ツーシ先生あふたー
ちゅんちゅん。(朝表現)
はい、ツーシさんともぴょんぴょんしましたよ。
……いや9割クイパシさせられたけど。口が疲れた……
「ふふっ、おはようございますコガネさん」
「……お粗末様です」
「とってもお上手でしたよ。才能あります」
クイパシ、まさかレオタードを口であんなことするやつだったなんて……
正直何が良いのか分からないけど、これはバニーじゃなきゃできないプレイだ。や、レオタード着てたらできるかな?
ナミミ様は絶対好きなやつだと思うので、バニーに戻ったらやって差し上げよう。
イロニムは……うん、今日も覗いていたナミミ様にやられるだろうしそっとしておこう……いや、既にやられてた。ナミミ様の隣でぐったり倒れてたわ。わざわざ廊下にお布団敷いてたわ。ナミミ様にクイパシされまくったのが一目でわかるわ。
「ナミ、おはよう」
「あ、はい。……おはようございますコガネさん」
申し訳なさそうに笑みを浮かべるナミミ様。
「……あー。うん。昨晩はお楽しみでしたね?」
「はい。コガネさんが私の命令で他のバニーとぴょんぴょんしてるんだって思うと……背徳感というんですかね? あるいは私の命令でそんなことまでできちゃうんだ、って征服感かもしれません。コガネさんを取られている嫉妬心もあったと思いますが……とっ、とにかくゾクゾクがたまらなくてぇっ……全部ロニーにぶつけてしまいました」
検証の結果の正直な分析を余すことなく教えてくれるナミミ様。恍惚とした表情の目端には涙がにじんでいる。それがどういう感情かは、多分ナミミ様も把握しきれていないやつだろう。
あとイロニムお疲れ様。今日仕事休み? しっかり休んどきな。
「ロニーは私から溢れた愛を全部受け止めてくれるので好きです」
「わらひもぉ……」
「嬉しい、両想いですね!」
「ひぅんっ」
イロニムの紫レオタードのお尻に生えている白い尻尾をもふもふニギニギするナミミ様。
ナミミ様、ツーシさんの言っていた通りINT8.2だな。頭ぴょんぴょんしてる模様。
と、ナミミ様は「ハッ」と改めて申し訳なさそうに落ち込んだ。
「うう、ごめんなさい。こんな傲慢な私、嫌いですよね?」
「……ナミ。嫌いだったら言うこと聞いてぴょんぴょんすると思うか?」
「コガネさん大好きです!! 愛してます、一番です!!」
よしよし、まったく仕方ない飼い主様だなぁ。
と、ここに身なりを手で少しだけ整えたツーシさんがやってくる。
「ふふふ。ナミミ様。……見事NTRの境地に至りましたね」
「境地! そうなのですかツーシ?」
「昨晩ナミミ様がコガネさんを見ながらイロニムにぶつけた気持ちこそ、ぴょんぴょん究極快楽が一つ、ウツぴょんです。お見事でした」
「えへへ、ありがとうございます。ツーシのおかげですよ」
「いえいえ。これはコガネさんを貸し出す決断をしたナミミ様の成果。全てネトラセしたナミミ様の功績ですとも」
ナミミ様、もしかしてツーシさんの良いように調教されてるのでは?
ていうか実は適当言ってませんかねツーシ先生?
「じゃ、今日はサナチも呼んで全員でぴょんぴょんですね! 楽しみです。特にコガネさんをNTRしたツーシは覚悟しておいてください。私の嫉妬を込めて、コシコシは相当ねちっこくいきますので!」
「……手心に期待しておきます」
「コガネさん。最初は私とコガネさんのぴょんぴょんを皆に見てもらいましょうね? 間違ってる所がないかしっかり検証してもらいましょう」
「そ、そうきたかぁー……!」
この世の天国かな? お店完売させたらしっかり休んで夜に備えなきゃね……!
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