第5話 トレーニング開始
ㅤ
ㅤ帰宅途中に今後のことについて明那と話す。
こういう会話すら今の俺には楽しくて仕方がない。
「んで、ポジションはどこでやる予定なん?」
「あー…
「まじか!昔やってた時は
「まぁあの時は正直やりたくてやってた訳じゃなかったからポジションなんてどこでもよかったんだよ」
「それ今はやりたくて始めるってことでいいんだよな?」
「もちろん」
「それを聞いて安心したわ!それにポジションが変わろうが
ㅤそう、明那のポジションは中盤だ。
ㅤトップ下でもプレイできるし、ボランチとしてもプレイできる。
ㅤ最近は高めの位置でプレイすることが増えているらしい。
「極上パス頼むぜ」
「任せとけ!」
「でも司はまず鍛え直さないとだろ」
「あー…そうだよなぁ…」
ㅤそうだ…この頃の俺はゲームばっかやってたせいでお世辞にもいい体をしているとは言えない。
「ブランクもすごいだろ?」
ㅤ明那はそういうが実の所技術面についてはそこまで心配をしていない。
ㅤというのも前の人生では社会人なってからだが、暇な時にボールを触っていた。
ㅤまぁ1人でできることしかやっていなかったので対人や守備対応などは鍛え直さないといけないと思うが…
ㅤただボールコントロールに関しては少しだけ期待してもいいかもしれない。
「まぁなんとかするさ」
「お前がそう言うなら期待しとくよ」
………………短い沈黙が流れる
「なぁ司」
「なんだ?」
「まじで全国行こうな」
「…あぁ、当たり前だろ」
ㅤやれるとこまでやり尽くすと約束するよ明那。
ㅤそう心の中で誓い俺たちは別れて家に帰った。
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「よーし!始めるぞー!」
ㅤ無事家にたどり着くとさっそくトレーニングの準備を始める。
ㅤまぁ準備と言っても最初は体づくりからと決めているので服を征服から着替えるだけだが…
「とりあえずランニングかな」
ㅤ実はさっき一緒に帰ってる時に明那を一緒に走らないかと誘ったんだが今日は予定が入っているらしく断られてしまった。
ㅤまぁ予定があるのなら仕方ないだろう…
ㅤ俺は制服から動きやすい服に着替え、運動靴を履くと外に出て1人寂しく走りはじめた。
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「き、きっっっつい!!!」
ㅤ現実は非常に残酷だ…まさかこんなに体力が落ちているとは思わなかった。
ㅤ軽く走っているだけのつもりだったんだが走り始めて10分もすればすでに息は上がり足も上がらなくなってきていた…
「こ、こんなに体力がないなんて…誰か嘘だと言ってくれ…」
ㅤ思わずそんな言葉が漏れてしまうぐらいにはショックを受けていた…これは毎日頑張る必要があるぞ…これからの日々に嫌気がさしてきそうだが今度こそ本気でやると決めたんだ!
ㅤそうして自分に喝を入れ、ふたたび走り出しそうとすると突然声をかけられた。
「あ、あれ?司くん?」
この声は…白井さんか?なぜここに?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこれから下はあと書きになります
みなさんこんばんは、れいんです。
まずフォローしてくれてる方!ほんとにありがとうございます!
思いつきで始めた作品なので投稿頻度とかクオリティとか終わってると思うんですけど、それでも読んでくれてる読者さんにはほんと感謝しかないです!
それと皆さんに報告というかミスがあったのでそれを修正しました!
どこからか明那の名前が明菜になってたんですよね(笑)
もしかしたら困惑した読者さんがいたかもしれません、すみません!
まぁそんなこんなでこれからも頑張って投稿していくつもりなので、よかったら見ていってください!
差し出がましいと思うんですけど星をくれたりしたらモチベをあがります!
また次の話で会いましょう!
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