第2話 エリス

(注意)

R15+ 女性との絡みが濃密で刺激的ですので、希望でない方はご遠慮ください。

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 ユースの街は防壁が聳え立つ大きな街だ。

 門番に心配されたが、俺だけ銀貨1枚払わされた。


 ゴブリンが貯めていた硬貨は金貨3枚、銀貨6枚、銅貨23枚、鉄貨30枚だった。

 多いのかよくわからんが金貨は高価なものだろう。


 街の様子を見て、ここは地球ではないと思い知らされた。

 ネコミミの獣人などがいるのである。

 かわいい。


 4人はいつも宿に泊まっていたと言うので、宿まで送ってやることにした。

 まだ聞きたいこともあるしな。


 部屋に入り話を聞くと4人とも孤児院の出身らしく、冒険者で生計を立てていたらしいことごわかった。

 冒険者は依頼を受けたり、魔物の素材を集めたりする仕事だそうだ。


 魔法についても聞いてみた。

 魔法は適正の有無があり、全く使えない人もいるそうだ。

 どこにも行くあてもないし、わからないことを今後も聞きたいので俺も同じ宿を取ることにした。

 

 宿泊費は銅貨6枚だった。

 貨幣の価値を女たちに聞いた。


白金貨 10,000シーロ

金貨  1,000シーロ

銀貨  100シーロ

銅貨  10シーロ

鉄貨  1シーロ


 この宿の朝食が5シーロというので1シーロが100円くらいと位置づけた。


 宿を出て街を見て来ようとするとエリスが声をかけてきた。



「待っていただけますか。言葉も通じないと街の中も大変ですので、ご一緒させてください。」



 正直ありがたい。

 魔法を使えるエリスがついて来てくれるらしい。

 エリスは綺麗な顔立ちで、肩のあたりまでの艶のある黒髪、キリッとした秘書系美女だ。 

 年齢的には俺よりも少し上ぐらいだろう。


 街を歩き、訓練所と呼ばれる場所に来た。

 魔法や武器の適正を調べることができるらしい。

 言われるがまま、様々な武器を振ってみたり、魔法のレクチャーを受けた。


 結果的に俺には剣技と水属性魔法に適性があることがわかり、生活魔法レベルなら他の魔法も多少使えると言われた。

 魔法が使えて嬉しい。


 ウォーターショットは破壊力のある水の玉を飛ばすことが出来る。

 掌を的に向けて「ウォーターショット」と唱えると強力な水の塊が的めがけて飛んでいった。


 俺には治癒魔法も使える可能性があるとか。

 当然、今まで魔法なんて使うことなんてできなかった。

 この世界が特別なのだろうか。


 次はエリスに案内されて飲食店に入った。

 ゴブリン村で少し食べたが、味もしなかったし食べた気がしなかったため楽しみだ。


 エリスおすすめの店のようで、わからないので良く頼むメニューを頼んでもらった。

 出て来たのはステーキだ。


 塩が少し薄いが美味しい。

 エリスも満足そうに食べている。

 その後、服、鞄など日用品などを買い、宿に戻った。

 部屋は別に取ったので別れて一人部屋に入る。


 疲れた。

 少し硬めのベッドに横たわる。

 変な世界に来てしまい、色々なことに巻き込まれた。


 予備校に通う浪人の自分がこんなことになるとは……。

 名前もまだ思い出せないが、無いのは不便だ。


 とりあえず浪人だったからロウと名乗ろう。

 明日からどうするか。

 何とか食べていかないといけない。

 自分の能力で何ができるか。


 うとうとしているとドアをノックする音が聞こえる。



「エリスです。」



 開けると薄着のエリスが立っていた。


「少し入ってもいいですか。」


「あぁ。」



 エリスは髪を整え、風呂上がりのようにきれいにしている。

 俺とエリスはベッドに腰掛けた。



「お名前は思い出せましたか?」


「無いのも不便だからロウと名乗ることにした。」


「ロウ様ですか。いい名前です。」



 近いな。

 エリスの体が色々あたる。嬉しいけど。


「4人で話したのですが、明日からロウ様と行動を共にしたいと思っています。ロウ様がよろしければですが……。あの村では命を助けていただきましたので、その御恩を少しでもお返しさせてください。」


「実は明日から、どうするか困ってた。

 この世界のことをあまり知らないし、助かるよ。」



 エリスがぱぁっと笑顔になった。



「嬉しいです。他の国から来られたのですか?」


「良く分からないんだ。」


「そうでしたか……」



 沈黙の後、エリスが膝の上に置いていた俺の手を握ってきた。



「あの……こんな汚された私では嫌ですよね……」



 エリスの俯く顔を見ながら恐る恐る肩を持って抱きしめた。

 黒髪を撫でながら顔を見ると恥ずかしそうに目を閉じてた。

 俺はエリス顔に近づいていき恐る恐るキスをした。


 強く手を握り、ゆっくりと支えながらエリスを横にする。

 そのままエリスの上に四つん這いになり、服を少しづつ脱がせる。


 エリスは恥ずかしそうに視線を外し、その色白の頬を赤く染めている。

 恥ずかしがるエリスの肩を抱き寄せてゆっくりと体を撫で回す。


 エリスの体は暖かくて、弾力があり、すべすべだ。

 ずっと触っていたい。


 震えるエリスの下着を下ろすと中はぐっちょりと濡れていた。

 足を広げて舐めてやるとピクッと身体を震わせた。

 ぴちゃぴちゃと痛くないよう舐めているとどんどん中から熱い汁が湧き出てくる。


 奥からじゅるじゅると吸うように舐め取った。



「あっ…ロウ様…恥ずかしいです…んっ…」



 エリスは恥ずかしいのか顔を手で覆いピクピクと震えている。


 エリスの足を広げ、頬を染めてとろんとした目でこちらを見るエリスを真っ直ぐに見ながら、エリスの窮屈な中にずぶずぶと音を立ててゆっくりと入る。



「あっ……ゆっくりお願いします……」



 エリスの中は温かかった。

 エリスと目が合うと、ぎゅっと締め付けられてエリスの中のコリコリが密着する。



「もっと……お願いします……」



 エリスを上に乗せてやると色白の体を上下に揺らしながら自分で胸を鷲掴みにしている。

 時々ビクッと体を痙攣させるが休ませずに上で跳ねさせる。



「あっ…今は…だめです……んんっ…」



 エリスの上に覆いかぶさるよう四つん這いになり、上下に揺れるキリッとした目を見ながら何度もキスもした。

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