第2話

「あれ、ここどこ?」


「まて、俺は確か友達と海に行って、そして子供を助けて俺は、そのまま死んだはず。なんで生きてる?」

よく考えろ。生きてない可能性もある。ここが死後の世界?よく周りをみろ、普通の木が生えてて、草が生えてて、普通に歩ける。


これは、、、


よくある転生というやつか?

詳しくないからよくわからんがこの前翔が話してたアニメと似てる気がする。


それはそうとこれからどうしよう。なんとか人に会えたらいいが、下手したら餓死しかねんからな。


と思っていたら普通に村が見つかった。

ただどうしよう。日本語が通じるのか?

ちょっと様子を見てみよう。

「おい、お前は誰だ!」

「いえ!怪しいものではございません!」

「誰もそんなことは聞いてないが?」

言葉がつうじてる!

「えっと、ここはどこでしょう?気がついたらこんなところにいて」

「道に迷ったのか?ここはキアール国のサティス村だが、お前はどこから来た?」

「僕は名前のないほど田舎の村から出てきたものでして泊まれるところを探していたのですが?」

てかキアール国ってどこだ?地球じゃないのか?

何故日本語が通じるんだ?

「宿を紹介するのはいいが、金はあるのか?」

「……いえ、まったく」

「そうか、なら冒険者ギルドに行くといい。小さい村だが一応ギルドがある」

「冒険者ギルドとはなんですか?」

「お前そんなことも知らないのか?どんだけ田舎の村なんだよ。いいか、冒険者ギルドとはモンスターの狩りや薬草の採取、雑用など色々な仕事をすることが出来るところだ。簡単なのでも1日分の宿代にはなるだろ」

「ありがとうございます。行ってみます」


ここがギルド、ちょっと緊張する。受付ってところに並べばいいのかな?

「次の方どうぞー」

「はいっ!」

「もしかして、冒険者登録ですか?」

「はい、そうです」

「わかりました。でしたら少し説明させてもらいます。まずここギルドは冒険者に仕事を依頼している場です。その依頼の中には魔物の狩りなどもございます。そういった場合の命の保証は出来ません。ですので少し試験をさせてもらいますがよろしいですか?」「はい、もちろんです。ところで試験って難しいですか?」

「いいえ、魔物の討伐と言っても最初は弱いものしか出ないのでその弱い魔物に勝てるか調べる試験なので簡単だと思いますよ」

「ありがとうございます」

「では試験会場と試験官を用意するので少々お待ち下さい」

試験ってだけで、たとえ簡単でも緊張するよな。ま、でも簡単って言ってたし気楽にいこう。

「佐藤 輝さん第一試験会場へお越し下さい」

あ、呼ばれたし行くか。


「え、試験官むっちゃ怖いんですけど」

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