第30話 アリシア

 バレリアの長いキスで目覚めると、頬を赤らめたバレリアが抱きしめてきた。



「おはようございます。ロウ様。今日も魔物討伐に行かれるのですか?」


「ああ。」


 

 正直魔物討伐は楽しくて仕方ない。

 ほとんど苦労をしずに従属する魔物を増やして、俺の基礎ステータスを上げていけるからだ。

  

 今日も昨日進んだ先にゲートを出して同じように東へ進むことにした。

 討伐しながらしばらく進むと、人の気配がするので、進軍をやめて近寄る。



「あれ……あの服……セーラー服だ……」



 駆け寄ると、セーラー服の女子が横になってる母親らしき女性を抱えているのがわかった。


 母親は顔が土気色になっており、片腕が無くなっており、千切れた服を真っ赤に染めていた。



「もう……こないで……」



 女子高生の子は母親を抱きしめながら泣いている。



「おい、大丈夫か、俺なら助けてやれる。」


「だ……誰……?」


「話は後だ。助けるけどいいか?」


「おっお願いします。助けてください。」



 俺は亜空間から取り出したナイフで自分の掌を切り、母親の口に俺の血を滴らせた。



「えっ何…?」



 母親がごくっと俺の血を飲み込むと体がビクッと震えさせ、腕を押さえ始める。



「うぅ……」



 母親の傷口がじんわりと光り、少しづつ腕が生えてきた。



「おかあさん!おかあさん!」 



 娘が母親に懸命に呼びかける。

 母親は少しづつ顔に赤みが戻り始めて目を少しづつ開け始めた。



「あたなは……」


「お母さん!この方が助けてくれたんだよ!」


「そうでしたか、突然、森にいたと思ったら鬼のような化け物に襲われて……あれっ、腕が直ってる……」


「お母さん……よかった……うう……」



 女子高生は母親に覆いかぶさるように大きい声で泣き始めてしまった。

 しばらく娘の泣き収まるのを待って二人の話を聞くことにした。



「朝起きたら2人ここの森に寝ていたんです。二人でどうしようかと話していたら鬼の魔物に襲われまして……私の腕を引きちぎるとそれ以上は追っては来ませんでした。」


「そうか、俺もこっちの世界に来た時にゴブリンに襲われて腕を食われた。」


「あなたも日本から来たのですか?」


「ああ、俺は元の世界のことは殆ど覚えていないけどな。」


「どうか私たち2人を保護していただけませんか。このままこの森にいては生きてはいけません。私は何でもしますから……」


「わ……私も何でもします……」


「同郷の者を放おっておけないよ。マドカ、ゲートを屋敷へ繋いでくれ。」



 虹色に輝くゲートに怯える二人を優しくエスコートしてゲートを潜らせる。



「あれ……森の中じゃない……建物の中?」



 屋敷に移動して、食堂で食事を食べさせる。



「うう……あたたかいごはんだ……」



 二人は泣きながら野菜と魔物の肉のスープを飲み干した。



「私は京子と言います。この子は麗奈と言います。

 麗奈は私が一人で育てています。

 麗奈は高校3年生で大学も決まってもうすぐ卒業だったのですが……

 もう、もとの世界には戻れないのでしょうか?」


「戻れるかはわからないがあきらめた方がいい。だが、落ち着くまでここにいてもいい。別にいつまでもいても構わないが、何かしらできることを探してくれ。」



 二人を空いている部屋を案内した。



「このミリを担当としてつけるから何かわからないおとは聞いてくれ。あと言葉が通じないからこの言語理解の指輪を着けるといい。」


「何から何まで面倒をおかけしてすみません。しばらくはお言葉に甘えさせていただきます。」


「今は生活に不自由してないし、2人くらいの生活は面倒見てやれるから気にしなくてもいい。」


「本当にありがとうございます。」


「ルーカス」


「はっ!」



 ニョキッと悪魔が床から生える。



「ひっ!悪魔!」


「こいつは俺の手下だから心配しなくてもいい。」


「悪魔が手下……」


「ルーカス、落ち着くまでは近づくなよ。」


「御意。」



 その後、森の掃討を進めて、再び屋敷に戻ってきた。

 京子と麗奈の部屋のドアをノックして中に入る。



「具合はどうだ?」


「はい。少し眠れたので落ち着きました。」


「夕食一緒に食べるか?」


「はい。是非お願いします。」



 屋敷の食堂で皆集まり食べる。



「大勢なのですね。美人の方ばかり……」



 奴隷だと言ったら軽蔑されそうだな。

 食事をしながらこちらの世界のことを話した。



「とても美味しかったです。ありがとうございました。」


「今日はゆっくり休んでくれ。明日は服や日常品を買いに一緒に行こう。」



 食堂で別れて部屋に戻ると知らない女の子がドアの前で立っていた。



「アリシアといいます。よろしくお願いします。」



 アリシアは肩までグレーの髪を伸ばし、幼気の残る可愛い幼馴染タイプだな。セパレートの水着を着ている。

 アリシアは見守るだけのタイプようなので、自分で服を脱いでゲートを潜り浴室へ入る。



「えっ?他の方が?」



 前よりも広く感じるし、人も多いな。

 勿論幻覚魔法だが。


 

「どうして、他の方がいるのかしら……誰も居ないって言っていたのに……」



 ぶつぶつ呟いているアリシアをそのままにシャワーの前に座る。

 アリシアは恥ずかしそうに手で体の色々を隠しながら俺の横に座った。

 俺は当たり前のようにアリシアにお湯をかける。



「あれ……私が洗うんじゃ……」



 俺は自分の体を泡立てて洗っていき、その泡を使って、アリシアを洗っていく。



「えっ……あ..あの……んっ……あのっ……そこは……」



 上の水着の中に手を突っ込み、洗っていく。

 声に気づいた他の男たちがニヤニヤしながら周りに集まってくる。



「ちょ……あっ……だ……だめです。」



 上の水着を外すとアリシアは手で二つの乳房を隠した。

 強引に手の隙間から乳房を丁寧に洗う。



「あっ……他の方に見られちゃう……うぅ……んんっ……」



 わざと周りにアリシアの胸の突起を見せつけるように丁寧に洗う。

 アリシアは体を震わせ、ピクピクしている。

 下の水着の上からゆっくりとなぞりながら洗う。



「そ……そこはだめです……あっ……んんっ……」



 下の水着に手を入れると、恥ずかしいのか顔を手で覆った。

 そのままアリシアの足を広げ観衆に見せてやる。



「う……う……そんな……」



 下の水着は紐タイプなので結び目をほどく。



「だ……駄目です……他の方が……」



こちらを見るので後ろからキスをしてやる。



「んっ……んん……ぁっ……」



 大勢の人が下から覗き込むようにアリシアを近くで見ている。

 アリシアの股の割れ目を執拗に撫でているとピチャピチャと音を立て始めた。

 体をピクピクと震わせ、足はガクガクと揺れしだした。



「あっ……もう……だめです……こんなこと」



 アリシアは大勢が見守る中、勢いよく飛沫を観衆に撒き散らした。観衆からどよめきが起きる。



「あああああ……い……いゃ……」



 そのまま、観衆によく見えるように足を広げさせたままアリシアを持ち上げて、体の中に入っていく。



「だ……だめです……こんなところで……あぁっ……うぅぅっ……」



 奥まで俺を体の奥に咥えこむとアリシアは体を痙攣させ、さらに飛沫を床に漏らした。

 観衆はアリシアを覗き込んでアリシアの割れ目の中に入っているところをマジマジ

と見ている。



「ぁあっ……見ないで……あっ……」



 アリシアは懸命に自分の割れ目を手で隠そうとするがすぐに痙攣して飛沫を飛ばす。

 何回も繰り返していると、涎を垂らして俺のなされるがまま体を俺に委ねた。



「あぁっ……うっ……だ……だめです……あぁぁぁっっ……」


―――――――――――――――――――――

あと書き


「セーラー服!」「親子丼!「もっとエロいの読みたい!」

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