第24話 フリア

 朝起きるとミリが上に四つん這いにを被さりキスを求めてきた。



「んっ...」



 マリアもその横から顔を引き寄せてキスを求めてくる。

 朝食を食べながら、通信でマドカ達をを呼びだす。



「急によびださないでよね。」



 呼び出されて嬉しそうだ。



「今日から南方面の冒険をしようと思う。」


「南だと獣人都市のクラカがあるわね。」



 獣人は魔法にあまり頼らず、武術に優れる傾向がある。

 その体捌きを見てみたい。

 いつの間にかラキも膝上に乗っている。頭を撫でてやる。



「私も行きたい。」



 ラキ、マドカ、ロゼ、ソフィア、キエンで行く事にした。

 ワイバーンの鞍や、手綱は道具屋で作成済みだ。

 ワイバーンを低空飛行させて魔物を殲滅していく。

 遠隔が得意なロゼの矢の餌食になっている。


 オリハルコンの矢に俺の血を入れて、赤黒い弓からどんどん放たれる。

 森の中で見えなくても精霊の魔物認識があれば矢は当たり、放たれて少しすると矢が亜空間収納に戻る。


 従属化する魔物を大量に産み出し、俺も強くなっていった。

 上から射撃すると、地上にズドーンと衝撃が走る。強く弦を引きすぎると魔物が跡形も残らないのでこれでも手加減してるそうだ。


 キエンがやることがないと言い、フレイムリザードで残党を狩りながら追ってくると行って地上に降りた。

 ラキはワイバーンに俺と一緒にのって抱っこされていれば満足のようで体を俺に預けてくる。


 地上の従属化した魔物が100匹ぐらいに増えたあたりで町に着いた。

 まだ昼ちょっと過ぎだだが今日はここで泊まろう。


 町の規模は人口500人くらいだろうか。

 大きくはないが宿があり、ソフィアは新しい町で目が輝かせていた。


 ゴブリンが近くに住むようになって困っていると相談されたので、向かうことにした。

 ゴブリン達は20匹ほどの群れになっていた。

 正面から警戒せずに乗り込み、皆殺しにする。

 やはり人間を捕虜にしていたようだ。


 粗雑な小屋に入ると、体中体液にまみれ、痙攣している女がいた。

 いつからここにいるんだろうか。

 ラキ達は入らないようにしているので、血を混ぜた水を飲ませて、生きる気力を取り戻せるよう命令した。服を着させ、ゲートで屋敷へ連れて行く。


 後のことはエリスに任せておいた。

 本人の希望通りにしてやるよう話しておく。

 働きたいようなら働かせてやろうと思う。


 町に帰ると町長にお礼を言われ、報酬の代わりに家でご馳走したいとのことなので遠慮なくいただく。

 これまでの旅やユースの事など、食事をしながら町民に話した。

 そうこうしている間にも弓で従属した魔物たちが町の外に集結しつつある。魔物はオーガ、ラミア、リザード等だ。


 この町を守り、素材を届けるよう命令し、お風呂へ入りに屋敷に戻る。



 すると脱衣所に知らない女性が座っていた。



「フリアです。お風呂のお手伝いをさせていだだきます。今日からミノス商店で働くことになりました。」



 フリアを見て、気分が高揚し、胸が熱くなった。

 笑みが自然にこぼれる。

 フリアが着ていたのは半透けの水着だ。

 

 しかも、透け率が高い。

 服屋よくやった。

 そしてそれを採用しここで作ってきたエリスに感謝して合掌した。


 水着はワンピースになっていて、下には青ベースの下着を着けているが好みだ。

 パンツは履いているのか履いていないのかわからない面積率だ。


 水着がとても気になるが、フリアはスタイルが良く、水着がフィットして、効果は抜群だ。

 色薄めの黒髪を後ろでポニーテールにまとめ、ツリ目の上司系だ。2つの谷間はバランス良くそびえている。


 テキパキと服を脱がされ、触れる隙がない。

 その素材を触りたい衝動にかられるが湯船の横に案内され、寝かされた。

 そっと腰回りの素材を確かめる。



「んっ……」



 声が出そうなのを我慢しているようだ。

 腰のラインからお尻のラインまで確かめる。

 薄い伸縮性はかなりよく出来ているし、かなり薄く、素肌を触っている手触りだ。


 光沢があるが、湯気で蒸れることなく肌に密着している。

 しっかり型を取りこの体に合わせたことがわかる。

 いい仕事だ。


 2つの谷間あたりも確かめる。ピタっとしているため、タプタプとゆれる。



「ぁっ……んっ……」



 懸命に耐えているが、甘い吐息が漏れている。

 水着を着たまま全身を泡立てる。

 まるで何も着ていないかのような肌触りだ。

 フリアもこんな素材は初めてだろう。


 着ているのに直に触るように感じてしまう。

 体の至る所を駆使して全身を洗ってくれた。

 フリアは水着のまま、お湯に浸かった。


 正面を向いて座るので水着を少し横にずらして、座らせてやる。



「えっ……ぁっ……んっ……」



 水着をずらして露わになってしまったところに俺の体が入っていくき、大きな摩擦が何度も生じさせた。


 お湯がちゃぷちゃぷと揺れ、キッとしていた目がトロトロになって口も半開きで手を首に巻き付けてきた。

 その後何度も激しくキスをした。

 その後開きっぱなしのゲートを潜り、ラキの部屋へ忍び寄る。


 狸寝入りをしている。

 後ろから布団に入り、スカートを捲り、下着を入念に撫でる。



「んっ……」



 ビクッとして甘い吐息が漏れた。

 今日は半透けのキャミソールを着ているな。

 下着の中まで撫でてやるとピチャピチャと音がする。


 息が粗くなってきたので、寝ている想定で、下着を下ろし、勢いよく中に入った。



「えっ……ぁっ……」



 寝ているからわからないはずだ。声が漏れているが。

 その後マドカ、ロゼ、ソフィアの部屋に忍込み、寝ている想定で同様に摩擦を繰り返した。

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