攻略することが不可能と言われたダンジョンをクリアした者が現れました。プレイヤー名はサイレンスマジシャン。世界中の人たちが探し回ってますがみつかりません。
第24話 今度は女神の怒りが有頂天になり、血管(ビキビキ)ゲージがカンストした結果、地上世界が……
第24話 今度は女神の怒りが有頂天になり、血管(ビキビキ)ゲージがカンストした結果、地上世界が……
3人の部下side
滝のような雨、数秒おきに落ちる雷から10分は経過して、少しずつ勢いが弱まり始める。
「「「……」」」
3人は天候を様子を見る。
「よし、だいぶ天候は良くなってきたな」
部隊長は言う。
「そうですね」
部下は答える。
「……」
もう1人の部下は無言でほっとした。
「良し、現地に!?」
空を見ると雨雲が一瞬でなくなり日が出てきた。
「良かっ!?」
部下は天気に違和感を感じた。
「ど、どうしました?」
部下は良くわからない様子で2人を見る。
「……」
部隊長は少しだけ車の窓を開けると
「「「あ、あつ!?」」」
少し開けると凄まじい程の熱風と湿気が車の中に入りこみ、部隊長は反射的にすぐ車の窓を閉めた。
「……」
部隊長は回りの景色を見るとジリジリと外の温度が高くなっているのかモヤモヤしたりと蜃気楼になるぐらいの様子になったりしている。
「……ぶ、部隊長!!」
部下は声を出す。
「どうした?」
「……」
部下は無言で指をさす方向を見ると
「!?」
部隊長は部下の指の先を見ると竜巻が発生していた。
「なんで、竜巻が!?」
部隊長は驚く。
「日本ですよね」
「日本なはずです」
部下2人も見慣れない光景に呆然としていると強い風が吹き荒れる。
「……?」
部隊長は汗が流れてることに気付き車内をエアコンつけてるのにも関わらずここまで暑いのも違和感を感じる。
「「……」」
部下2人も手で汗をぬぐい始めた。
「外は何度あるんだ?」
車の近くに見えた温度、湿度の電光掲示板を見ると
「き、気温50℃!?」
部隊長は気温の高さに驚く。
「湿度90%!?」
部下は湿度の高さに驚く。
「いったい、どうなっているんだ!?」
「異常気象ですね」
「おかし過ぎですね」
3人は天候を見ながらどう行動するかを考えていた。
黒巣side
「……あ、ああ」
黒巣がいる施設は電気、魔力が完全停止しており出入口は自動認証ドアで自力では開けられず閉じ込められていた。
「ああ」
さらに施設内のエアコンも止まった。
「……」
施設の職員、警備員も無言で暑さを我慢していた。
「あ……」
さらに外が異常な気温と湿気のせいで室内はサウナ状態である、
「は、は、はや、く、誰か」
余りの室内の暑さに黒巣は意識が
天界side
2人の神は怒りのボルテージをMAXにして回りに大雨、落雷、熱風、竜巻を発生させて手がつけられない状況になっていた。
「何をしているんだ、ゼウス!女神!」
「「!?」」
2人は怒るのをおさえて声が聞こえた方向を見る。
「……」
見た方向に高身長の眼鏡をかけた堅物そうな男が立っていた。
目の前に立っているのは2人の上司であり、地上世界部署の天界の管理者である。
「……何があったか報告しろ」
冷たい声で言うと天界の気温が下がったように感じた。(現在天界温度25℃)
「「天門を破壊されました」」
2人は素直に報告する。
「……それだけですか」
冷たい声と瞳でゼウスと眼鏡を見る。(天界温度20℃)
「「……」」
2人は無言で頷いた。
「わかった。では、報告書をすぐに書いて出すように」
((よし))
ゼウス、女神はほっとした表情を見せる。
「後、管理者の立場上、S級神様には今回の件は報告します」
「「……」」
ゼウス、女神は絶望的な表情になり落ち込む。
「それでは」
眼鏡をかけた男はその場から去ろうとすると
「?」
眼鏡をかけた男の手に紙を持っていた。
「……」
眼鏡をかけた男は紙を見ると
「……(おい!!若作りの変態ロリコン眼鏡のナルシストが!!)」
突然、天界の空気が低下し始めた。(天界温度15℃)
「?」
2枚目の紙がありさらに見ると
「……(お前が身長低くて短足なのを偽ってるので真実をみんなに
読み終えると眼鏡の男は身体がしぼんだように小さくなった。
「……!?」
天界の気温がさらに下がった。(天界温度0℃)
「「……」」
ゼウス、女神は寒くなり震え始める。
「……」
眼鏡の男は呼吸を整えて落ちつこうとすると3枚目の紙が視界に映り見てしまう。
「……(お前がロリコンキャバクラで遊んでいる変態的な笑顔とぴーーーな姿の写真をみんなに)!!?」
男の眼鏡が割れ、衝撃波が発生する。
そして、天界が冷たい風が吹き荒れ、一瞬にして氷の世界になった。(天界温度-70℃)
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