幸せは考え方次第かも
Xなどで私を知っている人は知ってるかもですが、私は運がいいです。
懸賞系は結構当たりますし、ピンチになっても結構高確率で何とかなります。
「うわっ! お金ない!」
って時でも絶妙なタイミングで収入が入ってきたり、宝くじに当たったり。
でも「運がいい」ことと「幸運」なことはまた微妙に違う気がしています。
幸運ってその文字の通り「幸せな運気」のことで、気持ちの持ちようで何とでもなると思ってます。
基本的に私はあっけらかんとしていて、物事を突き詰めて考えたりはしないのでいつも場当たり的に動いているのですが、それでも「自分がとてつもなく不幸だ」とか考えたことがないかもしれません。
私には持病があり、普通の人からしたらちょっと特殊であり、多分メンタルが弱い人なら耐えられない状態かもしれないのですが、まぁ、病んだ時期もありましたが今は元気に生きてます。
日々を楽しく生きる、当たり前のことが当たり前にできる、体が動く、それだけで私にとっては幸運であり、幸せなこと。
結構すぐにテンションを上げることが出来るので脳天気なやつだと周囲からは思われてるかもしれません。
空が綺麗、変な形の雲がある、虹が出ている、帰ろうとしたら雨が止んだ、前髪が決まった、肌の状態がいつもよりいい、猫がいた、など、他の人からしたら些細なことでも私にしたらラッキーで、それだけでその日の気分が上がる本当にお気楽体質なんですよね。
そんな自分のことを自分でたまに「私、幸せ上手だから」と言ったりしています。
自分で言ってるので痛いやつではありますが、案外こんなことで幸せを感じられる方が生きてて楽しいんだと思います。
人と幸せを比較して嫉妬したり、妬んだり、羨ましがったりすることが少ないのでストレスもあまり溜まりません。
人間なのでゼロなんてことはありませんが、比較的少ない方だと思います。
「いいなー」
なんて口にすることはありますが、それは羨望の感情に近いし、人様の幸せは見ていてほっこりするので大好きです。
負の感情に支配されてた時間があるからこそ、その時間に囚われているのはもったいないと思いますし、もう囚われることはないと思ってます。
負の感情に支配されてる時って視野が狭くなるし、負は負を呼ぶので目にするもの、耳にすること全てが妬ましくなる、世界から自分だけが取り残されているような気持ちになる。
ちゃんと周囲を見渡せば手を差し伸べようとしている人や、どんなに変わってしまっても変わらずいてくれる人はたくさんいるのに、そのことに気付けない。
見落としが多くなるのに、不幸には敏感になってまた呪いのように己の身の不幸ばかりが目に入ってくる。
そういう状態ってものすごくエネルギーを使っているので心もヘトヘトになる。
負の連鎖ばかりが目に入って小さな幸せも見逃してしまう。
本来ならば「ラッキー」と思えることも「たかがそんなこと」と思えてしまう。
実体験してるのですごくよく分かるんですが、この状態って本当に疲れるんですよ。
基本的に面倒くさがりで、疲れることも大嫌いなので、その状態から抜け出してからはちっちゃなことで喜ぶ癖を付けました、自分で。
見渡してみると世界って案外悪くなく、まだ綺麗なものや可愛いものがたくさんある。
ベビーカーの赤ちゃんが笑ってくれただけでも心がほわんとしますし、花が咲いてるのに気付いたら優しい気持ちになれる。
そんな気持ちが残ってる自分はラッキーだと思ってますし、人生捨てたもんじゃないとも思ってます。
幸せの捉え方は人それぞれだし、私は他から見たら「気の毒な人」の枠に入ってしまう部類にはいるんですが、自分で自分を「不幸」とも「不運」とも思ってません。
上を見ればキリがないし、誰かが不幸ならば自分は幸せなんてことはありえない。
今ある生活の中でどれだけ幸せを見つけられるかで心は豊かになる。
と、私は思っています。
よく笑い、よく喋り、好きなことをする時間がある。
それだけでも自分が幸せに生きてるなぁと思っています。
上手くいかないことも多々あり、悩むこともありますが、それでも次の日までには笑える自分に戻っている。
単に神経が図太いだけと言われたらそれまでですが、人生は長いようで短いので、それなら楽しく笑っている方がいいだろう精神で日々を生きています。
物の見方、考え方を少しだけ変えてみるだけで何かが変わることもあるかもしれませんよ。
エッセイもどきのような ロゼ @manmaruman
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