……」


 いつもはあんなにキリッと堂々としているのにずいぶんと、しおらしい。初めての乙女のようだ。初めてなのか…?ラファエラは身長が2.5mくらいあり、赤髪をお尻のあたりまで伸ばしていて色白の肌で耳がエルフのように長い。


 あんなに強いのに肌は柔肌のようにスベスベだ。スタイルも背が高いからモデルみたいに良くて2つの山も大きく、キャミソールで谷間を作っている。下を向いて俯くラファエラの角を撫でてやる。



「つ…角は…んんっ…」



 威厳あるラファエラが足をモジモジしている。抱き寄せ、顔を近づけると照れて顔を赤くした。勇気を出して、震えながら唇を近づけてきた。チュッと何度か軽くキスをする。ラファエラは大きいので俺が見上げている格好だ。


 赤い長い髪がサラサラと揺れるラファエラの腰に手を回す。白いミニのキャミソールの上からお尻を軽く触る。



「んっ…」



 ビクッと身体を震わせて俺に抱きつく。時間をかけて体を撫でていると、時折ラファエラはキスを求めてきた。目がトロンとなって、身体を震わせている。



「あ…あの…服を脱がせていただきます。」



 ラファエラはあたふたしながら俺の服を脱がせてくれた。お尻をソフトタッチしながらテラスに出る。シャワーのところにいつの間にかエアベッドが用意されている。


 ルーカスにより、前の世界よりも便利になっていて、エアベッドに横になるとラファエラがお湯を流してくれた。ラファエラは身体を石鹸で泡立て、立っていたドラゴニアも身体を泡立てる。



「し…失礼します。」



 ラファエラは俺に跨り、身体を前後させて洗っていく。恥ずかしそうに声を殺している。



「んんっ…んっ…」



 ドラゴニアたちもそれぞれの2つの山で俺の手や足、顔を洗っていく。柔らかい沢山の山が俺の身体を撫でていく。ドラゴニア達も恥ずかしそうに目線を外して、体を震わせながら身体を動かしている。顔は泡立っていないドラゴニアが担当しているようで、四つん這いに顔にかぶさるたぷんたぷんな山をペロペロと舐めてやる。



「んんっ…ぁっ…」



 その姿を見たラファエラやドラゴニアは恥ずかしそうに、気まずそうにしている。ドラゴニアは皆、美人だ。全員黒髪艶々ストレートで、鼻が少し高め、すらっとして、2つの山がアンバランスにデカい。しかも色白。顔を洗う担当のドラゴニアだけ、甘い声が漏れてしまう。山頂から甘い汁が出てきた。少し強く吸う。



「あっ…だ…だめです…そんなに吸ったら…あぁっ…」



 亜人は基本甘酸っぱかったり甘かったりする汁が体から出てくる。この汁がたまらなく好きだ。ドラゴニアが身体を支えられなくなって、横に倒れると、ラファエラが覆いかぶさってきた。いつの間にか泡をながしている。


 ラファエラも山頂を口に当ててくる。チュパチュパと軽く吸っていると濃厚なトロッとした甘い汁が出てきた。



「ああっ…だ…だめ…だ…そんなに吸ったら…んん…」



両手で絞るように握り絞り出し、どんどん溢れ出す濃厚な汁を強く吸う。



「だめ…もう…あっ…だめ…」



 ラファエラは身体を何度も痙攣させるが、構わず強く搾り取る。他のドラゴニアが恥ずかしがりながら、ラファエラの身体を支えている。俺の体が熱い。ラファエラの甘い汁のせいだろうか。


 痙攣するラファエラをベッドに寝かして、太ももの甘い汁も舐め取っていく。ジュルジュルと奥から舐め取るとさらに奥から溢れてきた。強く吸うとラファエラはまた痙攣する。


 ラファエラに四つん這いに覆いかぶさり、山頂の汁を搾り取りながら中に入る。ん…入れないな…なんかいつもより大きくなりなっている。パンパンだ。身体の大きいラファエラでも窮屈だ。それでも無理矢理にねじ入っていくと、山頂からピュッと汁が吹き出し、顔にかかった。


 奥まで行くと何かにあたった。するとすごい飛沫が出てきて俺の太腿をビチャビチャにした。ラファエラの中は甘い汁でネトネトだ。しかも痙攣するたびに窮屈な中をさらに締め上げる。ラファエラを上下させるとすごい摩擦を、おこす。



「も…もう…だめ…す…すこし…やすませて…あっ…あっ…あっ…」



 しかし、休ませずに痙攣する身体を押さえつけて上下に揺らせる。ラファエラは涎を垂らして一定のリズムで身体を上下させている。 ラファエラを寝かせておき、ドラゴニアのお尻を撫でながら風呂に腰掛ける。ドラゴニアを膝の上に腰掛けさせながら中に入る。



「んんっ…ああっ…だめ…無理です…ああっ…」

 


 かなりの大きさだからすごく窮屈だ。入った瞬間にびっくりしたドラゴニアは涎を垂らして身体を痙攣させ、山頂からの汁を勢いよく飛ばした。手で絞りながら強く吸うとどんどん溢れてくる。太ももにも水圧を感じる。



「だ…だめですっおかしくなっちゃうっああっ…あっ…あっ…」



 しばらくして上下させると気絶したので横に寝かせて次のドラゴニアを膝に座らせる。山頂を絞りながら吸っていると、甘い汁が溢れてきて、太腿を濡らし始めた。腰を少し浮かせてやり、中に入っていく。



「キャッ!あぁっだ…だめですっ…はいらない…こわれちゃうっ…あっ…あっ…」



 無理矢理に入り、上下させる。山を絞り強く吸うと、身体を痙攣させ、甘い汁を垂れ流す。こうして7人がテラスで身体をビクビクと動かしながら横になっている。ラファエラが横に座り、身体を傾けてくる。



「もう…あんなに乱暴にして…もう主しか受け入れなくなっちゃうじゃない…」



 顔を赤くしてこちらを上目遣いで見て来たので肩を抱いて角を優しくキスをした。

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