第23話 神の怒りが有頂天になり、怒りゲージがカンストしたので地上世界が……

 3人の部下side

「……とりあえず、光は消えたようだな」


 部隊長は言う。


「そうだな」

「ですな」


 2人の部下は頷いた。


「あの光はなん!?」


 部隊長は空を見ると何か異変があったのか驚いた表情を見せる。


「「……!?」」


 2人の部下は空を見ると快晴な雲1つない空に黒い雲が一気に表れる。


「な、なんだ!?」


 急に天気が変わり始めて驚いた表情を部隊長は見せる。


「「天気が」」


 急に滝のような大雨が降りだした。


「車へ」

「「はい!!」」


 3人は車へ入った。


「……な、なんで急に雨が!?」


 部隊長が話をしようとすると雷が大きく鳴り始めた。


「雷です!?」


 近くで雷のゴロゴロと大きな光が一瞬見えた。


「……近くに落ちま!?」


 大きく雷音が近くに響いた。


「……な、何かおかしい!?」


 滝の雨と雷が数秒おきぐらいに落ちていた。


「「ぶ、部隊長、このままだと」」


 2人の部下は涙目になり震え始めていると車が雷に直撃した。




「……?」


 部隊長の手に何故か紙を持っていた。


「……(この紙を持っていれば車や回りの人は属性無効が付与されます)!?」


「部隊長、雷を受けたと思うんですが車が無傷です」


「生きてるよ!!」


 2人はほっとした表情をする。


「とりあえず、勇君のこの紙を持ってれば安心のようだから車で待機しよう」


「了解です!!」


 2人は元気よく声を出した。




黒巣side

「……」


施設全体の光はなくなり視界が見えるようになり黒巣はSSダンジョンコアがあった部屋のカメラの映像モニターを確認する。


「!?」


 モニターを見るとSSダンジョンコアが粉々に砕けている映像が映し出されていた。


「あ、あ、あ、ああいあはあひゆりさら」


 余りにも衝撃的な状況で混乱する。


「SSダンジョンコアが砕けるなんてありえない」


 SSダンジョンコアは現在いるSSランクのプレイヤー5人が魔力を込めても砕けなかった。


 異世界人曰くSSランクのプレイヤー100人で魔力を込めれば砕けるとのこと。


「!?」


 職員は何か違和感を感じていると突然電気が消えた。


「なんだ!?」


 黒巣は急に停電になり驚く。


「停電です」


 職員が答える。


「そんなの見ればわかる」


 黒巣は怒った表情で言う。


「予備電源を」

「予備電源が起動しません」


 職員がすぐに答える。


「それなら、ダンジョン産のアイテムを」

「ダンジョン産のアイテムも使えません」


 職員はすぐに答える。


「……は!?」


 職員が言ってることを処理出来なくなる。


「な、なんで!?」


 黒巣は慌てた様子で言う。


「先ほどの魔力の光の影響だと思いますがダンジョン産のアイテム、資源、武器が……」


 職員は絶望的な表情を見せる。


「じゃあ、せめてお前らの能力、魔力で」

「使えません」


 職員はすぐ答えた。


「……は!!?」


 黒巣も能力、魔力を使えるか確認をする。


(地上でも確か小さな火を指に出せるぐらいは)


「……」


 黒巣は集中しても何も出なかった。


「……おい、ちょっと待て!!もしかして!?」


 黒巣は慌てた様子でドアの出入口に近づくが全く反応がなく開かなかった。


「そうです、完全に閉じ込められました」


 職員から絶望的な言葉を突きつけられる。


「ど、どうするんだ!?」


 黒巣は慌てた様子で職員に聞く。


「……助けが来るのを待つしかないです」


 職員は答えた。


「……」


 黒巣は真っ暗な部屋で無言になる。



天界(女神)side


 ゼウスが瞳孔を開いて雄叫びを上げて下級神、天使に渡っている黒歴史写真を抹消しようと滝の雨や落雷を落として暴走していた。


(ゼウス様、ガチギレしていますね)


 被害にあわないように女神はゼウスから即座に距離を置いた。


(あそこまで怒らせるなんて)


 女神は考える。


(いったい何が書かれていたんでしょうね)


(まあ、とりあえずゼウス様の怒りが収まるまで?)


 女神の手に気付いたら


(な?)


女神は紙を見ると


「……(おい!天界年齢ぴーーーのクソビッチ貧乳女神!!)」


 ビキビキと脳の血管が切れる音がし始めていると2枚目があり確認すると



「……(お前の胸が作りもので、大きくみせているのわかっている。だから、皆にわかるように破壊しておいたからな!!)は!?」


 女神は自信の両胸をさわるとすかすかした感触だけが手に残った。


「……」


 女神はビキビキビキと血管が切れる音がさらに増えると3枚目の紙があり見ると












「……(後、皆にクソビッチ貧乳女神のぴーーな姿とぴーーの黒歴史な写真を)あああ!!!?」


 女神も怒りがカンストして瞳孔が大きく開いて天界が大きな衝撃熱波と熱嵐が吹き荒れた。

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