第22話 ソフィア
起きると昨日の女子大学生が横で寝ている。
寝顔にキスをすると起きた。
「すっ、すみません。おはようございます。
エストと言います。」
エストは孤児院で働いている奴隷だった。
選定が神だな。
皆で食事をして、 ラキとマドカ、ロゼと一緒にゲートでハイエルフの所へ行く。
キエンは外で戦っているだろう。
村を歩いていると、長老の婆さんが近づいてきた。ソフィアと一緒だ。
「魔法玉は完成したよ。」
見ると魔法玉と呼ばれたものは野球のボールくらいの大きさだった。
「お願いがある。ソフィアを連れて行ってくれないか?外のことを知りたいと言うんだ。勿論タダとは言わない。ソフィアを奴隷として使ってくれていい。連れはみんな奴隷なんだろ?」
「そうだが、いいのか?ひどいことをするかもしれないぞ」
半透けのキャミソールを着せたりとかな。
「その活き活きした奴隷たちを見ればわかるわい。ただし、あんたの戦いに参加させてくれよ。いつもじゃなくてもいい。」
話がうますぎるな。
向こうに何がメリットあるんだ、この話。
無料で奴隷に出すだけじゃないか。
「まぁこちらにメリットが無いから困惑するのもわかるぞ。儂らの一番の目的は世界樹を守ることじゃ。今回みたいに魔物に襲われて、手に負えなかったらお手上げじゃ。その時に助けてほしいんじゃ。お前さんならソフィアが困った顔してたら助けてくれるじゃろ?」
「助けに来るかわからんし、倒せるかもわからんぞ?」
「ソフィアには通信の指輪をつけさせてもらう。危なくなった時、きっとお主なら来るよ。
それにお主でも倒せんかったらどの道、儂らにも倒せる道理がない。じゃが、お前さんが死んだ時はソフィアは返してもらうぞ。」
ハイエルフは長生きするんだろうな。
俺のもとで強くなって戻ってこいということか。
「ソフィア、20メートルのアースドラゴンが現れたらどうする?」
「えっ...。天候魔法で濃霧を広範囲に発生させて、地形魔法と幻惑魔法で里を山に見せて隠します。それでも見つかったらメテオで...倒せるかわかりませんが」
メテオか、なんかすごい規模感だぞ。
しかし、村も壊滅するかもしれないが。
重力魔法もあるし面白い魔法使いだな。
「わかった。連れて行くよ。」
「あとこれもお願いなんじゃが」
「青色魔法玉がもう一つできてな。ソフィアに使わせてほしい。」
「わかった。そうしよう。」
またお願いされても困るので早々に村を出る。
「……あの者、世界樹様と似ておられる。なんだか懐かしいな、ソフィー。」
ツィタと名乗る老人は遠くに見える世界樹を見て呟いた。
アースドラゴン、クリスタルスネイク500匹やワイバーン半数の50匹、ジャイアントエイプなど、たくさんいる魔物たちにはハイエルフの里を守るように命令し、素材はハイエルフの里に届けるようにした。
いらないなら回収すればいい。
ドラゴンでも来ない限り大丈夫だろう。
その後は従属させたワイバーンに乗って帰ることにした。
ワイバーンは小さいドラゴンみたいな魔物だ。
直線を飛ぶので陸を走るより早い。
風魔法で風の抵抗を少なくし、快適に乗れるようにしてもらっている。
ムールの街まで3時間ほどでついたので、早速ドワーフの工房に行く。
「もう来たのか!得意な魔法見せてくれるか?」
ゲートで森へ飛び、マドカの火魔法と収納魔法を見せる。
ソフィアはメテオと雷魔法だ。
メテオは町が滅ぶレベルだな。
上空からすごい質量の燃える隕石が広範囲に召喚させて、降らせた。
使うのは魔王軍とかと戦う時くらいだろうか。魔王軍がいるか知らないが。
雷魔法が手元から放たれる。
ソフィアは火水をなどの魔力属性とは全く異なる属性を使うようだ。
追々、教えてもらおう。
二人とも密度を上げて狭い範囲に高出力を上げたいと言っていた。
ドワーフは二人の意向を確認できたので魔法玉を渡した後に別れ、屋敷の風呂に向かった。
「ソフィアです。お風呂のお手伝いをさせていただきます。」
「よろしく頼む。」
ソフィアはシルバーの髪で瞳は緑、美人というよりは目がぱっちりのかわいい系だ。
背も少し低く、色白、性格は明るく好奇心旺盛。
新しいことに目を輝かせる、部活の後輩タイプだ。
幼気な顔立ちだが2つの山は大きくそびえ立っている。
こんないい子が奴隷でいいのか。
いや、みんないい子だが。
これまで森の中の村で大切に育てられ、悪い大人に騙されたりしていないだろうな。
半透けのキャミソールだが、今日はパンツがギリギリ隠れないくらいで薄緑色の縁取りが白い。
実に丁度いい。
薄緑がすごく似合っている。
エリス達に調達する服屋は指示してあるので、その服屋と綿密に素材、色、丈などを打ち合わせて、研究開発を行っている。
「失礼します。」
そう言うと服を脱がせてくれた。
大きく胸元が開いたキャミソールからたぷんたぷん揺れている。
湯船の横に寝かせてもらい、お湯をかけてもらう。
ゆっくりと丁寧だ。
気持ちいい。
かわいい幼気ながら真剣に体を泡立てて洗ってくれる。
荒ぶる山々がフワフワにスーッと肌を舐めていく。
お湯をかけてもらい、お湯に入る。
隣に座ったのでそのまま横にスライドさせて、膝の上に移動させる。
「ぁっ……重くないですか?」
重いはずがない。
温まりながら、耳をしゃぶったり、髪を撫でたりする。
「あっ……」
風呂を出て、部屋に2人で行く。
手を繋いで初々しい。
部屋の前にはフィーが待っている。
フィーは黒いキャミソールで少し長めのスカートだ。
猫耳をピクピクさせて、栗色の毛を触りながら大きな瞳をこちらに向ける。
「ここからご一緒させていただきます。」
ソフィアをベッドに寝かすと、フィーはベッドのすぐ横に座る。
フィーに会ったときからソフィアの顔が真っ赤だ。
見られるのが相当恥ずかしいみたいだ。
フィーも恥ずかしいのか目をパチクリさせている。
フィーの存在を忘れないように何度も途中で目配せすると、ソフィアはその度に顔を赤らめる。
「あっ……んっ……」
肩を抱き寄せて、激しくキスした。
「んっ……」
恥ずかしがっているフィーをソフィアの横に寝かせて密着させて肩を抱き、2人を交互に撫でていく。
「は……恥ずかしいです……」
ソフィアのミニの丈か覗く下着の中を撫でていく。
しだいに体をクネクネさせてピチャピチャと音が聞こえる。
「だっだめです……」
ビタビタになった下着を横にずらしてフィーを密着させた状態で中に少しづつ入っていく。
「んっ……あっ……」
ソフィアは恥ずかしそうに顔を赤らめているがパンパンと部屋はいやらしい音をさせている。
フィーを抱き寄せると小さく震えている。
「は……早く下さい……お願いします……」
フィーは少し長めのキャミソールをまくりあげて四つん這いになり、下着をずらして中に入れてきた。
「も……もう我慢できないんです……」
自分で上下するフィーを手伝ってやると、上下に激しく体を揺らした。
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