08.おやすみ
ボイス位置:正面
主人公と愛梨が向き合っているので①
①「お布団、ふかふかで気持ちいいですね」
①「エアコンが効いた部屋でお布団にくるまるのって最高じゃないですか?」
①「ですが先輩。私エアコンの設定温度を少し下げ過ぎちゃいました。このままじゃお互いに風邪をひいてしまうかもしれません」
①「なので一緒に温め合いませんか?」
SE:衣擦れ:布団:愛梨
①「ふへへっ、あったかいです」
①「そうです。先輩と密着するためにわざ温度を下げました。これが策士というやつです」
①「ひゃっ、んっ……横腹をくすぐるのだけは…ひっ…やめてっ…くださいっ。すみません私が悪かったです」
①「でもっ、先輩もこうやって密着したかったんですよね?」
①「顔に、そう書いてありますよ」
ボイス位置:右
主人公が愛梨を抱き寄せるので⑦
⑦「やんっ、抱きしめる力が強くなりました」
⑦「私はこれくらい力強くしてもらった方が好きです」
⑦「私の心の奥深くまで優しく包みこんでくれるような、そんな気がしますから」
⑦「心地よくてすぐ寝ちゃいそうですね」
⑦「今日は良い夢が見られそうです」
⑦「ふふふ、先輩の顔がすぐそこにあります」
SE:衣擦れ:布団:愛梨
ボイス位置:正面
愛梨が主人公の胸元に移動するので①
①「すぅ〜〜〜」
①「それにいい匂いがします」
①「お風呂上がりだからっていうのもあるかもしれませんが、爽やかで男らしい匂いがします。私はこの匂いが大好きです」
①「もっと先輩のことを感じさせてください」
①「先輩の音がよく聞こえます。寝る前なのにとってもドキドキしてますね。私もすごくドキドキしてます」
①「今日はとても楽しい一日でしたね」
①「浜辺をお散歩したり、絶景スポットに行ったり、美味しいご飯も食べることができました」
①「こんな毎日がずっと続いて欲しいな~なんて思ったりしてます」
①「明日からはまた日常に戻っちゃいますけどね」
①「少しでも非日常が味わえたのなら嬉しいです」
①「だって先輩はいつも頑張っていますから」
①「どんなに大変なことや辛いことがあっても、目標に向かって毎日毎日努力し続けて……」
①「すごくかっこいいと思います。尊敬もしています」
①「だけど、先輩は真面目な人ですから、色々と溜め込んじゃうことが多いのではないですか?」
①「私はいつも先輩のことを見てますから、それくらいのことは分かっちゃいます」
①「我慢することだけは絶対にやめてください」
①「ですから先輩。疲れた時は素直に疲れたって言ってください。辛い時は投げ出したって良いんです」
①「たまにはそうやって現実から目を背けることも大事だと思います。逃げることは恥でも負けでもありません」
①「先輩がそうなったときは、いつでも私のことを頼ってください」
①「先輩に頼ってばかりではいたくないんです」
①「困ったときや悩んだときはお互いに支え合う。そういうのが理想の関係だと思います」
①「だから、どんなときでも必ず先輩のそばにいますね」
①「ずっとそばにいて、私が先輩のことを癒やしてあげます」
①「もちろん、私も先輩に癒やしてもらいますけど、えへへっ」
①「また今回のようなデートをたくさんしましょうね」
①「次はどこで何をしようかなぁ……」
①「ふわぁ〜」
①「なんだか少し語り過ぎちゃいましたね。先輩に身を任せれば、すぐに寝られる気がします……」
①「先輩もまぶたがとろんってしてますよ」
①「一つだけお願いしてもいいですか? 私が寝るまでの間、このままぎゅってしててほしいです。先輩の温もりに包まれたまま眠りたいです」
①「へへっ、ありがとうございます」
①「おやすみなさい、先輩」
①「ちゅっ……」
※唇同士を軽く触れ合わせるように
SE:寝息:愛梨
※十数秒ほど続ける
①「すぅー……」
①「んむぅ……すぅー……すぅー……」
①「えへへっ……せんぱぁい……大好き……」
①「すぅー……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます