見え過ぎちゃって、こまるわぁ~♪
うわぁ~/////
プールに入って遊び始めて分かった。
美樹さんその白い水着ってワザとなの!?
最初美樹さんのキャラに合わないかなと思っていたそれは、水にぬれるとなんと、うっすらと肌の色が透けて見えた。
胸元とか、あのたわわが、うっすらと見えるそれは女の私ですら思わずドキリとさせられる。
下だって、お尻とかがうっすらと肌色が見えてもの凄く色っぽい。
「こ、これであのフリルが無かったら…… い、いや、流石にパッドがあるからそれはないかぁ~」
などと思っていたら、プールの中で美樹さんがつまづいて優馬君に抱き着く。
「きゃっ! あら、殊勝な心掛けね? 姉を身を挺して守るとはね♡」
「ね、姉ちゃんほっとくと後が怖ぃ……ぃいいぃっ/////!?」
「あら気付いた? 実はねプール入って水が冷たくてずっと起っちゃってるの。分かるわよね? このフリルがずれちゃったら姉の恥ずかしい姿が他の誰かに見られちゃうわよ♡」
いやいやいや!
既に優馬君に見られちゃってますよ、それ!
と言うか、パッドは?
どうなってるのぉ!?
「ふふふふ、ねぇ天馬ぁ、ちゃんとお姉ちゃん守ってくれたら帰りにいいとこ連れてってあげるね♡」
「なんだよそれ///////」
「期待しててね♡」
どこ行くんですかぁーっ!?
「お兄ちゃん、ここにいた! ちょっと冷えたから上げって休もうよぉ~。んしょ、ここ上がる場所ないけど、お兄ちゃん上がるの手伝ってぇ♡」
ここで妹ちゃん登場!
なんか美樹さんを遮るように優馬君にそう言って、プールからあがろうとするけど、上がり切る寸前でそれは起こってしまった。
妹ちゃん!
Tバックでそんなに脚広げたらぁッ!!
くぱぁ♡
見えちゃってる!
お尻の見えちゃってるぅっ!!
「あ、お兄ちゃん見えたぁ♡ でもお兄ちゃんになら見られても平気だよ、私♡」
あ”あ”あ”ああぁぁっ!
あまりの事に優馬君硬直しちゃってる!?
しかもその場所ベストポジション!!
妹ちゃんの可愛いお尻が顔の前で見えちゃうベストおぶざべすとぽじしょーんっ!!
「ば、バカ言ってんじゃないぞ///// 気を付けないと他のやつに見られるぞ/////」
「お兄ちゃんが守ってくれれば大丈夫だよ♡」
なにっ!?
何なのこの姉妹!?
優馬君、ラッキースケベ体質なの?
そうなのッ!?
「ううぅ、なんか私も冷えて来た。ちょっと上がって休もう~」
優馬君たちを見てたら私もプールで冷えて来た。
なので、妹ちゃんと同じくプールからあがろうとする。
妹ちゃんは人気の少ない所で休みむみたいだから、私もそっちに行こうと思ってプールからあがる。
と、プールの中にいる優馬君と美樹さんが驚きの声を上げる。
「あ、有馬ぁッ/////」
「なっ!? まさかここでこんな大胆な行動に出るとはっ!!」
「へっ?」
何に驚いているのか分からないけど、プールから出てお尻を向けたまま後ろを向くと優馬君と美樹さんが真っ赤な顔しながらこちらを見ている?
首をかしげていると、優馬君が慌てて首を横に向けて何かを掴んで私に手渡して来てくれる。
これって……
「$#&%&#っ!?」
それは私の水着の下だった!!
ビキニなので今までのワンピースと違ってそう言うのまったく考えていなかったぁ!!
私は慌てて優馬君からそれを奪い取るのだった。
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