第7話 宙へ
ハレルとレジーナを乗せたガイストは目にも留まらぬ速度で、地球から飛び立っていた。全天モニターの足元に映し出された見慣れた景色は、一瞬で点ほどの大きさも無くなった。
「レジーナさん、凄い速さですよ!!」
「そうでしょう!」
雲の一層を突き抜け、青空と眩い陽光が支配する景色を垣間見たと思えば、その景色は一変していた。暗闇の中で煌めく星々が住む領域。ガイストは二人を乗せて宇宙まで上がってきたのであった。
「うわレジーナさん!!」
「ん?どうしました?」
「浮いてますよ!」
地球から離れ、宇宙に上がり無重力となっていた。レジーナは、ハレルが座っている操縦席の後ろで浮きながら周囲を確認していた。
「ああ。ここは宇宙ですから、地球のように重力がないんです。無重力です」
「なんか海や川で遊んでる時みたいですね」
「まあ・・・考えようによっては、そう思えなくもないかも・・・。それよりハレル、足元にあるのが地球ですよ」
レジーナに促されハレルは足元に視線を移した。そこには太陽の光を一身に受け、青く輝く地球の姿があった。全ての命の母であるその星は、何ものにも邪魔されることなく静かに佇んでいた。ハレルの瞳には途方もない世界の輝きに満ちていた。
「私たちはさっきまであそこに居たんです」
「これが、地球・・・」
こんなに綺麗な場所なら、宇宙に住む人々が帰って来たくなるのも無理はないとハレルは感じた。それに地球は想像よりもずっと巨大だった。住んでいた場所などその一辺も見ることができない。新しい隣人がやってきても、大丈夫だろうとも思った。
「地球って、こんなに綺麗で、大きかったんですね。レジーナさんたち、ルナリスでしたっけ。その人たちもきっと好きになってくれますよね」
「ええ」
レジーナはこのハレル・ニールダンという少年は、心のどこかが壊れているのではないかと思っていた。自分の同胞に住んでいる場所を破壊され、家族同然だった友人も殺されても尚、ハレルは怨み言を1つとして言わなかった。今もルナリスが地球を気に入ってくれるかどうかを考えている。レジーナの知る人間という存在は彼とは全く異なる存在だった。善良な者も多いが、彼らは血が流された場合、必ずと言っていいほどその行いに新しい血で報いた。これはレジーナが人類の歴史で学んだことだった。そして父のキュンメルも漏れなくそのような類の人間だった。そのため、ハレルもルナリスが地球に住み着くことなど決して認めないだろうと思っていた。しかし違った。ハレルは今まで会ったことのない人間だった。彼は自分と同じ悲しみや、痛みを誰にも味わって欲しくないのだ。どうすれば他人がそうならないのかを必死に考えている、ただそれだけだった。一種の現実逃避だとも思ったが、彼女自身何かあるとお掃除ロボットを無意味に蹴とばしたり、枕に顔を突っ伏して絶叫したりしたことが脳裏に浮かんだ。ハレルとレジーナで方法が異なるだけだった。
「ところで、さっきから何してるんです?」
「ああ、近くに船が来ていると思って、探していたんです。ガイストにはレーダーがないみたいですから」
「船?船って海で使う船ですか?」
「用途は同じです。でも私が探しているのは宇宙船です。宇宙を移動するために作られた乗り物で」
「そういうのは、地球とあまり変わらないんですね」
「そう、ですね・・・あ、あれじゃないかしら」
2人の頭上に小さな赤い人工物が見えていた。レジーナが示した方向に、ハレルはガイストを向かわせる。ガイストは宇宙の中をスーッと移動した。
「艦長!ガイストの反応がありました!左舷下方向です!」
「ガイストだと?」
「こちらに向かって来ます!」
「こちらガイスト。レジーナ・アインクルシュ。そこの宇宙船聞こえますか?そうであれば応答願います」
「レジーナ・・・姫様」
「どうします?」
「あのパイロットをここに呼べ。確かめさせる」
間もなく、宇宙船ファーレンハイトの艦橋にレッドラムでハレルたちの住処を襲撃し、生き残ったパイロットが姿を見せた。
「貴官は地球で姫様のお声を聞いているはずだ。これに間違いないか」
艦長のネイハムは先ほどの通信を再生し、彼に聞かせた。
「はい。これはレジーナ姫様のお声です。間違いありません」
「そうか。下がっていいぞ」
「まさか乗船させるのですか?」
「・・・姫様がそうせよとお命じになるのであれば、従う他ないだろう。下がれ」
パイロットは何かを言おうとしたが、ネイハムに背を向けられその場を去った。
「ガイストに返答しろ」
「こちら宇宙船ファーレンハイト。ガイスト聞こえるか」
「こちらガイスト、聞こえています。そちらに乗船したいのですが」
「艦長」
「拒否する訳にもいかんだろう。ガイドビーコンを出してやれ」
「はい・・・こちらファーレンハイト。乗船を許可する。ガイドビーコンを出すので、それに従い進入されたし」
「了解です。ありがとう」
ファーレンハイトからの返答後、光の破線が赤い船体から伸びていた。ハレルは物珍しい眼差しを向けていた。
「これがガイドビーコンです。宇宙船へ入るための、道のようなものです」
「へぇ・・・」
ハレルが操縦するガイストはガイドビーコンに沿って進む。
「ハレル、ファーレンハイトに進入したら、ゆっくりとガイストを止めてくださいね。宇宙には地球と違って摩擦がないので、自分で止めないと動き続けてしまいますから」
「わかりました!・・・この船の人たち怖がってますね」
「怖がっている?」
「はい。声が聞こえてきませんか?」
「私にはなにも・・・」
ハレルにはファーレンハイトの船員たちが、ガイストに恐怖していることが分かった。ハレルは無意識的に、彼らに怯えないで欲しいと思った。自分たちは話し合いに行く途中で、分かり合えるはずだと。ガイストのもつ機能がハレルの思考をファーレンハイトを包み込んだ。それは目では見えなかった。しかし、ファーレンハイトへの進入を果たすまでに、彼らの恐怖に慄いたような声は聞こえなくなっていた。
「村でガイストに乗っていた時、レジーナさんの声が聞こえてきたんです。皆の声も」
「声?」
「はい。きっとガイストが僕に教えてくれていたんだと思います。ガイストは優しいから」
指定された格納庫に、慎重にガイストを落ち着かせる。ハレルは何事もなく、無事にファーレンハイトへの進入を果たした。進入口のハッチが閉じられ、格納庫に酸素が注入される。宇宙服をまとった周囲に居た数人のエンジニアが、ガイストを固定するために動き出した。その内の1人が、コクピット付近まで漂ってきて、外に出ても良いことを教えてくれた。
「行きましょうハレル」
レジーナはハレルの前に立コクピットを開けようとしていた。そして振り返りハレルに向かって手を差し出していた。
「はい!レジーナさん」
ハレルはその手を優しく取った。ガイストのコクピットが開かれた。レジーナは外へ飛び出した。ハレルもレジーナに倣った。しかし、レジーナのように上手く姿勢を保てずに、空中で慌てふためいていた。
「ハレル?・・・もう」
ハレルのその様子を微笑ましく見守りながら、レジーナは傍にあった設備に足で蹴って、ハレルの方へと漂っていった。
「落ち着いて」
そう囁きながらハレルの肩に手を置いて、そのまま二人で床へ降り立った。
「姫様」
野太い男の声がした。二人が声がした方向に目を向けると、顎鬚を蓄えた初老の男が一人の女性船員を従え姿勢よく立っていた。ファーレンハイトの艦長であるネイハムだった。
「私はこのファーレンハイトの指揮を任されております、ネイハム・マッケンジーです」
「ネイハム艦長ですね。ご苦労でした。ファーレンハイトへの着陸を許していただきありがとう」
「滅相もございません」
「艦長早速ですが、ポリス・アステートへ向かってください。私は父と話し合わないといけないのです。地球回帰作戦について」
「・・・そこの少年は?」
「この者は地球で私の世話をしてくれました。客人として連れて行きます」
「承知いたしました。お部屋をご用意しております。係の者に案内させましょう」
「ありがとう」
「こちらへどうぞ」
ネイハムの後ろに控えていた女性船員に促され、レジーナとハレルは格納庫を後にした。
「艦長良いのですか?」
「良いも悪いも、アインクルシュ家である姫様のご要請だ。従わん訳にいかんだろう。どの道姫様をお迎えした後は帰還することになっている。招かれざる客の存在は考慮していなかったがな」
「しかし、キュンメル様には」
「仕事に戻れ。私とて今の地位や仕事は惜しい。お前たちも同じだろう。我々にはどうすることもできんのだ。私は艦橋へ戻り本国へこのことを伝えてくる」
「は、はっ」
「同胞殺しを許すってのかよ?」
「でも姫様を助けるためだって言うじゃないか。レッドラムの記録映像見てないのか?」
「それにさっき聞こえてきた声、俺たちに敵意は無さそうだったぜ」
「あの子可愛いし」
ネイハムが去った後も、エンジニアたちはそれぞれの考えを交流させながら仕事を続けていた。
その頃、レジーナとハレルは用意された部屋に着いていた。係の者が、ハレルを別の部屋へ連れて行こうとするのを、レジーナが一旦引き止め自室に入れた。
「ありがとう。何かあればこちらから呼びます。下がってよろしい」
「はい。では失礼いたします」
ドアが閉じられた。フェイスアップモニターが備え付けられた机と一脚の椅子、ベッドにシャワールーム、レストルーム、簡素な冷蔵庫にクローゼットと必要最低限の物が置かれたがらんとした部屋だった。ハレルは、お姫様に用意する部屋なのか、と疑問に思っていたが、レジーナは王族然としたような部屋でなく内心落ち着き、嬉しくもあった。
「疲れた~」
思わずベッドにダイブする。そのまま仰向けになり、両脚を天井に向かって伸ばしぶらぶらと空を蹴った。
「あんな風に振る舞ったのは久しぶりで。前はそんなことなかったのに」
ポリス・アステートでの暮らしには、王家としての義務と責任があった。幼い頃からそれらを果たすように教育され、レジーナ自身もその務めから逃げたことは無かった。しかし、それはレジーナという人間の個性を抑圧し続けていた。一方地球での暮らしは、自分らしく居ることが許された。記憶を失っていたが、レジーナは王家の娘としてではなく、レジーナ・アインクルシュとして生きていた。レジーナの望郷の念は同胞たちが住む場所ではなく、ハレルたちと過ごした地球に向けられていた。あそこへ戻ることは、できるのだろうか、と。
「レジーナさんは、話し合いの後どうするんですか?」
ベッドに椅子を寄せて、ハレルが座る。ハレルの視線は未だに天井に向かって伸ばされ、振り子のようにぶらぶらとしているレジーナの脚を追っていた。
「どうって?」
「もしその地球回帰作戦が無くなって、僕が地球に戻ることになったらどうするんですか?」
一緒に帰りたい。これがレジーナの本音だったが、彼女の立場がそれを許さないだろう、とレジーナは思っていた。彼女は今はもう一人の人間としてのレジーナ・アインクルシュではなかった。キュンメル・アインクルシュの娘、次期ルナリスの統治者で、世界のシステムに組み込まれたレジーナ・アインクルシュであったからだった。
「そのことは、上手く行った後に考えましょう」
「・・・ですね」
「ハレルはやっぱり地球に戻るんですね」
「ええまあ。村と皆のことが心配ですし、畑仕事もありますから。本当はちょっとレジーナさんが育った場所を見て回りたいんですけどね」
「ならそうすればいいのに」
「・・・皆が待ってると思いますから」
「ハレルは偉いのですね」
「レジーナさんだって、偉いですよ。レジーナさんにしかできないことを、やろうとしているんですから」
「私にしかできないこと、か」
「そうですよ」
その後しばらくの間、2人は静寂な時間を共有していた。
ファーレンハイトが地球軌道を脱し、ポリス・アステートへ発ってから4日が経過していた。その間、ハレルはファーレンハイトの乗組員、即ちルナリスたちとささやかな交流をしていた。彼らの多くは地球の自然に関心を持ち、山や海、森、湖、川についてハレルへの質問攻めをやめなかった。
「海って、そんなにデカいもんなの?」
「地球の青い部分って、全部海なんですよ。陸地がほとんどないみたいなんです」
「へぇ!そんなにかい」
「深さってどのくらいあるんだろう?」
「さあ、どうなんでしょう」
「イルカの他にも生き物っているのか?」
「いますよ。タコやイカ、クジラっていうすごくおっきいのも。でもどうしてイルカなんです?」
「俺の故郷に人工的に作られた運河があってさ、そこにイルカがいたんだよ。なんでも賢くて調教しやすいから、人の仕事を手伝わせてたとかでさ」
「それも凄いですね!そういうのは僕みたことないです」
「陸地がほとんどないって言ったけど、山ってどうなの?写真で見たことがあってさ、行ってみたいんだよね」
「大丈夫ですよ、充分に人が生活できるだけの広さはありますから。僕の故郷は山があって、何度か仲間と登ったことがあります!エベレストなんかとは比べ物になりませんでしたけど、楽しかったですよ!」
ハレルはその素直さと快活さが彼らに受けていた。はじめはルナリスの一人を殺した者として、腫れ物を見るような目で見られていたが、興味本位でハレルと会話した乗組員がきっかけとなって、徐々に受け入れられていった。また死亡したレッドラムのパイロットは、普段の素行が悪く横暴な性格をしていたため、周囲から好かれていなかったという背景とレジーナを助けるためにやむを得なかった理由がハレルの立場をより強くした。更に女性乗組員の中では密かにファンクラブができる程になっていた。ルナリスにはない小麦色に日焼けした肌と穏やかだがはっきりとした顔、整った体つきとがその設立を助けた。幾度もなくアタックを仕掛けられが、ハレルとしてはレジーナ以外の女性は眼中に無かったため、その全てを断っていた。しかしその誠実な対応が益々彼の女性人気を高める要因にもなった。
「ところで、皆さんの家があるポリス・アステートってまだなんですか?」
「いや、もう着く頃だろ。艦橋からは肉眼でも見えるはずだが」
「ハレル君は入れないな。艦長が禁止しているから。すまんね」
「いえ、気にしてないので大丈夫です。ありがとうございます!」
ハレルはレジーナの居る部屋に戻ってきた。ハレルと違い、レジーナはファーレンハイトの中をうろついたり、乗組員と関わることをあまりしなかった。自身の身分と相手の立場を思ってのことだった。
「船旅を楽しんでますか?」
「はい!船員さんたちとも仲良くなれました」
「それは良かったです」
「レジーナさんは何をしてるんです?」
「特に何も。やることがなくて」
「のんびりしていたんですね」
「そういうことです!」
「そろそろポリス・アステートに着くみたいですよ」
「そうなのですね。ガイストで移動した方が早かったかも」
「ガイストってそんなに速いんですか!?」
「ええ。私が抜け出して地球に来た時は、こんなに時間はかかりませんでしたから」
「凄いなぁ・・・」
「それより、外の景色興味ありません?」
「あります!」
「それなら!」
レジーナは給仕係を呼び、艦橋のスクリーンに映っている映像を、自室のフェイスアップモニターに回すように伝えた。それから少し後に、調整が完了したとの連絡がもたらされた。フェイスアップモニターを起動し、操作をすると真っ黒だったモニターに宇宙の景色が映し出されていた。
「これが月ですか?」
「そうです。月の真ん中と、そこからちょっとベルト状に広がっている部分、分かりますか?」
「はい」
「これがポリス・ルナとルナティックベルトと呼ばれる工業地帯です」
「へぇ!!なんだかキラキラしてる所もありますね?」
「それはソーラーパネルと言って、太陽光をエネルギーに変換する装置です。地球のそれとは違って、かなり安定的に動いてくれています」
「地球にもあったんですか?」
「資源争奪戦争が始まった時期にはありました。地球だと天気や自然災害の影響もあって、思った以上の成果はあげられなかったみたいです」
「そうなんですか」
「あ、ほら。月の奥に見える大きな岩。あれがポリス・アステートです。小惑星を改造して建造された、現代のルナリスの故郷です」
「これがポリス・アステート・・・」
それは縦方向に棒状に伸びた小惑星で、下の部分には巨大な長方形をした物体が埋め込まれていた。そして小惑星を小さく囲むようにリングが平行に連結されていた。
「あの岩場を囲むようにしている場所は、展望台エリアだったり、船の出入りを制御、補助するための管制エリアだったりがあります」
「あの下の部分はなんなんです?」
「港です。船はあの場所から出入りします。このファーレンハイトも今からあそこに向かいます。・・・私がガイストを奪ったのもあそこです」
「あんな大きな物、よく壊せましたね」
「内壁、外壁共にかなり厚く作っているはずなのですが。それだけガイストには力があるということなのでしょうね」
その頃、ポリス・アステートの管制室では宇宙船ファーレンハイトの姿を捉え、オペレーターがその仕事に取り掛かろうとしていた。
「先輩、コーヒーです」
「ありがとよ」
「いよいよお姫様と地球のお坊ちゃんのお出ましですね」
「らしいな」
「それにしてもロマンチックっすねぇ。別々の場所で産まれた男女が、手を取り合い何かを成し遂げようと宇宙までくるなんて。はぁ・・・」
「なんだお前そんな趣味があったのか」
「お姫様だとか、お姫様とそれに従うナイト様なんてのは、誰でも好きでしょう?」
「そんなもんかね」
「そんなもんすよ~。なんでも地球のお坊ちゃんはかなりな男前らしくて。あれに乗ってるダチに教えてもらいましたよ」
「ほお」
「あの美人なお姫様に、快活な男前の地球人かぁ・・・これはもうボーイミーツガール!妄想のしがいもあるもんです。はぁ、現実の方も穏便にいくといいなあ」
「穏便なんて難しい言葉、よく知ってるな」
「あんまり馬鹿にせんでくださいよ~」
ファーレンハイトからの通信が入った所で、オペレーターのやり取りは中断した。先輩と呼ばれたオペレーターは、いつものように正確にファーレンハイトへ指示を出していた。何度かのやり取りを終えて、ファーレンハイトが三番ドッグへ無事入港した姿を見届けてから、トイレへ行くために席を立った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます