第36話 エレナ
起きると麗奈がこちらを見てニヤニヤしていた。
軽くキスをすると情熱的にキスを返してくる。
気を失った麗奈をエステから浴室に抱きかかえてヌルヌルを洗ってやり、寝室に寝かせてやった。
「昨日は途中から記憶が無くなってしまって……すみません……でもすごく気持ち良かったです。ありがとうございました。」
うっとりする麗奈を抱きしめてやり、その後装備を整えて、ゲートで群島に出た。
「サハギンの調査で1つの島が丸々ミスリルタイマイであることがわかりました。」
地面に生えてきたルーカスが報告してきた。
ミスリルタイマイと呼ばれる島を見ながらメンバーに作戦を話す。
その後ミスリルタイマイの島へワイバーンで向かことにした。
でかい。
半径1キロくらいあるじゃないか?
マドカとソフィアが魔力を練り、ロゼも身体強化に集中する。
「ルーカス!」
「は!ミスリルタイマイ付近には人はいません。周辺の物理無効化空間貼り終わりました。」
マドカとソフィアを、見ると頷いた。
「ソフィアいけ!」
ソフィアが青玉の杖に魔力を流し、大量に魔力を消費していく。
ワイバーンのさらに頭上からシューという音がいくつも聞こえ、雲を割ってくる。
メテオだ。幾多の魔力を伴った青や赤に燃える巨大な隕石が空から落下してくる。
メテオに合わせてロゼがギリギリと時間をかけて弦を引き、魔力を込めて矢を放っている。
こちらも着弾するとメテオに負けていない衝撃波が起きている。
ミスリルマイタイに直撃し、凄まじい衝撃波が巻き起こる。
静かだった島から巨大な頭や手足が出てきて海面を大きく波打たせながらゆっくりとのたうち回っている。
衝撃波と水しぶきで良く見えないが、ルーカスの、亜空間操作で周りには津波や衝撃波は届いていない。
ソフィアが魔力を使い果たし、ぐったりしているので頭をなでてやる。
ロゼの、射撃も一度休ませる。
水しぶきが収まるとミスリルタイマイは甲羅の島の部分を穴だらけにしていることが分かった。
俺の駆るワイバーンにマドカを乗せて、開いた甲羅の一番大きな穴に飛び込む。
狙い通りメテオかロゼの矢が甲羅を貫通していた。
甲羅の中でマドカが上級火魔法のフレアを開放する。
体内で大規模な火の爆発が起こる。
ミスリルタイマイが衝撃波とも呼べる鳴き声をあげる。
ミスリルタイマイの前に弦を引いて待ち構えていたロゼがワイバーンの上から矢を放つ。
矢は真っ直ぐ、ミスリルタイマイの空いた口に射たれた。
しばらくするとこれまでにない力が体から湧き上がる感覚がある。
ロゼの、最後に放った矢はいつもよりも長く太く作られていて、俺の血が大量に入っていた。
(コイツどうしようか……連れて歩くわけにもいかないしなぁ……)
「ロウ様。」
ニョキッとルーカスが生えてくる。
「このミスリルタイマイは魔物や岩などを食べて、排泄する時に鉱石として出てきます。私に管理させていただけないでしゃうか。」
「それじゃぁ、頼む。」
オリハルコンとか出てくるのかな。
少し興味あるな。
ミスリルタイマイは俺の血で甲羅を修復させ始めているようで甲羅から煙を上げている。
ミスリルタイマイの管理をルーカスに任せてマドカのゲートでウトレーラに向かった。
ウトレーラの街をまだ見て回っていなかったのでメンバーと一緒に街を見て回ることにした。
様々な店があったが、中でも目を引いたのが服屋だった。
ウトレーラの服屋に入り服を見て回ると同じ製品が沢山あるのがわかる。
同じ規格の製品が大量に作られているのは工場の機械で、作られているからだろう。
メンバーにそれぞれ服を選ばせることにした。
ラキが選んでくれと無言で横に密着してくる。パステルの青での丈が短めのワンピースを選んだ。
かわいい。
他のメンバーは大人っぽい落ち着いた服を選んでいる。
その後、武具の店に入った。
触ることはできないが、ドラゴンの皮を使った装備品が飾ってある。
兜、鎧、小手、ブーツ一式で100万シーロ(一億円相当)だ。
さすがドラゴン高い。作るならドワーフにオーダーメイドで作ってもらいたいところだな。
昼食はおしゃれなテラス席のあるレストランに入った。
ローストビーフのパンサンドがあったので頼んでみた。
ビーフではなさそうだが。ソースがうまい。
パンも柔らかくてフワフワだ。
野菜を素揚げしたもの、ポテトもありとても美味しかった。
その後、ムールの街ドワーフの工房に顔をだす。
京子が手伝いに行っているはずだ。
遠目に覗いてみると素材を並べて手で覆い魔力を流している。
シルバーのアクセサリーを作っているみたいだ。
まだ、練習といった感じだろう。
「頑張っているな。調子はどうだ。」
「ロウ様、わざわざ来てくださってありがとう御座います。今日は練習でシルバーのアクセサリーをイメージ通り作れるように練習していました。」
「そうか。よかったら最初の作品を売ってくれないか。」
「えっ。そんな売れるような物じゃ…」
「100シーロで足りるか。」
無理矢理にお金を払い、シルバーのネックレスを買った。
少し形は整っていないがシンプルなネックレスを早速身につける。
「あ…ありがとうございます。嬉しいです…」
京子は照れながらの笑顔が清々しい。
屋敷に戻り部屋に戻ると可愛らしい女の子がドアの前で立っていた。
「エ……エレナといいます。よろしくお願いします……」
若い。
髪は少しブラウンで肩あたりで短くしている。
少しむっちりした体型で顔も含めて可愛い部活の後輩系美少女だ。
エレナは一部シースルーになっているワンピースタイプのピンクの水着を着ている。
さて、この可愛い後輩美少女はどんな欲求を持っているのか。楽しみだ。
部屋に入るのにお尻にさりげなくタッチして誘導する。
「んっ……ふふ……」
ゲートをくぐると暗い部屋だった。
燭台の火が揺れる。
「あれ…お風呂じゃない…どこ…」
真ん中には椅子が1つだけ置いてあった。
なりのギミックが仕掛けられているな。
この椅子は……そうか……エレナのぷりっとしたお尻を軽くタッチして椅子に座らせる。
「んっ……えっと……私が座っちゃっていいんでしょうか?」
艶のある髪を撫でながら軽くキスをする。
「えっと……あの……」
カチッと足と手の留め具を止める。
燭台に火が付くと周りが少し明るくなる。
様々な人が椅子に座っていることがわかった。
「えっ……誰ですか……ロウ様……」
髪を撫でながら後ろへまわり、肩に手をさすっていきながら、耳をチロチロと舐める。
「あっ……あの……ん……」
エレナからも観客たちの目線がわかっただろう。
観客たちの喜びに満ちた顔が。
耳から首筋にチュパチュパとキスをしていきながら、体を撫でていく。
椅子はお尻を乗せる板はあるがあとは細いパイプのみのため、エレナの体をしっかりと撫でることができる。
「んっ……あ……」
エレナの少しふっくらした体が触ると気持ちいい。水着の下に手を入れる。
「そ…そんな…んんっ…」
水着をズラしてぷるんとした乳房を一つづつ出してやる。
「いや…見られちゃう…」
乳房を指で弾き続けると、ピクピクと体が震えた。
「んんっ…ぁっ…」
声を殺しているが殺しきれず甘い声が漏れてしまう。
ローションをかけて肌をツルツルにしていく。
温かいヌルヌルを上から垂らしていき、2つの乳房はテカテカと光っている。
エレナの息づかいがだんだんと荒くなっていく。
「んん……ん……」
全身にローションをかけてやり、つま先から、少しづつマッサージして上がっていく。
下の水着の際まできた。椅子のレバーを下ろすと椅子の脚の部分が可動するようになったので、少しづつエレナの足を開いていく。
「あっ…だ…だめです…恥ずかしい…」
ある程度開いたところでレバーを上げて固定する。
後ろから水着をずらしてテカテカになったプックリした素肌を観客に見せてやる。
「あっ……だめ……見えちゃう……ああ……」
観客からは歓声があがり、身を乗り出して見ている者もいる。
エレナの後ろから股の間をマッサージしてやると、すぐにピチャピチャと音を出し始めた。
よっぽど嬉しいんだな。
しばらくマッサージをしているとポタポタと床に水滴が落ちてきた。
「あぁっ……だめです……でっでちゃう……」
蛇口を開いたように床に飛び散る音が響く。
「ああ……ごめんなさい……」
体を何度も痙攣して、床にまき散らす。
留め具をはずし、エレナと椅子の間に体を入れ込む。
エレナはぐったりとしているがまだ恥ずかしいのか、手で乳房を隠している。
「だ……だめ……」
足を大きく広げて観客によく見えるようしてやる。
水着を横にずらし、腰を少し上げて、ゆっくりとエレナの体の中に入っていく。
すごい痙攣と締付けだ。
「んんっあっ…ぁ…」
エレナは顔だけ後ろを向き、キスを求めてきた。
キスに応じてやるとそのままキスを続けたまま体を前後させてやるとジュボジュボと音を上げている。
「も……もっと……あっ……んんっ……」
可愛い後輩系エレナはキスをしながらよだれを垂らし、自分の身体に垂らしていく。
テカテカになった体を自分で揺らしながら何度も観客に自分の飛沫を吹きかけた。
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