【迷宮掃除人】は遷ろう
―― これを私だと思って絶対に身から離さないで……
そんな風に言われて中央に宝石のような石があしらわれた首飾りを着けた気がする。
だが、すぐに只のその他大勢であることを知った。
そんな探索者は
―― 『
その名のとおり綺麗な花が咲き誇る庭園フィールドの存在するダンジョンである。
難易度はとある条件さえ守ればそれほど高くはない。
―― 蜂を攻撃するべからず
『
もっとも全長三十センチを超える
確かに花園迷宮で取得できる蜂蜜はポーションよりも回復効果があり若返るとも言われている。首尾よく採取できれば一攫千金も夢ではない。
だが、この迷宮において蜂は絶対的な強者であり、支配者なのだ。
その蜂に悪意を持って接すればどうなるか……
足元に倒れ込む二人の
蜂の楽園、花園を荒らすものがダンジョンから帰ることはない。
――
1.
2.
3.この
首飾りが身体に馴染んた頃には
―― 私の事は誰にも話さないで……
そう言っていたのは誰だったのか。
―― 解説 ――
元はKAC2024 第5回お題「はなさないで」として投稿しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818093073836901143
KAC2024用のため、元の小説は800字丁度となっています。
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