第39話 イルマ

 朝起きると金髪少女が俺の胸に顔を埋めて寝息を立てている。

 頭を撫でてやるとモジモジと顔を迫らせてキスをしてきた。

 その小さな体をギュッと抱きしめる。

 


「ロウ様、昨日はありがとうございました……最高の夜でした……」


「アデラ、何かしたいことはあるか?」


「はっ、はい、私はまだ海というものを見たことがありません。一度見てみたいです。」


「ルーカス。」


「はっ!すぐに用意いたします!」



 ルーカスに準備をさせている間に食事を済ませた。

  


「ご主人様!準備できました!」



 ルーカスによって開けられたゲートを潜る。


「うわああ!すごいです!これが海なんですね!おっきいです!」



 アデルが興奮して海の方へ走っていった。

 そうしている間にルーカスが砂浜にパラソルやテーブル、ビーチベッドを出していく。

 家は誰もいないのでキエンを召喚して留守番させた。


 パラソルの下でビーチベッドに横になっているとアデラが昨日のビキニを着て、ジュースを持ってきてくれる。

 リクライニングチェアの横に座り、頭を体にもたれかけてきたので頭を優しく撫でてやる。



「ロウ様……ありがとうございます……こうしていられると幸せです……」


 俺の後ろにはいつの間にか海の家的な建物が建っていた。



「あの……ロウ様……」


「アデラ、声を出したらだめだぞ。」


「は……はい……」



 俺はアデラを海の家に手を引いて連行した。



「声出ちゃいます……」


「ロウ様ー!あれーどこ行ったんだろう?一緒に沖まで泳ごうと思ったのにー。」



 建物の薄い壁越しにイーニャの声が聞こえるが、俺は足をガクガク震わせるアデラの後ろに立ってぎゅっと締まるアデラの体の中を堪能した。



「あっ……もう……ロウ様の意地悪……」


「もうやめるか?」


「や……やめないでください……もっとついてください……」



 外の様子に聞き耳を立てながらアデラを強くついて俺の体液をアデラの中に噴き出した。

 俺はぐったりするアデラを横に抱いて屋敷の美女たちのタプンタプンと揺れる山々を見ながら穏やかな時間を過ごした。


 エリスの店からルーカスがテイクアウトする料理を転移で持ってきて皆で食べた後、海なのにスーツを着ているルーカスに聞く。



「ルーカス、この大陸に強い魔物はいるのか?」


「そうですね。エルフの集落近くに特殊個体討伐依頼が出ていましたよ。」


「それじゃそいつ討伐にいこうか。」



 ルーカスとマドカの転移、ゲートがあれば危なくなったら逃げれるし、従属して俺自身も、俺の取り巻きも強くしたい。

 魔王とか倒す予定でもないがRPGのただ闇雲にレベル上げをして強くなりたい感覚に似ている。

 しかもこれはゲームではなくリアルだから猶更だ。

 カルビアの街からワイバーンに乗ってその洞窟を探す。



「ロウ様、きっとあれですよ。」



 ラキが熱感知の魔道具を使って上空からラミアがうじゃうじゃいる洞窟を見つけた。

 ナーガは下半身がヘビで上半身は様々な女性の体をしている。

 基本綺麗系だが、若かったり年をとっていたり蛇みたいな顔だったり色々だ。

 従属化し、召喚契約していく。


 洞窟内では矢や魔法はあまり使えない。ラキが本領を発揮し、すぱすぱとナーガを斬っていく。

 100匹ほどのナーガを従属化させ、ナーガの強い個体のところに案内させると、一匹だけ下半身が長く、白い個体が広場の中に一匹だけいた。

 周りにナーガをうじゃうじゃ侍らせて、クッションの上で他のナーガを撫で回している。


 正面から突破するか。

 雑魚用にオーガ部隊、あとアーロン、キエン、イサークを召喚して、相手をさせる。

 白いナーガが何か歌うと、周りのナーガが一気に狂戦士化し、襲ってきた。


 歌に魔力を乗せているようだ。

 始めはラキとアーロンが白いナーガの相手をする。

 白いナーガは何も無いところから黒いオーラを発するナイフを2本出し、黒い鎧を纏った。


 ただのオリハルコンの刃でも通さないアーロンの鱗に傷をつけている。

 かなりよく切れるナイフだ。

 ナイフさばきもかなりのもので尻尾も使いながら二人相手でもさばき切っている。


 だが2対1だとさすがにこちらが優勢だな。

 ラキの素早い動きで撹乱しつつ、ラキの後ろからアーロンが長い槍で刺突している。


 白いナーガの鎧は頑丈でアーロンの刺突も通さなかったが鎧を纏っていない箇所が傷だらけになっていき、そのまま従属化した。

 白い下半身に色白の素肌で2つ乳房も丸出しできれいな白とピンクだった。

 髪は細い金色で長く伸ばしており、ウェーブがかかっていて色っぽい。


 周りのナーガも全て従属化させ、召喚契約を終えた。白いナーガはラウラと名付けた。



「俺はロウと言う。これからは俺のために生きろ。」



 ラウラは黒い鎧とナイフを消すと胸に飛び込んてきた。



「あぁ……ロウ様……強いお方……」



 ラウラは魔力で武具を具現化できるようで、何も無いところから出していたナイフや、鎧も魔力で具現化したものだった。

 イメージすることで様々な能力の武具を出せる。



「伸縮する両手剣を出してくれ。」


「はい、ロウ様。」



 ラウラの掌から黒い霧が発生して禍々しい黒刀が現れた。

 黒刀を受取ると、ちょうどいい重さがあり、手に馴染んだ。

 伸びるイメージで振ってみると思った分だけ伸縮した。


 どんな能力にするかは色々考えてみよう。

 また、魔力を歌に乗せることで、味方の能力を上げたり、敵を操るチャームをかけることができるようだが、俺たちにはチャームは効果がなかったようだ。

 すでに俺が血で従属化しているからな。


 ラウラはすごい美人なんだが下がヘビなんだよな…

 下半身をちらっと見ると、ラウラも、気づいたようで魔力を練るとヘビの下半身は人の下半身になった。

 ツルツルスベスベの何も着ていない状態だ。



「これでよろしいですか?ウフフ。」



 ラウラは頰を赤らめて素足を絡ませてきた。

 ラウラは屋敷で一緒に生活したいと言うので用心棒代わりに部屋を与える。

 夕食後に部屋に戻るとバニーなお姉さんがドアの前に立っていた。



「イルマと申します。ミノス商店で今日から働かせていただきます。え…えっとよろしくお願いします。」



 イルマは細いシルバーの髪をお尻のあたりまで伸ばして揺らめかせている。瞳はピンクで肌は白い。

 美人委員長タイプですらっと背が高めだ。

 黒のスケスケキャミソールの着て胸が大きく張り出している。


 首には黒のフリル付きチョーカーをしている。

 沢山いたバニーちゃんたちから一番最初に選ばれたことはある。

 美人だ。


 美人委員長はどうしていいか分からない様子だ。

 リード型のようだな。

 うさみみを軽く撫でて、キスする。



「んっ……」



 顔を赤らめて、恥ずかしそうにしている。

 初めてキスしたみたいな恥ずかしがりようだな。


 おしりを軽くタッチして撫でながら部屋へエスコートし、ゲートをくぐる。

 部屋は暗く、ホテルの一室のようだ。

 かろうじてテーブルが見える。


 テーブルを見て美人委員長イルマの欲望を考え、やることを整理し、イルマのおしりをさすりながら抱き寄せてキスをする。



「んっ……ぁっ……」



 キスするだけでぷるぷる震えている。

 こんな初心な子が大丈夫かな…。

 しばらく唇の感触を確かめ、足からすくい上げて抱き上げ、テーブルに四つん這いに下ろす。



「え……ご主人様……」



 机にある縄を手首、膝の部分で結んでいく。

 イルマは縄の具合を確かめ、四つん這いの状態から抜け出せないことを理解する。



「あの……ロ……ロウ様……」



 テーブルで怯えているイルマの顔の前に行き、キスをしながら、肩を撫でる。



「ん……んん……あっ……」



 肩から腕に、腕から脇へ撫でていき丁寧に時間をかける。

 脇から大きな山脈に手を伸ばす。

 重力に引っ張られ、白い胸下に垂れ下がっている。

 麓から少しづつ優しく撫でていく。



「ん……ん……あっ……」



 キャミソールの胸元から山を鷲掴みして、優しく包み込む。

 その後、山頂をキュッとつまんだりさすったり。



「ああぁあ……あっ……」



 ぷるぷると震えながらキスすると、唇からはよだれがダラダラたれ始めた。

 だんだんと色っぽい顔になってきた。


 暗い部屋が少し明るくなり、部屋の全貌が見える。

 広い。

 部屋の中にガラス張りのお風呂やベッドがある。カチャッとドアノブが回され、ド

アが開く。


 誰かが入ってきた。幻覚魔法だが。

 入ってきたのはニヤニヤしている若い男だ。



「だ……だれ?ロウ様……?」



 イルマは突然のことに驚き、狼狽えている。



 「きゃっ…何…」


 男がイルマに近づき顔を覗き込んでいる。

 すると男はドアから出ていった。

 何だったんだろうとイルマにキスしようとすると



 「いや……やめて……」



 イルマが俺を見てキスを拒んだ。

 どうやら俺がさっきのイケメンに見えているみたいだ。

 再び顔を近づけると顔を横にして拒否された。



「いや……やめて……ロウ様……助けて……」

 


 四つん這いで震えるイルマの後ろに回る。

 ミニのキャミソールからは黒い下着が覗いている。

 太ももの裏からゆっくり撫でる。



「いや……や……やめて……触らないで……ああっ……」



 イルマは身をよじって逃げようとするが縄から逃れられない。

 太ももから下着のあたりまでを執拗に撫でまわした。


「うぅっ…んんっ…」



 イルマは懸命に声をあげないように我慢しているが、体が震え、粗い息づかいが聞こえてきた。

 下着の際から指を入れていく。



「あぁっ……いや……うう……」



 中はもうグチョグチョでピチャピチャと音を立てている。

 時間をかけてマッサージすると、どんどんと奥から溢れてきて、テーブルにポタポタ落ちる。



「あぁっ……や……あっ……」



 滴り落ちる体液を優しく奥からジュルジュルと音を立てて吸い取る。



「あっ……いや……んんっ……だめ……」



 横の部分がヒモになっている黒い下着を剥ぐ。



「や……やめて……」



 下着と肌はねっとりと糸を引いた。

 イルマの顔の前において、糸の引き具合を確かめさせる。



「あっ…ぁぁっ…」



 恥ずかしがるイルマの顔を手で固定させて無理矢理にキスをする。



「んんっ……いや……」



 頬を涙が流れる。

 しばらく顔を固定して嫌がるイルマにキスをし続けた。

 再び後ろに回り、おしりを撫でながらイルマの体の中に入っていく。

 ヌルヌルですぐに入りそうだが、少しづつ反応をみながらゆっくりと入っていった。



「いや……お願いします……やめて……あ……ああ……うう……」



 体を何度もびくびくさせて小さく震えている。

 バウリナもそうだったがバニーの中は突起がびっしりで数の子のが吸い付くように締め付ける。

 ツブツブがネチョネチョでギュウギュウだ。


 イルマの体の奥まで入ると何かに突き当たった。

 イルマは体を小刻みに体を痙攣させる。

 エレナを前後に動かして、ツブツブの感触を楽しむ。



「あっ……あっ……あっ……」



 しばらくするとドアが開き、誰かが入ってきた。

 イルマの前に座りイルマの顔をみている。

 あごひげを生やしたイケオジだ。鍛えられた体をして下着のみを履いている。



「だ……だれ……あっ……」



 イルマはさらに中をギュッ締め付けてくる。

 男はしばらくイルマの顔をみると 後ろに回ってくる。

 ああ変われということか。

 一度イルマの体の外に出る。


 するとイケオジはニヤニヤしている若者に姿を変えた。

 再びネチョネチョの数の子の中に入る。



「ううっ…あっ……」



 若者はベッドに座りこちらをにやにやしながら観ている。

 きっとイルマはさっきのイケオジに体の中を蹂躙されていると思っているんだろう。



「あぁっ……や……あっ……やめ……あっ……やめ……あっ……あっ……」



 震えるお尻をペチペチと叩く。



「あっ……だ……あっ……だめ……あっ……」



 叩くたびに無数の数の子が締め付ける。

 しばらくすると再びドアが開き、誰かが入ってきた。


 キリッとした青年だ。イルマの前に立ち、四つん這いのイルマを見下げている。

 こいつは何も着ていない。

 イルマの顔の前に突起が飛び出ている。



「だ…あっ…だれ…あっ…」



 イルマの数の子がまた締まる。

 近づいてきたのでまたイルマの体の外に出る。

 

 青年はイケオジに姿を変えてベッドに座り、ニヤニヤしながらイルマを観ている。

 四つん這いになっているイルマの下に太ももの間から無理矢理に体をねじ込ませて イルマの真下に入る。

 

 イルマの顔の前に出て、顔を近づけるとイルマの方から情熱的にキスをしてきた。

 頭のねじが飛んだな。

 お尻のあたりをつつくと自分から身をよじりながら場所を確認してんーんー言いながら自分の体の中に入れてくる。



「あっ……ロウ様……ごめんなさい……も……もう……私……あっ……」



 イルマは数の子ごと体を上下させて、体を痙攣させる。



「あっ……あっ……あっ……も……あっ……もう……あっ……だめ……あっ……」



 うさ耳を揺らしてイルマは四つん這いで、自分から情熱的に涎を垂らしなからキスをして、自ら体を上下させる。

 痙攣してぐったりしてからも無理矢理に上下に動かしてやり、無意識なイルマの飛沫を巻き散らかさせた。


 縄をほどいてやり、ガラス張りのお風呂に入る。

 真っ白なスベスベヌルヌルな体をくまなくこすり洗っていく。



「あ……もう……だめです……や……やめて……」



 時折寝言みたいなことを言い、体をビクッとさせる。

 きれいになった体を抱きかかえ、ベッドに横にしてやる。

 目が覚めたイルマは涙を流し、震える



「ロウ様……ごめんなさい……私……あの……たくさんの他の人に入れられて……」



 優しくキスをする。



「他の人ので……あの……あまりに気持ち良くて……」



 イルマを優しく抱き寄せて再びクネクネするイルマの体の中に入っていく。

 数の子はネチョネチョのままいまだかつてなくギュウギュウと締めつけてコリコリになっている。

 優しく体をさすりながらキスをしてイルマを上下させる。



「あっ……ロウ様……私……あっ……ごめ……あっ……ごめんな……あっ……さい……」



 涙を流しながらずっと熱いキスをして体を上下に揺らした。

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