第6話 彼(栗嶋勇)はどこにでもいるモブ見たいなポジションの予定です。

 栗島勇くりしまゆうside 過去のゆるい話

 

 僕は栗嶋勇、小学校からいじめられていて不登校になり中学も行ってない状況になった。


 僕は生まれてつき声が出せなかった。


 原因はわからずじまいであった。


 小学の時にダンジョンが出現したが現実は変わらずにいじめられっぱなしであった。


 僕は不登校になったがお母さんには学校行けとか何か言われるのかと思ったが何も言われずにしばらくはゲームをして部屋に引きこもり生活を送っていた。


 栗島家の育児や教育方針は放任主義であり、悪いことをしなければ学生のうちは自由にして言いという方針もあり、特に勉強とかで成績に関しても言われない。


 栗島家の家族は、祖母、叔母、母、姉、次女栗島真理亜栗島勇、妹の7人で暮らしている。


 祖父、叔父上、父3人はいない理由は離婚したとのこと。


 離婚理由は浮気をしたとのこと。


 4歳の時に鮮明に記憶で覚えていたが夜にたまたまトイレに起きて、居間で祖父、叔父、父が何故か鎖でぐるぐる巻きにされて顔がアザだらけのぼこぼこになっていた。


 僕はそれを見て驚き声を出しそうになると祖母が「あら、ゆうちゃん起きたの?」


 祖母の作り笑顔で声をかける。


「ゆうちゃん、おいで」

「……」


 僕は祖母の声に反応して祖父、叔父、父の近くにいくと叔母、母、姉がいた。


「……さあてと特別にゆうちゃんに免じて離婚+慰謝料+養育費+追放で許して上げるよ」


「「「……」」」


 祖父、叔父、父は生気のない様子でゆっくりと頷いた。


「あら、不満なら山で熊や虫の餌にしてもいいのよ」


 黒い笑みを浮かべて母は言う。


「「「恩情ありがとうございます」」」


 震えながら涙を浮かべてお礼を言う。


「それじゃあ、よろしく頼む」


 叔母が黒い服を来たサングラスを着けたがたいの良い人達がやって来て祖父、叔父、父はどこかへ運ばれて行った。


「……」


 僕は連れて行った様子を良くわからいまはま呆然と眺めていた。


「……ゆうちゃん、心して聞きなさい」


 祖母が冷たい声や殺意を向けて言う。


「!!」


 僕はびくっと祖母の言葉に反応する。


「栗島家は放任主義だが、女を泣かせたり悲しませるようなことは絶対にしないようにね」


 作り笑顔で祖母は言う。


「……」


 僕も冷や汗をかきながら頷いた。


「……今後の栗島家の方針追加で私達祖母、叔母、母、姉、次女の命令には絶対服従して聞くこと」


 祖母は勇の瞳を見始める。


「……」


 勇は震えながら頷いた。


「……万が一、命令を聞かなかったら容赦なくゆうちゃんにも罰を与えるからね」


 母は優しい声で僕の頭を撫でて言う。


「……」


 僕はゆっくりと頷いた。


「それじゃあ、ゆっくりと休みなさい」


 叔母が言う。


「……」


 僕は頷きすぐ部屋に横になった。


 そんな、過去がありました。


 話題からだいぶそれてしまいましたな。


 過去のことは原因ではないがいじめや何かトラブルがあっても、叔母上、お母さん、お姉ちゃんは聞いてはくれるが一切助けもせず聞くことしかしない。


 だから、僕は学校行かないことを話をすると。


「ゆうちゃんが学校行きたくないなら、好きにして大丈夫だよ」


 母は怒る様子もなく笑顔で言う。


「……」


 僕はてっきり命令で学校行けとか言われるのかと思った。


「……ゆうちゃん、学校行かずに引きこもりさんになるなら設備投資はしないとね」


 母が設備投資という良くわからないことを言う。


「……?」


 母の話を理解出来ない表情を僕は見せる。


「ゆうちゃんの部屋はテレビもなく勉強机と勉強道具が入ってる本棚とベッドだけだからね」

「……」


 母は部屋の状況を話をする。


「それじゃあ、今からゆうちゃんの部屋をリフォームするから業者を呼ばないとね」


「……?」


 リフォーム?業者?とか僕には良くわからない単語が出始めてからすぐにヘルメット被ったがたいの良い兄ちゃんがやって来て2週間ぐらいかけて僕の部屋を拡げてくれた。


「とりあえず、最新のゲーム機やパソコン、動画編集や機材は用意したからね。後、欲しいのや足りない物があったら好きに注文して良いからね」


 母は笑顔で僕に言う。


「……」


 母は僕の為に色々と用意してくれたのでありがとうと思いをこめて目をあわせてお礼をする。


 こうして引きこもり生活がスタートしてから1週間ぐらいすると何故か姉が毎回部屋を訪ねて来て

「格ゲーやるぞ!」

「ゆうちゃん、動画編集手伝え!」

「買い物行くから荷物持ちよろ!」

 色々と姉がしつこく部屋にやって来て引きこもりになってない状況になった。



 ある日、1カ月程、姉から何も絡みもなく平和に引きこもり生活をしていると


「ゆうちゃん、新の引きこもり生活をしたいなら良い場所があるよ」

「……?」


 1カ月ぶりに部屋に姉がやって来て僕はとある場所に連れて行かれて引きこもることになった。


 


 









「……」


 勇は目を覚ます。


(夢か)


 勇は公園のベンチで眠っていたようだ。


(2、3分熟睡して夢を見たのか)


(時間の感覚がずれているな)


(さてと、家に戻ってお姉ちゃんの作ったお昼ご飯を食べないとな)


 勇は家にマイペースに戻り初めて行く。


 勇は地雷を踏んだことや姉がめちゃくちゃキレていることを知らないまま家に戻って行こうとしていた。

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