第2話 織田視点
場面は最初の交差点
何話せばいいんだこれ
「はぁー」とため息をつかれる
「悪かったな神木じゃなくて」
「いやいいけどさ、」
「顔でわかるわ」
顔で出やすいなこいつ
多分一分後
場面は歩道
これどこ向かってんの?無言で歩いてるけど
「ねぇねぇ、これどこ向かってんの?」
「ビル」
「そう、俺らがやられたこと?」
「うん」
「さっきとルート違くない」
「こっちが最短」
「そう、よくわかったね」
多分二分後くらい
気まずー
何これなんで俺は神木の彼女と二人で歩いてるの?
「ねぇねぇ、気まずくないの?」
「別に」
そうですか
「そっか、ねぇじゃんけんしよ」
「やだ」
「・・・」
「坂本さん、ライフー1です」
「神木か」一人で倒したのか、すげえな
「当たり前」
そうですね
「いい天気だな」
「その話しはじめたらもう終わりよ」
「そだね」
「切り替わり多いわ!」と急に言ってきた
「どしたの急に!怖いって...」
その後ちょっと歩くと目の前にビルが見えた
「やっと着いた」
「そんな時間かからなかっただろ」3分くらいじゃん
「早く行くよ」
「ほーい」
場面はビルの中
「あ、」と葉粗が言う
「げっ」嫌われとるやん
「おい神木ぃーなんで迎えに来なかったんだよー」
え、こっわ何?なんか神木の彼女の目つきやばいって
「え、なに怖いって」と葉粗に言う
「これは気にしない方がいい」
これ呼ばわりは流石にかわいそう。
あ、ほらちょっと泣いてるよ
「よし、行くぞ相手の場所はわかってるからついてきて」
「なんでわかるるんだ?まぁいいや..」
ちょっとは神木の彼女と距離近づいたかな?
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