幕間ーミーナの悩みー
ミーナは悩んでいた
ユキ、トーカ、シナモンと3人増えて、拠点のダイニングテーブルが手狭になってきた。
いくらサポートスキルといっても立たせておくわけにもいかない。
そんなことをしようものなら、主大好きの3人のことである、これ幸いと喜んで主の膝に乗るに違いない。
それはあまりに羨ましすぎるし、ベルの教育に多大な悪影響を及ぼすことは想像に難くない。
そうでなくても、クメールがシンの傍を片時も離れずイチャイチャしているのを、毎日見せつけられもう我慢の限界だ。
新しいテーブルの導入はなる早案件と化していた。
しかしどれだけの大きさが必要なのだろう。今後メンバーが増えないとも限らない。
もうすでにパートナーがいるのはシン、ケイ、エイコー、トシの4人だ。
シュウにはあたしがいるけれど、今後サポートスキルが顕現しないとも限らない。
自分のライバルが増えるのは由々しき事態ではあるが、例の計画遂行のためには戦力は多いに越したことはない。
だとすると、将来を見据えて大きさや形など形態が可変なモノがよさそうだ。
でもそんなモノあるかな?感情と理性のはざまに揺れる女心。ミーナの悩みは尽きないのであった。
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