File7 甘いジュースは毒の味 前編
茂と桃奈が純一たちと会って数分後。店内はイヤな空気だった。
警察や
「違うんです、僕じゃありません!」
中山は石田が店長をしている喫茶店の店員で、今日は石田と、もう1人の店員・
「毒を入れるなら中山さんしかいませんよ。さっき、有島さんが言ってたじゃないですか。昨日の朝、店内で石田さんと非常にひどい喧嘩をしていたと。それで殺害しようと思ったんじゃないですか?」
「でっ、でも・・・。」
「荒木刑事!」
純一が言った。
「あれ、ちょうどいいところに!来てたんですね、純一くん、夏さん!」
純一たちは警察に協力することにし、何があったのかを聞いた。
「なるほど・・・。」
純一が頷く。
「イヤな事件ね。」
桃奈がつぶやいた。
「お願いですよ、探偵さん!疑いを晴らして、真犯人を見つけてください!」
「わかりました。オレたちが事件の謎を解いて見せます!」
純一は堂々と宣言した。・・・これまでに一度も1人で事件を解決したことがないのだが。
「私たちも協力するよ!」
「ありがとう」
優奈がいうと、中山は返事をした。
〈✨中編に続く✨〉
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