拝読させていただきました。
オチまで読んでゾゾゾ！　ってくるとともに、構成の鮮やかさに唸ってしまいました……！
待ってた、ってそういうことだったのですね。そして、女の子が「待ってる」ってことは、お母さんもまた戻れない場所にいるということで……。

これを「連れて行かれる」と捉えるか、「一緒に行ける」と捉えるか、どちらの解釈もできてしまって、より一層のやるせなさを感じます。
救急車の赤色灯の描写など、最後の一文まで美しかったです。

素敵な作品をありがとうございました！