第13話 ミリ
次の日の朝起きると、猫耳のフィーが恥ずかしそうにキスをしてきた。
その後、マドカもまんざらでもなさそうにキスをしてくる。
皆で朝食を食べながら、マドカとラキがもっと強い魔物と戦いたいと言うのでしばらく野営するかもしれないと伝える。
ミリが涙目になった。
今夜の当番か。
マドカ、ラキと、かわいそうなので野営支度用にミリも連れて行くと伝えるとミリが笑顔になった。
キティタイガーを3匹従魔登録し、背中に乗る。
ミリは俺が前に乗せてやることにした。
ワーウルフよりも大きく、安定感が違う。
ミリも上機嫌だし、いい匂いだ。
身体の感触を確かめながら進む。
ゴブリン村に寄ると、ゴブリンがかなり増えており、100匹くらいの数になった。
コボルトも増えている。
その後、ひたすら森を進んだ。
キティタイガーは10頭くらいの群れでいるため、ラキとマドカは殺さずに弱らせる。
蜘蛛の糸で動けなくして、血を飲ませる。
60匹くらいを引き連れて、奥へ進んだ。
トロルのテリトリーに入ったようでトロルがチラホラと出現するようになった。
トロルは知能が低いからかあまり群れて行動しないが、自己再生能力があり、火力がないと押しきれない。
ラキは二刀流をうまく使いこなせるようになり斬撃が2倍だ。
ミスリルに魔力がしっかり通ってていて、ダメージも深い。
マドカは手加減無しでいいとわかり、オーバーキル気味に広範囲の水魔法を使う。
中級魔法のアクアストームだ。
トロルは3メートル程あり、残っている肉は食べれられるため、マドカの空間魔法の亜空間に入れた。
キティタイガーに周りを警戒させて、森の少し開けた場所で野営する。
トロルの肉を切り取り、夕食用にミリに渡した。
ミリは料理がうまく、屋敷でもメイドとして食事を作っている。
マドカの亜空間から巨大なコンロやテーブル、調理器具、食器を出していく。
マドカの亜空間は底が見えない。
どれだけ入るかわからない大きさだ。
時間経過もしない。
トロルの肉はかなり美味かった。
濃厚なのにくどくなく、塩コショウでたくさん食べることができた。
食事を終えてテントを張ることにした。
そろそろ寝ただろうか。
ミリのテントへ静かに忍び寄る。
寝ているのを確認して布団をゆっくりと剥がす。
ミリはメイド服で寝ているようだ。
ミリの足元に行き、そっと下着をずらして優しく撫で続けると、息が荒くなり、ピチャピチャと、音を出し始めた。
ゆっくりと後ろから中に入っていく。体をビクッとさせる。
「んっ……えっ……あっ……あっ……」
ようやく起きたミリはなされるがまま後ろから揺らされて、体を痙攣させた。
次のテントに入る。
布団を剥ぐと半透けのキャミソールの幼さの残る体をそっと包み、そっとお尻を撫でる。
「んっ……」
顔を上げるとパチリと目が空いている。無表情だが頬が赤い。気付いていたな。
全身を撫で回して濡れた下着をずらして後から窮屈なラキの中に入る。
「んんっ……」
口に手を当てて声を殺すラキ。
窮屈な中は更にギュッと締まって行く。
パンパンとテントで音を上げて揺らした。
次のテントへ行って布団を剥ぐ。
半透けのキャミソールだ。
顔がピクピクしている。
静かに体を抱き寄せてキスした。
「んっ……遅いのよ……ぁっ……」
近づくと押し倒されて、強引に裸にされる。
マドカの服を全ての脱がして全身を撫で回す。
「あっ……んっ……声が出ちゃう……だめ……」
ビチャビチャになった下着を横にずらして強く抱きしめたまま、中に入っていく。
「だ……だめだって……あっ……」
声を我慢しているが何度も吐息がもれ、その度に体を痙攣させた。
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