｢今日は公民館で、楽器の演奏会あるから、はなっちも参加してみよう！｣

｢えーっ、演奏会にー？｣

｢そうだよ～｣

｢参加できるの～？｣

｢大丈夫だよ～...昨日1日、フルップの練習したから...｣

｢えーっ、昨日初めて吹いただけなのに～？いいの～？｣

｢いいよいいよ～、みんな好きに演奏してるんだから...｣

｢えーっ、ほんとに～？｣

｢はなっちも、その時、好きに即興で演奏すれば、いいんだから...｣

｢即興でいいの？｣

｢そうだよ～｣

｢でも、ちゃんと吹けるかな～？｣

｢じゃあ、もう1回...チュッ...｣

｢きゃあああ...あやなっち～｣

｢今のチューの感じで吹いてみて～｣

｢わかった...せ～の...プュイ～プュイ～｣

｢うわっ、はなっち！めっちゃ可愛くて良い音色！｣

｢よしっ、チューの感じで吹くぞ～｣

｢そうそう、その調子...｣

｢あやなっち、ありがと～｣

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