第28話 ダニエラ
朝起きるとミュレーがキスをして起こしてくれていた。
「んーっ……」
ルシアもミュレーを見て、恥ずかしそうにキスをしてくる。
今日は遺跡で手に入れたものをドワーフに見せに行くことにした。
ラキとマドカ、ロゼ、ソフィアが何も言わなくても転移についてきた。
キエンは砂漠から更に南へ狩りに行くと言うのでオーガとスプリンガーをお供につけ、収納の指輪を多めに持たさせた。
遺跡で100匹以上の従属した魔物が武器と鎧を装備して、フレイムリザード、ファイアリザードに乗っている。
もはや闇の軍勢だな。
ドワーフの所へ行き、アクセサリーの鑑定結果を聞く。
「ほとんどが収納のアクセサリーだったが、空間転移の腕輪と重力操作のネックレスがあった。この2つは簡単にはお目にかかれんのう。」
この2つは奥に眠る財宝だったのかもしれない。
ルーカスがいた部屋の壁の素材を見せるためにドワーフを連れてきた。
「この壁か、これは魔鉱だな。魔力を込めて強度を高めることができるし、込める魔法で、火耐性とか色んな性能を付与した装備品作れるぞ。柩の方は更に密度が高く、硬いな」
全て回収して、魔鉱で防具制作を任せた。
そのあとユースの街のミノスの所へ行く。
「収納のアクセサリーが手に入ったのでな。使ってくれ。」
ミノスの館にはすでにエリスとルーカスもいて何やら打ち合わせをしていたようだった。
「これはこれはロウ様、このルーカス、このお二人と、商売の打ち合わせをしておりました。各地のミノス販売店舗、飲食店舗の拡大、人材の確保を思案しておりました。」
それで昨日はエリスがいなかったのか。
「お前は魔人だからいいがこの2人は人間だ。無理させるなよ。」
「御意。」
昼食はエリスのお店に行くことにした。
隣に2階建ての建物を増築していた。
仕事が早いな。
店に入るとシエラがすぐに気付き、案内してくれた。
「ロウ様、お待ちしておりました。こちらです。」
増築した建物の2階に案内される。
2階は面積が少なく、ほとんどが吹き抜けのため、一階の様子が二階からよく見える。2階はテラス側が全面開口しており、風が気持ちよく抜ける。
「こちらの2階はロウ様専用でございます。いかなる時も開けてお待ちしております。」
VIP対応だな。
1階は満席になっていて、賑やかだったが、2階は誰も居ないためとても静かだ。
聞くと防音魔法がしてあり、外の音を小さくして、中の音を漏らさないようにしてあるらしい。
シエラが料理の説明をしてくれる。種類もずいぶん増えた。
おすすめ肉コースを選ぶ。
聞くと昨日の夜からルーカスがメニュー案をアドバイスしてくれて今日はそのメニューとのことだ。
あいつ、俺のテレビで見た高級フレンチのイメージでやってるな。
料理は絶品だった。
フレンチ、イタリアン、様々な料理が出てきた。
最後のデザートのタルト、紅茶も完璧だ。
従業員に100シーロ(1万円相当)づつチップを渡すと涙ぐんで喜んでいた。
「ルーカス。」
「はっ!」
少し前方に跪いて現れる。やはりすぐ来たか。なんかそんな気がした。
「働く奴隷は大切にしろよ。」
「はっ現在、奴隷の保養所、肌、髪のケア製品、エステの開設、服の手配など行い、ストレスをためないよう、休日の設定に着手しております。」
完璧じゃねーかよ。エステって……
「まだテスト段階ですが、エステ利用されますか?」
こちらの思っていることは筒抜けではないはずだが表情で読まれたか。
ゲートでルーカスが試験中のエステに来た。
昨日の夕方から着手して何でもう店舗があってテスト段階なんだよ。
当然のように美人な店員さんがマッサージしてくれる。
心も体もリフレッシュだ。
他のメンバーもやりたいと言うのでラキ以外にためさせてやり、その後森にいくことにした。
ラキはエステには興味ないらしい。
街の外に出て、遺跡のアクセサリーを試す。
空間転移は念じた所へ飛べるため、敵の後ろに飛んだりできるし、距離を簡単に詰められて便利だ。
重力操作は自分の重力を操作するもので、無重力にもできる。
無重力状態で地面を蹴ると空気の抵抗で止まるまで上がり続けるし、打撃を重くすることもできる。
その後、服屋に行き、新たなデザインを店長と協議する。
タイトなシルエットにスリットの入ったデザインのチャイナドレスや高校生のセーラー服、ブレザーなどを提案しておいた。
服屋で十分な協議をした後、ムールの町に行き、ミノス支店に寄ってみる。
ユースの支店とほぼ同じ大きさで、大きな看板でなかはすごく明るい。
大きな窓がいくつもありため、外から中がよく見えて、人が入りやすくしている。
商品もカテゴリー分けされていて、値段や名前が目線から見やすいところに表示されている。
奥からさっとオレンジ色の髪を後ろでまとめた黒いスーツの美女が近づいてくる。
「初めまして、ムールの街の支店長のダニエラです。こちらにお越しいただき光栄でございます。」
「よろしければ従業員保養所の温泉施設が試運転中なので夕食と一緒にいかがでしょうか」
レストランは様々なメニューがあり、少し高いが、おしゃれでしっとりとした雰囲気の高級志向のファミレスみたいな感じだ。もはやスーパー銭湯だな。
ダニエラと遺跡の冒険の話をすると興味があるらしく、目を輝かせながら聞いていた。
その後、ダニエラに浴場へ案内される。ダニエラが先に服を脱ぎ、ベージュのミニのキャミソールになった。
ダニエラは少し年上、痩せ型で色白のきれいなお姉さん系の美女だ。
俺はダニエラにスルスルと服を脱がされて、浴場へ案内された。
浴室はかなり広い。
湯船のそばで横に寝かせてもらい、丁寧にお湯をかけてもらう。
ダニエラは自分の全身に石鹸で泡立てていった。
「しっ……失礼します……」
少し照れている。
恐る恐る体を密着させて、体で体を洗っていく。
俺がダニエラを少し触るとビクッと体を震わせた。
「あっ...だ...だめです...私は体が敏感で...」
軽くキスをすると、体を震わせて痙攣した。
「んっ……あぁぁ……」
腕を掴んで上に跨がせる。
「あっ……うぅ……だ……だめです……もう……」
ダラダラと跨る上から雫が垂れる。
「ご……ごめんなさい……ぁっ……」
腰を掴み、ダニエラを俺の上で体を前後に揺らしてやると体を痙攣させながら飛沫を俺の体にまき散らした。
ダニエラが立てなくなってしまったので、お湯をかけて泡を流してやる。
「ぁっ……ありがとうございます……」
キャミソールを脱がせてやり全身を撫でると、激しく痙攣させて飛沫を上げた。
痙攣するからだを押さえつけて少しづつ中に入る。
「ぁっ……あっあぁあ……」
足をガクガクさせて飛沫を飛ばしっぱなしだ。涎を垂らして目の焦点もあっていない。
それでも強く抱きしめてきて、キスをせがんでくる。
ダニエラの中に俺の体液を噴きだすと泡を吹いて気絶してしまった。
その後、空間転移の腕輪で部屋に戻り、寝かせてやったがまだ痙攣している。
ダニエラをそっと部屋に寝かせておいて、シノの部屋に忍び込む。
布団をゆっくりと剥ぐと下着だけだった。
色白の体に指が吸い寄せられる。
ピクッとするが起きてはいない。
静かに指を肌に走らせ、下着をずらしてを執拗に舐めていく。
しばらくするとピチャピチャと静かな部屋に音が響くようにになった。
シノの息が荒くなっている。そのまま後ろから少しづつシノの体の中に入っていく。
「あっ……ロウ様……んっ……」
上半身だけ後ろを向き、キスをせがんできた。
そのままシノを四つん這いにさせると、シノは自分で体を動かして俺を求めるようになってきた。
「あぁっも……もっとお願いします……お尻を叩いてください。」
パチンとお尻を叩いてやると体をピクッとさせた。
少し強めに何度も叩いてやる。
「あぁっ……いいです……もっと……」
シノはジュボジュボ音を出し始め、叩くたびに飛沫を飛ばした。
「あぁっぁっご……めんなさい……ごめんなさい……」
後ろからシノの乳房を鷲掴みに掴み、腰でシノの体に強く叩きつけた。
部屋にパンパンと、シノの体に打ち付ける音が鳴り響いた。
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