第7話
「お前は相変わらずだな」
そうおれが応える。
「人間そう変わらんさ、」
それよりも……。娘のことを話したいのか少し長い沈黙が俺を焦らした。
「お前何人殺した。」
「十人、別宅で殺したから証拠は燃やした」
「そうか」
「……戻る気は無いのか?組織に」
「今回は金が欲しかっただけだ。もうやらない。」
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