応援コメント

8.ウィンド・マスターズ 異色の風使いたち/駿河 晴星」への応援コメント


  • 編集済

    <2024/9/18追記ここから>
    最初、読みづらいと感じさせてしまった作品にも関わらず、
    推敲後のものまで追って読んでいただき、また、公式レビューの投稿まで、誠にありがとうございます。

    推敲により、ようやく意図したものが読んでくださった武蔵様にお伝えができたようで、安心いたしました。
    第2章以降の推敲はこれからとなりますので、第1章同様、どうやったら読者様に伝わる文章になるか、考えていこうと思います。

    未熟な作品を書き換えるきっかけをいただき、改めて御礼申し上げます。
    <2024/9/18追記ここまで>


    お気に召す作品でなかったにも関わらず最後までお読みくださり、悪い点についても細かく記載いただきありがとうございます。

    ===

    (追記では通知がいかないため、新しくコメントを作り直させていただきました。ご了承ください)

    「やはり先に」と思い、早々のお返事となりました。

    改めまして、レビューいただきありがとうございます。
    本文から感じていただけていない以上、自分の力不足以外の何物でもないのですが、いくつか弁明させてください。長くなってしまい申し訳ございません。

    >【私がこの作品に感じた良い点】
    > 作者さんがウリと考えているところと違うかもしれませんが、私がこの作品に一番良いと感じた点は戦闘描写です
    戦闘描写には力を入れておりますので、素直に嬉しいです。ライトノベルによくある「バーン!」といった効果音で衝撃波を表現するような手法がどうも好みに合わず、擬音を使わず戦闘描写を書こうと努めておりました。

    >【私がこの作品に感じた悪い点】
    > とにかく詰め込みすぎです。
    こちらについて、おっしゃる通りだと思います。風人たちが一気に登場するところなど、混乱するよなあと自分でも感じておりました。第1章の出演人数を減らす、風人の説明は後の章に回すなど、もっと工夫が凝らせると思いますので、推敲してまいります。

    > 開幕にいきなり精霊が話をしている
    昨今多数ある異世界作品の影響で「精霊=異世界」のイメージが強いかもしれませんが、拙作は「現代ドラマ」ではなく「現代"ファンタジー"」です。たとえ現代を舞台にした作品であっても、ファンタジー作品であるからには導入部分から精霊が登場していても「最初から飛ばしすぎ」ではないかと思います。ただ、タイトルやあらすじから武蔵様が期待された「リアルな現代」と乖離していたため、物語に入りづらく感じられたのかもしれません。

    >記号的な村人が主人公を弾劾する
    「村」という言葉がファンタジー色というのも、昨今多数ある異世界作品の影響かと感じました。
    現代の日本にもまだ「村」は残っておりますし、そこに住まれている方を「村人」と呼んでも問題ないかと考えております。

    また口調については、ひと昔前のものに感じられたとのことですが、西の地方の方言のつもりでした。年長者は方言が強く出ており、若い咲羅やこの村の生まれでない母は方言が出ていません。しかしながら、こういった事情を明記することはないため混乱させてしまったのかと思います。

    >主人公を弾劾するための舞台装置として生まれたようなキャラクターにリアリティのなさを感じます。
    こちらについてですが、舞台装置としてではなく、村人たちの心情も考えた上であのような発言をさせております。主人公の咲羅が暮らしていたところは「村」と呼ばれるくらい人口が少ない田舎です。そういった場所ではたとえ現代であっても「外の人」「自分たちと違うよそ者」に対する警戒心を持っている方はいらっしゃいます。

    いきなり魔物に襲われて自分たちの家や生活が失われた第1章の状況で、村人たちは不安や恐怖を感じています。そんな中、異色の髪と目を持つ「異物」である咲羅が視界に入ります。「自分たちはなんでこんな目にあっているのか?」「バチが当たったのか?」「いや違う、あいつのせいだ」と、不幸に見舞われたとき、誰かのせいだと考えたい、八つ当たりしたいと考える人間もいると思い、作中のような言動となりました。もちろんすべての村人がそういう人ではありませんし、普段の生活であればまた違った村人たちの顔が見えると思いますが、天災のような魔物襲撃の最中、村人たちも混乱している状況での言動とご理解いただければ幸いです。

    >精霊、化け物に続き、謎の存在が立て続けに現れる
    こちらは前記「詰め込みすぎです」のご指摘と同義ですね。前に書いた通り、初見の方にもやさしくなるよう推敲してまいります。ご指摘いただきありがとうございます。

    >ナチュラルに視点がぶれている
    視点に関しては自分でも感じており、推敲する時には真っ先に直したいと考えている箇所です。
    本作は「三人称全知視点」て書こうとしている作品となります。ただ書いている途中で、ラノベ系の公募に出そうとして「(もう三週間ってところかな)」のような丸括弧を使った心情を入れた方がいいのか? と迷ったりしてしまい、今のような「三人称一元視点」と混ざった中途半端なものとなってしまいました。
    推敲時には「三人称全知視点」と割り切って、今は多すぎる咲羅の心情を減らすなど工夫してみようと思います。中途半端な状態でレビューをしていただく形となってしまい、失礼いたしました。

    最後にもう一度、レビューいただきありがとうございました。
    自分以外の方に読んでいただき、ここまで詳しい批評をいただける機会はあまりないため、大変参考になりました。残り数作レビューが残っているかと思いますが、応援しております。

    また何か機会がございましたら、よろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    ※追記に対する返信、ここから

    あまり良くもないレビューで、この度は多大な心労をおかけして、すみませんでした。
    十分な改稿がなされたと思い、公式投稿させてもらった次第です。
    咲羅の心の内の吐露を()で示さず、溶け込みあるいは廃したのは個人的には正解だったと思います。元々の表現力があるため、もしかしたら()内をくどく感じていたところもあったのかもしれません。
    2章以降も大変な作業に思いますが、満足いく仕上がりになることを応援しています!
    評価を修正したことは、「おわりに」を作成した時に、触れておきます。

    ※追記に対する返信、ここまで

    ご意見について、ありがとうございます。
    このレビューについては、フラットな気持ちを心がけておきながら、少し偏りが出てしまったかなと思うこともあり、レビュワーとして至らなさを反省するばかりです。

    レビューというよりかは「第1章で脱落した一人の読者の感想」として受け止めていただければ幸いです。
    設定や謎が少しずつ提示されていれば、作品全体に対する印象もまた違っていたかもしれません。

    脱落した件を今一度、記憶を思い起こしてみますと、以下のような感じだったと思います。
    ・精霊が出てくる→ファンタジー要素強めな世界ね
    ・明日は高校入試だ→高校ということはジャンル通り現代の話でいいよね
    ・「あんの化け物どもじゃ」→すごく時代を感じる口調だ、もしかすると現代ではない?
    ・木こり→やっぱり現代ではないのかも、一体いつの時代、どういう世界観なのだろう
    ・化け物に次いで三人の男登場→世界観や時代設定のイメージがあやふやになった状況で情報量が急に多くなり、ますます理解が出来なくなり始める
    ・1-4三人の男たちだけの会話→さらに多くの謎を投下され、消化されないまま場面が学園生活に変わる
    ・ちょっとギブアップかも

    違和感を感じたいくつかについて、ご説明をうけ、一部レビューが的外れな部分は理解しました。それぞれ単独の要素ではそれほど気にならなかったのかもしれませんが、複数の要素が重なって不協和音のように感じてしまったのかもしれません。
    その点をレビューでうまく言語化できておらず、ご不快な思いをさせてしまったと思いますので、陳謝いたします。

    視点の件については、あのチグハグ感はそういうことかと合点がいきました。ご説明ありがとうございます。
    ただ、それであれば三人称一元視点で咲羅の心情を入れていくことは、私はそんなに悪くは感じておらず、むしろ感情移入のしやすさでプラスの要素になっていると感じておりました。

    最後になりますが、このレビューをノイジーマイノリティの戯言と思っていただくことに異存はなく、最終的には駿河 晴星様のお考え次第ですが、一つの意見として参考にできるものがあれば、納得のいく形で折り合いをつけられることを心から応援しています。

    編集済