第41話 ルイーザ

 朝起きると布団はドライでサラサラになっていた。

 裸のマリナがこちらを見つめていた。

 そっと胸元を撫でる。



「んん……」



 ペロペロと乳房を舐めると甘酸っぱいジュースが湧き出てきた。

 つつきながら出る様子を見ては舐め取る。



「あっ……ロウ様そんなに飲んだらだめです……恥ずかしいです……んんっ……」



 マリナは顔を赤くして照れるがまんざらでもない。

 優しく抱き寄せてキスをする。



「ん……ロウ様、昨日はすごくよかったです。」



 恥ずかしがりながら上目遣いでこちらを見てくる。

 周りからラーニングして、忠実に実現した甲斐があったな。


 マリナの村とはミノス商会と取引できるようにルーカスに命令しておいた。

 マリナもミノスの商店で働く事になっている。


 マリナとユースの街を歩く。

 マリナに腕を体にピッタリと固定されている。



「ロウ様、私ずっとあの洞窟で過ごしていたのでこんな街中を歩くのは初めてです。なんだか楽しいです。」



 服屋に行き、かわいい服、カバン、靴を一緒に選ぶ。

 嬉しいのか何着も試着している。

 この店はルーカスのテコ入れが入っているのだろう、店は増築され、商品もかなりの品揃えになっている。

 

 他の店とはデザインが全く異なり、俺の前の世界の要素が大きく取り入れられている。

 立体縫製や伸縮する素材など他の店ではないだろう。

 特に下着は力を入れている。

 

 透けるほどの薄手のもの、面積が少ないもの、ヒモのもの、縁取りがキレイに仕上げられているものなど、どれもいい仕上がりだ。

 店員も最初は1人だったのに今は5人くらいいる。

 俺が行くと店長対応だが。

 際どい下着を含む何着かを購入して、店を出る。



「ロウ様、このような下着が好きなんですか……?これ履いたらまた抱いてくださいますか?」


「ああ、もちろんだ。」


「毎晩、履いて待っていますね。」



 その後、街の露店を歩いて回ったり、ミノス商店のの品揃えを見て回った。

 昼食はエリスのレストランに寄る。


 テラス席に座るとオーダーを頼まなくてもオススメのコースが運ばれてきた。

 今日はデミグラスソースのハンバーグだ。

 中から肉汁が溢れ出す。美味い。

 

 なかなかの再現度だな。

 マリナを屋敷に送り、外の森に狩りに出ることにした。

 ラファエラを通信で呼ぶとゴーという音が空から近づいてきた。

 少し離れた位置にクレーターを作り着地して、跪く。



「主、お呼びでしょうか」


「戦い方を見ておきたくてな。」


 ラファエラは少し考え、魔力を練ると周りの空気が震えた。

 空に向かって口を開けると赤と青の入り混じったコロニーレーザーみたいのが雲を突き破り放たれた。

 火属性のドラゴンブレスだ。地面に放ったらこの大陸なくなるんじゃないか?



「加減は出来るか?」


「威力を上げることは出来ますが小さくするのは苦手で……」


「武器は何か使うか?」


「この拳です。」


 ラファエラは息を深く吐きながら構え、正拳突きをする。

 パンッッと音を立てると音速を上回ったのか衝撃波が遅れてくる。

 綺麗な突きだ。


 構えからの動作に無駄がなく、多分俺がじゃなかったら構えるところから見えずに拳を突き出すところでやっと視認できるくらいだろう。

 時間がある時は常に突きをしているようだ。この突きは惚れ惚れする。


 ラファエラは魔力が膨大自分の魔力で作った魔装束を纏う。

 赤みがかった黒で統一されたジャケットとズボンでライダーズみたいな感じだ。

 かっこいい。女の子にモテモテだろう。


 常に魔力を吸収し続けており、その魔力の底が見えない。魔物丸ごと吸収してその能力も奪えるようだ。

 ユースからドラゴン姿のラファエラに乗り、東へ飛んだ。

 かなり上空を飛んでいる。

 

 すぐにイデン、ウトレーラ、バニーの洞窟を通り過ぎた。

 バニーの洞窟から少し飛ぶと城下町が見える。

 禍々しい雰囲気の町が森の中にあった。



「主、あの町は認識阻害の魔法で見えなくなっている。他の者たちには見えないはずだ。」



 怪しげな町だな。

 ラファエラに姿を消す魔法をかけてもらい、町に潜入する。

 住民は角が生えて、肌が黒い。



「主、あれは魔族だ。魔族は言葉を喋るが基本人間を餌としか見ていない。」



 そうなんだ。城にいるやつが一番強いんだろうな。

 町を見ながら城を目指す。

 魔族は商売をしたり、食べたりとかはしていない。


 何かの打ち合わせをしたり、何かを考えているようだな。基本皆無表情だ。

 2人で城に侵入して、上に上がっていく。

 最上階に行くと、絨毯が引かれており、2つの席に2人の魔族が、座っていた。



「なんだお前たちは。まあいい。俺の食料としてやる。」



 手をこちらに向けると雷が放たれた。

 ラファエラが手をかざし雷を吸収する。魔族が様々な魔法を放つが全て吸収された。



「ばかな……なんだお前は。」


 ラファエラが一瞬で間合いを詰めて正拳突きをする。

 パンッと音がすると男の魔族は胴体に風穴を開け、崩れ落ちた。

 一応従属化しておくか。


 もう一つの席に座る目つきがキリッとした黒髪の美人さん。

 空間から取り出した赤いレイピアを躊躇なくラファエラに突き刺してきた。

 ラファエラは無駄のない動きで紙一重にかわしていく。


 流れるように滑らかだ。舞を踊ているようで美しい。

 レイピアの突きは決して悪くはないし並の使い手ではないことは俺が見てもわかる。

 レイピアだけでなく魔法を使って自分を加速したり、緩急をつけたり、体術も織り交ぜている。


 ただ相手が悪い。

 ラファエラは体術も腕や足で受け止め微動だにしない。

 圧倒的だな。

 黒髪美人膝をついた。



「ど……どうにでもしろ……お前には勝てん……」



 顔をしかめ、悔しそうにしている。



「ならばその命貰い受けよう。俺と来い。」



 名は無いというのでルイーザと名付けた。

 ルイーザはヴァンパイアだ。

 血で従属させているわけではないので反抗的な目を俺に向けてきている。

 最初に殺しかけた魔族は跪き頭を下げている。



「先程は失礼しました。あなた様に忠誠を誓います。」



 コイツもラファエラだったから相手にならなかったが、ラウラといい勝負だろう。

 魔法で紳士服を形作り直している。

 ネルソンと名付けた。

 バニーの町をサイクロプスに襲わせたのはこいつのようだ。


 ネルソンにこの町に住む魔族をまとめ、近くの魔物を駆逐していくように指示する。

 ネルソンは肌が黒く目が赤い、短い2本の黒い角が生えている。

 魔族は基本魔法が得意なようだ。

 ルイーザを連れて屋敷に飛びエルザに押し付ける。



「なんでこんな人間ごときに……」



 いやいやだが従っている。

 夕食を食べ、部屋に戻るとさっきのヴァンパイアが床に正座させられていた。



「何で私が人間の……」



 悔しいのか、ぶつぶつ何か呟いている。

 ルイーザは綺麗な黒髪を伸ばした美人保護者といった感じだ。

 スタイルはよく、すらっとしているが、胸が大きい。


 黒く透けるキャミソールを着ているというか着させられていて、谷間が強調されている。

 いいセレクトだ。


 服を恥ずかしがり手でさりげなく隠している。震えるおしりを軽くタッチして抱き寄せる。



「くっ……触るな……」

 


 しばらくおしりをモミモミする。



「調子にのるなよ……人間風情が……」



 少し強めにモミモミする。



「んんっ…くっ…」



 体をクネクネしている。悔しいのかな。

 おしりをモミモミしながら部屋に入り、ゲートをくぐる。



「く……なんだ……どこだ……」



 そこは円形の競技場のようなところだった。

 俺達が中に入るとゲートはすぐに閉じられた。


 ステージのようなところに立っていて、スポットライトだけが照らされている。

 テーブルに4つ縄が付けられている。

 廻りの道具も観察する。状況は理解した。



「んっ…何をする…」



 ルイーザを強引にテーブルに四つん這いにさせ、嫌がる美人保護者のお姉さんに縄をつけていく。

 結構本気で嫌がるが力付くで固定する。


 様々な魔物を従属化した俺は当然どの従属化した魔物よりもステータスが高い。

 ファイアドラゴンのラファエラよりもだ。

 ルイーザが、俺に勝てるわけがない。



「くっ…殺せ…」



 バタバタとしてほどこうとするが縄はほどけない。

 ガヤガヤと円形闘技場に人が入ってくる。

 すごい人数だ。


 ルイーザのテーブルを中心にして360度くまなく椅子が立体的に並べられ、後ろからでも鑑賞できるようになっている。


 椅子はテーブルのすぐに近くまで迫っており、列は20列くらいあるだろうか。

 そのすべてにニヤニヤとする中年のオヤジ達が座る。

 アイドルのステージショーのようで、すごい熱気だ。

 ルイーザがガタガタと震えている。



「に……人間風情がこの私に……」



 さてと、テーブルの周りを見渡す。

 シャワー、石鹸、ローション、小型の黒い棒、並んでいる順番に使えと。

 まずはルイーザをシャワーで、流す。



「何をする……くぅ……」



 薄いキャミソールが肌にへばりついて肌がよく見えるようになった。

 その後、しっかりと石鹸を泡立てて、足から順番に、肌が露出しているところから洗っていく。



「や……やめろ……」



 観客からはざわめきが聞こえる。

 つま先からふくらはぎ、ふともも、手かろ腕、肩、首筋。

 黒く際どいキャミソールの中を洗う。

 乳房の山の麓から少しづつ山頂へ。



「んんっ……や……やめろ……」



 下に垂れ下がる大きな乳房を絞るように時間をかけて洗う。



「ああっ……んんっ……」



 甘い声が漏れる。

 太ももから下着の中に手を入れてぷっくりした部分を洗う。

 ツルツルだ。



「やめろ……くそっ…」



 シャワーで一度流す。 

 一度四つん這いになる顔の前に座り顔を近づけるとキッと睨まれた。

 身体をタオルで拭き取り、温められたローションを体に垂らし、指先からマッサージしていく。

 キャミソールの上から乳房の山頂をキュッと摘むとビクッと体を震わせた。



「んん……んん……」


 横からだと服の隙間からその山頂が丸見えだ。

 下に顔を潜り込ませて山頂を口に含ませる。



「んんっ…ちょ…ちょっと…やめろ…んん…」

 


 ルイーザは体を震わせながら耐えている。

 そのまま頭を下半身の方にペロペロしながら進んでいく。ローションが感度を上げて体が摩擦するところが気持ちいい。

 下着の上からペロペロと舐める。



「んん……あっあぁ……」



 下着を下ろそうと思ったが思いとどまる。

 体をテーブルとルイーザの間から抜け出して黒い棒を握る。

 これは…魔力を通すとブーンと高速で振動した。



「何だ……何をする……」



 黒のスケスケの下着の中に黒い棒をを突っ込んで下着に引っ掛けて固定する。



「あああぁ……は……外せ……ああぁっっ」



 体をクネクネとして我慢している。

 ルイーザの前の1つ開いた席に座る。

 すると観客が次々と立ち上がりルイーザに近づいていく。


 体をペタペタと触ったり、棒を握ったりしている。幻覚魔法のはずなのに。

 魔法で人の肌の感触を再現しているのか。



「やめろ……触るな……おい……触るな人間……うう……」



 次々と観衆が入れ替わりながら棒の具合を確かめる度、体を痙攣させる。



「あっ……や……やめさせてくれ……たのむ……あっ……」



 黙ってじっと見つめる。

 …30分くらい経過しただろうか。

 ルイーザは何も言わずに体を痙攣させながらひたすらずっと耐えている。

 観衆は満足したようで席に座り始めた。


 俺は立ち上がって、ルイーザの後ろに回る。

 黒の下着を押し出している黒い棒をつたって汁が滴っている。先っぽを舐める。



「んん……ああっ……」



 振動が伝わったようだ。

 黒い棒を押し出し握り、外してやると反動でこれまで以上に激しく痙攣して、汁を吹き出した。

 顔の方に回り、顔を貪るようにキスをしてきた。



「んん……んん……も……もう……がまんできません……」



 ルイーザの後ろに回り、膝のあたりまで黒い下着をずらす。

 面積の小さい下着は煮込んだようにグチュグチュで、ローションも混じって糸を引いた。



「ああっ……お願いします……ご主人様……」



 お尻ををギュッと握るように強く掴み、ペチペチとたたく。



「は……早く……早く……ください……」



 入口あたりをつつくと腰を乗り出させてくるので少し下がった。



「あぁ…早く…」



 何度かこれを繰り返す。

 ボタボタと床に溢れ出してきた汁がこぼれる。

 お尻を強く握り、広げるようにして持つ。

 少しづつゆっくりと、途中で止まりながらルイーザの体の中に入っていく。



「うう……あっ……ぁっ……」



 動くたびに痙攣して俺に汁を吹きかける。 その度ギュッとお尻を強く握る。

 半分ほどのところで止めておくと自分で体を前後させて中をピクピクと締め付けてくる。



「お……お願いします……もっと……奥まで……」



 だらだらと汁を垂らして体をクネクネとさせる。

 目いっぱいに腰を突き出しガクガクしている。

 少しづつヒダヒダの奥に入る。

 中はグチョグチョだ。

 奥まで行くと何かに突っかかり、汁を勢いよく吹き出した。



「あぁっ……もう……ああっ……」



 自分で体を前後させて出し入れさせる。

 痙攣して動かなくなったので腰を掴み、パンパンと打ち鳴らしていく。



「も……もう……だめ……ん……あっ……」



 奥に突っかかる度、ビュッと汁を吹き出す。

 ルイーザがぐったりと気絶するまで続けた。

 縄を解き、汗と汁をとローションでドロドロになった体を流してやり、タオルで拭き取る。

 抱き上げるとゲートが開いた。


 ベッドにルイーザを寝かせる。

 部屋を出て、エリスの部屋へ。眠るエリスにキスをして起こす。



「ロウ様…来てくれたのですね…嬉しいです。」



 頬を赤らめているエリスを抱き上げるとゲートが開く。



「どこですか?」



 無言でテーブルの縄に手足を固定する。



「ロウ様?」



 観客が席を埋める。

 ミニの白キャミソールを着ているエリスは四つん這いになり周りを見渡している。



「は……恥ずかしいです……」



 エリスの後ろに回り、執拗にマッサージする。



「あぁロウ様……んん……」



 黒い棒を白い下着につっこみ、振動させる。



「ああっ……んん……」



 前に回りキャミソールの横から山頂を、摘む。

 キスをすると身をより出して激しく求めてくる。



「んん……ロウ様……」



 そのまま山頂を摘んだり離したりすると、体がピクピクと震えだす。

 白い下着を膝までずらして顔を埋めて中から舐め取る。

 四つん這いのエリスから抜け出てお尻を広げながら、少しづつ中に入る。



「ああ……ロウ様……ロウ様……もっと……」



 パンパンと音を出しながら叩きつけると痙攣させながらエリスが体を震わせる。


 しばらくすると手で支えられなくなり、上半身がぐったりとテーブルに寝るように崩れ落ちた。

 それでも音を立てて叩き続けると痙攣してチロチロと汁が漏れ出した。



「も……もう……だめ……」

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