第二試合のネズミは、ウミドには馴染みのものなのですね。毒はないはずなのにそれで死んだ人がいるというのは、感染症の類なのか、人種によって耐性の違う毒を持ったネズミなのか。
何にしても、ボルムイールのナイフ捌きは見栄えがしたことと思います。
ウミドは何に気付いたんでしょう?気になります。
作者からの返信
すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
大ネズミはウミドが住んでいた集落で、山羊以外のタンパク源として食べていたやつですね。
身を持って毒がないことを知っているので、そこは間違いないはずです。
街に居る小さいネズミとは、なにが違うんでしょうかね。
>感染症
蛇のような毒以外で人を死なせるとなると、その可能性が高そうです。ウミドたちの世界で、そんな知識はなさそうですけれども。
ボルムイールは長剣もナイフもいけるみたいですね。どんな競技でもそうですが、道具を操るレベルが同等である場合は手足の長いほうが美しく、迫力も増して見えますね。
もちろん同等になるには、それなりの難しさがあると思いますが。
ウミドの気づき。さほど難しいことではないですが、おかしな事態です。はてさて、なんでしょうか??
毒がないのは、くわれる側に耐性があるかも知れない。血筋とか。でなければ処置がいいのかな? 薬草とか。よそのまちではそんなことも新しい。
作者からの返信
こゆきさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ある土地に住む人は、やはりその土地に固有の動植物の毒を克服した身体を持っている というのは実際にあることらしいですね。
というか欧米人がアルコールに強く、毎日のパン食で飽きない。日本人が納豆のような発酵食品を好み、毎日が米食で飽きない──というのも同じことみたいですが。
とはいえウミドが大ネズミに咬まれても、特段の処置はされていませんでした。内出血とか、かすり傷程度の出血がせいぜいだったので。
怪我や病気の対処、考え方。それ以外にも文化や知識の違いは大きいですね。