第18話 ウリ

 朝起きると、ミュレーが情熱的に唇を合わせてきた。



「んっ……おはようございます。ロウ様」



 うっとり見つめられる。


 アイシャが少し照れながら四つん這いになり覆いかぶさりキスをしてくる。

 2つの山がたぷんたぷんと揺れ当たる。



「おはようございます……」



 ミリとノアが孤児院に朝食を作りに来ている。

 エプロン姿の2人に後ろから手を回してキスする。


 その後、子どもたちと朝食をとる。

 30人くらいに増えている。エリスにもう1棟立てるよう指示を出しておく。


 食事後、ラキ、マドカ、キエン、ロゼと合流して、シャームへ向かうことにした。 

 馬で3日かかると言うが、半日で着きそうだ。

 風魔法で空気抵抗を少なくし、フレイムリザードのスピードを加速している。


 シャームは魔法都市だ。

 フードを被る者が多く、エルフも多い。

 露店が所々で出されており、魔道具を販売している。

 夜は大通りを埋め尽くすナイトマーケットが開かれるらしいので夜に店を回ろう。


 シャームの街を後にして、エルフの森に向かう。

 ロゼが場所を知っているらしく、先導して貰う。


 街道から途中から森に入り、進んでいると段々と森が険しくなってくる。

 半日ほど進むと霧が立ち込めてきた。

 ロゼがリザードから降りて、何かの呪文を唱えている。これで中に入れるようだ。


 中に入ると関所みたいなところ他のエルフとで話している。

 武器はあらかじめ亜空間に入れて、リザードは待機させた。


 集落をロゼに案内されて歩く。

 200人くらいの集落だろうか。

 森を切り開かず、森の中に間借りしているように建物が立っている。


 木と一体化している家が多い。集落をみて回りながら、弓職人の所へ連れて行ってもらった。



「よう、久しぶりだな。元気か?」


「えぇ。今日は弓を作ってもらいたくて来たの。」


「そうか。ちょっとその弓で射ってみてくれ。」



 外の広場へ移動して、的を射る。ロゼは平気な顔で弦を引いているが、弓からきしむような凄い音がしている。

 ビュッと矢が放たれると的は破壊され、矢はどこへ行ったかわからなくなった。ロゼには先日落札した闘神のイヤリングを渡しているため、力が増したようだ。



「おいおい、いつのまにこんな……。こいつはトレントの材質か。いいものだがエルダートレントでももう無理だな。木の素材では耐えられん。ドワーフにオリハルコンの弓をつくってもらったほうがいい。」



 結局エルフの集落では弓を作れなかったので、シャームの街へゲートで戻った。

 シャームの街では怪しげな光の露店が大通りが埋め尽くせれ、妖しい雰囲気を醸し出している。


 露店を見て回ると魔道具のアクセサリーが多ようで、ラキに収納魔法の込められた黒のバングルを買った。

 1メートル四角くらいの容量だがナイフを投げたり予備の服を入れておける。

 1つ2千シーロ(20万円相当)だったため、屋敷のみんな用に15個ほど買っておく。


 ロゼには容量が減るが矢が取り出しやい指輪を買う。

 矢と手袋のセットになっていて、魔力に反応して矢が戻ってくるものも買った。

 あとは温度が見える眼鏡。

 赤外線カメラだ。

 暗闇で活躍しそうなラキに持たせることにした。


 魔力を高める宝石は出品が多い。

 どこも大体同じ価格だが小さくて赤色が濃いものが高いようだ。

 魔力が高い場所の鉱石が魔力を吸収し結晶化してるそうだが、魔力が高い場所は魔物も多く強力なため、色の濃いものは値段も高い。

 マドカが色々見て回っているが特別気に入るものはなかった。


 ゲートで屋敷に戻ると、夕食を食べずに待っていてくれていた。

 皆にバングルを渡す。

 全員が涙ぐみ、食事どころではなくなってしまった。

 お金を入れたり、買った物をしまえるので、買い物も楽だし、非常時は武器も出せる。


 こちらの世界では商品を安易に手に取れないため、装備品などは店員の目の前で手渡ししてもらう。

 亜空間収納は大きさに応じて乗数的に価格が上がるが、亜空間収納を誰が持っているかわからないからだ。


 空間魔法は亜空間の入口の枠を創り出すので魔法が届けば離れていても入れられる。

 改めて思うがこの魔法はやばい。入口に入りさえすれば何だって入れられてしまう。


 色々考えながら風呂に向かうと、風呂に女の子が座っていた。



「よ、よろしくお願いします。飲食店で働いていますウリと言います。」



 いたようないなかったような。頷いておく。距離感が大事だ。 

 ウリは黒髪で、腰の辺りまで髪を伸ばしている。

 年齢は少し下に見えるな。


 2つの山は程よく高く、腕や太ももはムチッとしているがウエストはくびれている。

 顔立ちは可愛い妹系だ。



「どんなことをしてもいいのか?」


「えっあ、はい、だ、大丈夫です。」


「今日は教えられたことを全て忘れて指示に従ってくれ。」



「は、はい……」


「んっ…んっ…」



 触るか触らないかのタッチで抱き寄せて、体を撫でていく。



「んっ……ぁっ……んっ」



 半透けのキャミソール越しに無言で立ったまま撫で続けた。



「ぅっ……ぁっ……」



 湯船の横に立たせる。湯をかけてやり、石鹸を泡立てて洗う。

 ウリの体をすーっと表面だけ洗っていく。



「ん……」



 顔をこちらに向かせると口を1センチくらいのところで見つめる。よだれがたれている。もう脱いでから20分くらい、こうしているだろうか。お湯を流し、湯船に入る。


 ウリは目がトロンとしてきて、自分の手をぎゅっとに握っている。正面に座らせ、唇と唇をミリ単位まで近づけたり遠ざけたりする。たまに唇の先だけが当たる。


 湯船から上がり、手ぬぐいで優しくふいてやる。ウリは顔を真っ赤にし、時々甘い吐息が漏れる。そのままウリを抱きかかえて2階に運ぶ。


 部屋の前にはサーラが待っていた。オレンジの髪が綺麗だ。うつむいて、恥ずかしそうだ。



「こ、これがらご一緒させていただきます。」



 ドアを開けてもらい、ベッドにウリを降ろす。

 手をぎゅっと頭の上押さえつけて、キスを軽くした。



「んっ.....」



 オドオドするサーラを、ウリの横に横にして、強く抱きしめてキスを何度もした。



「あっ.......」



 その後、ウリの上に四つん這いになり、唇を近づけていくと、首をぐいっと強く引っ張られて強引にキスをされた。



「んっ……んっ……んっ……」



 甘く激しい呼吸が漏れる。

 全身を激しく撫で回して、べちょべちょになった下着を剥ぐ。幼気残るウリの体を押さえこんで、少しづつウリの中に入る。



「あぁっ……だ……だめ……ぁ……」



 ウリは、体を何度も痙攣させるとビチャビチャと音を出すようになり、飛沫をベッドに飛ばした。



「ごっこめんなさい……」 



 涙目になるウリを強く叩きつける。

 その後、サーラに覆いかぶさるようにウリを四つん這いにさせ、今度はサーラ中に入る。

 サーラをパンパンと腰を押し当てて体を上下させ、抱き合うウリと交互に痙攣させる体をそのまま強制的に上下させた。

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