第11話 ラキ

 朝起きるとシノが隣でこちらを見ていたので、優しく抱きしめてやりキスをする。



「んっ...」



 ミュレーは夜に孤児院に戻った。子どもたちが心配だったのだろう。

 朝の食事を皆で取り、宿を出て孤児院に行く。

 ミュレーが笑顔で出迎えてくれた。

 ぎゅっと抱きしめてやる。



「んっ...」



 子どもたちと外で遊んでいると、イーニャとサーラとシノが来た。

 よく子どもの世話をしに来るようで、イーニャは外で、サーラとシノは読み書きを教えている。

 邪魔しないように孤児院を出た。


 屋敷に戻るとエリスが笑顔で迎えてくれる。

 ぎゅっと強く抱きしめて、キスした。


 そのまま部屋に行ってエリスを抱きしめる。

 広間で紅茶を飲みながら横から体を密着するエリスに話す。



「孤児院で働く者を雇ってほしい。子どもに読み書きを教えられる者、家事ができる者がいいな。あと、必要だったら予算の中で自由に雇ってくれ」


「わかりましたわ。ロウ様」



 その後、ミノスのところへ行った。

 ゴブリン、ジャイアントスパイダー、リザードマンから大量に素材が集まっているそうで、数が多いので毎日馬車で、往復しているそうだ。


「これから競売があるのですが一緒にいかがですか?」



 特に予定もなかったのでミノスについていくことにした。

 競売所には1人で100シーロ(1万円相当)の入場料で入ることができる。

 事前に品物を見ることができるため、各部屋へ行って見て回る。

 奴隷商人付き添いで何人か奴隷がいる。


 空間魔法が使える魔法少女

 2万シーロ〜 (200万円〜)

 

 通信の指輪4つセット 

 4千シーロ〜(40万円〜)


 この1人と1セットは落札したいな。

 ただ魔法少女はかなり感じが悪い。

 奴隷商人の命令で従ってはいるが。


 通信の指輪は7千シーロで落札、魔法少女は2万シーロで落札した。

 高いのと感じが悪いことで誰も手をあげなかったんだろう。


 他に欲しい物はなかったので、落札した奴隷と物を受け取る。

 魔法少女は奴隷契約をすると言うことは聞くようだった。


 魔法少女はマドカと言う名前だ。

 通信の指輪はエリス、アラン、ミノスに渡す。

 宝石部分に触ると相手に呼びかけるそうだ。


 夕方に屋敷にもどり、夕食を皆で食べて風呂に向かうと、脱衣所にはラキがいた。

 ラキは薄い肌着を着ている。

 身体が小さく小振りで、山も小振り。

 というか山ではなく丘だ。



「お待ちしておりました。ロウ様」



 ラキはいつも無表情だ。

 俺よりも少し年上だが背も低く、顔も幼い感じで人形みたいだ。

 目は少し鋭いが、綺麗なオレンジ色が少し入っている。


 体は全体にすらっとしてて素朴な体をしている。

 髪は黒のストレートで艶々だ。

 ミュレーにしてもそうだが血を飲んでるわけでもないのにすごく従順なんだよな。

 エリスの教育だろうか。


 しかも俺が好きそうなシチュエーションを毎回狙ってくる。

 今日あったことを研究し、次にどう活かすか考えているのか。

 ラキは無表情のまま頬を赤くして服を脱がせてくれる。


 しかし、何か、身のこなしが洗練されているな。

 手を繋いでお風呂に連れて行ってくれて、湯船の横に腰掛けさせてくれた。

 目が合うと照れて顔を背ける。


 恐る恐るといった感じでぎこちなく体にさわろうとする。



「んっ...」



 ラキは自分の身体を石鹸で泡立てて、身体全体で洗ってくれる。


 顔は真っ赤だが無表情を保とうとしている。

 洗い終わると手を引いてくれるので一緒に湯船に入る。



「し...失礼します。」



 ラキが膝の上に乗った。


 お湯の中でさらに軽くなり、全く重さを感じない。



「あっ...」



 髪をゆっくりと撫でてやる。



「んっ...気持ちいいです。ありがとうございます。」



 風呂を出て部屋に戻る。

 ラキが手を引いてくれる。

 かわいい。


 部屋の前にはメイドのキノがいた。 

 薄手のメイド服というか裸にフリフリのエプロンだ。

 エリスにこの前話をした気がするな。



「ここからご一緒させてください。」



 キノをベッドの横の椅子に座らせ、ラキの小さな体をキノの正面になるように膝上にちょこんと座らせる。


 ラキは無表情だが呼吸が荒くなっているのがわかる。



「んっ...」



 キャミソールを着たまま、ラキの後ろから全身を撫でていった。

 凹凸が少ないラキは、声を押し殺して震えている。

 足を広げさせて、足の間を指で撫でていく。



「あっ...恥ずかしい...」



 耳まで赤くして小刻みに震え、ピチャピチャと音を出してきた。

 ラキの足を広けて、腰を上げ、ゆっくりと中に入って行くとぷすぷすと音を立てて包みこまれていく。



「あぁっ....」



 ラキは体も小さいためか、ラキの中も狭い。

 ぎゅうぎゅうで密着する。

 少し揺らすと、強く抵抗して摩擦が大きいのがわかる。


 外に押し出そうと中のコリコリの突起がぎゅっと締め付けるが無理矢理に中に押し込んでいく。

「も...もう...だめ...あっ...」

 狭い中、激しく上下させると、ますます締められてくる。


 正面に反転させてトロンとした目て見るラキを上下するラキに何度も触れるだけのキスをする。


 ぐったりしたラキを寝かせてから、震えるキノを立たせて、強引に服を脱がせて、眠るラキの横に身体を寝かさせる。


 肩で息をするラキの横に寝かせて、一人でビチャビチャになったキノの中に強引に入って行く。



「あぁっ...いい..」



 キノは足と手を使い体を強く密着させ、キスをしたまま、何度も痙攣を繰り返した。

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