第3話ニートじゃないし!
そして現在施設にいる、うーむどうしようか。魔王に関してだが一時休戦ということにした。この世界は秩序がちゃんとしてて殺し合いや殴り合いも牢屋にぶち込まれるらしい。さらにここでは勇者の特権不法侵入・器物破損・窃盗ができない。まず勇者なども物語の夢幻だ。ちょっと悲しいな。
そういえば魔王と側近は
そんな今僕達は施設かつ生活保護を受けて生活している。ちょびっとづつ貯めてスマホと呼ばれる板を買った。これが面白い、いじるだけで面白いのだが、その中でもそしゃげ?とかいうやつが面白い。お金は払えないが無料でここまで遊べるとはびっくりだ。わいふぁいがないと遊べないけどね。
ーーーーーーー
「そろそろ仕事決めないとなー」
そう!僕は今ニートである!スマホでググったりもしているのだが
「なんだお主まだ仕事を決めてなかったのか?妾はもう決めたぞ?」
「まお…音呂はしっかりしてるしね」
魔王が仕事決まってる自慢してきた…うざい!
「求人とか見てるんだけどねー」
「妾たちはそろそろアパートへ引っ越すぞ?」
「え!?まじ!?すげーいいなー一緒に住まわせてー」
「だとしてもお主ニートでしょ」
「グアッ!ニ、ニートじゃないし!」
「あの攻防戦で三日三晩寝なかったのに精神攻撃には弱いんだな」
「だってー家賃負担するからー」
「じゃあ妾たちは一ヶ月後引っ越す、その間に瀬奈と郁寸、2人の仕事が見つかれば一緒に住まわせやる」
「やったー!仕事仕事♪」
と言っても何をすればいいのだろうか。うーむわからんとりあいず昼ごはん食べに行くか。せっかくだしセレナに内緒でうどん屋さんっていうのに行ってみよう。
ーーーーーーーー
「いらっしゃいませ!」
そうやって従業員さんが出迎えてくれた。
「えっと1人で」
そういうとカウンター席に案内された。
その奥でうどんを作っている店主さんがいた。メニュー表を見てみる。うーんよくわからん。
たぬきうどん?たぬきが入っているのか?そういえばたぬきって見たことない。きつね?ってのもあるわからん。
「このお店ならおすすめください」
これが日本の必勝法。これを頼めばだいたい美味しいのが出てくると相場は決まっているのだ。
そうして数分経った頃
「はい、本日のおすすめたぬきうどんだよ」
そういうと店主さんは奥へ戻っていった。
「たぬきが入っている訳ではないのか…」
ちょっと残念だが食べてみる。けどなんか黄色いパラパラが散らばっていて美味しそうだ。
橋を頑張ってうどんに挟んで食べてみた。
なんこれめっちゃうまい!!思わず一気に全部食べてしまった。うどんは素晴らしいものだ。そうやって二杯目を食べたい気持ちを抑えてお会計を済ませた。
そして店から出ようとするとある張り紙が目に止まった。
「アルバイト募集…?」
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