第131話 デスワーム

一馬たちはこの巨大ミミズを『デスワーム』と名付けることにしました。

昔からあのような生物がいたのかとサリーム王に問い合わせてみましたが、そんな化け物がいる記録はないと逆に驚かれてしまいました。

帝国が放った生体兵器の線も捨てきれませんがなによりもまずは駆除をしなければなりません。

何匹いるのか分かったものではないのでどうにかして地上に引きずり出さなければならないと思いました。

そこで一馬は土壌を一時的に極端にアルカリ性にしてしまおうと思ったのです。

これでは今は得ている草が枯れてしまうかもしれませんがどのみちデスワームがあの土地を陣取っているのならばそんなものは些細な問題であると決断づけました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る