泣くなピザ屋!ドローンを使った置き配戦争のやりすぎにで、犯人は意外なやつに…
冒険者たちのぽかぽか酒場
第1話 ピザのドローン置き配も、楽じゃない!孤独なドローンの使い方で、日本の未来が見えそう?
「ドローン便の置き配」で、ピザ屋が便利で面白くなりそう。
けれど、新しい悩みも生まれそう。
「ドローン便」は、小型ヘリコプターのように飛ぶドローンを使った宅配スタイル。
「あ、使えるんじゃないか?」
これに目をつけたのが、ピザ屋。
がんばれ、ピザ屋!
戦争では、ドローンがひどい使われ方がされているけれど。
たとえば、戦場で、ひもか何かで小型爆弾をドローンにつり下げてどこかに落とすというように。
コンピュータで、正確な位置に「置き配」をしてターゲットをつぶすわけだ。
「小型ドローンをあやつって、敵の本部の奥にまで潜入しろ!」
コミュニケーションの方法は、発展しすぎ。
「クリック 1つで、たくさんのモノがやりとりできるぞ!」
ネットを通じた宅配便の成長ぶりは、レベルアップ。
1人暮らしをしているある男も、喜んでいた。
近所から、「孤独さん」と呼ばれている。
「一緒に住まないか?」
みたいに声をかけてくれる親せきは、近くにいない。
父親も母親も、いないらしい。
そういう人をねらってやってくるのが、迷惑メールだ。
「一緒にドローンして、ドローンな人生を送りませんか?」
ほら、きた。
ドローン教っていう幸せ謎宗教を布教している人からのメールだってさ。
1人暮らしも、楽じゃない。
彼は今、「この年で」ピザ屋のバイト中。
人材不足も、進みすぎでは?
「今日も、がんばろう」
彼は、ドローンを使い、客にピザを配達する仕事をしている。
コンピュータとドローンを使い、正確に「ピザの置き配」。
こういう仕事があっても、おかしくないんじゃないか?
でもね…。
いつかは、困ったことになるから。
「てんちょ~、つぎはどこ~?ぼく、たたかうぞ~」
言うね。
実は彼、 1人暮らしの小学生でした。
「…え、高齢者とかじゃないの?」
そう思った人は、残念でした。
やわらかく、ゆる孤独。
将来の日本、こういう「ピザ戦争」も起こるかもしれない。
それにしても、困ったぞ。
彼が、ドローンでピザの置き配をしようとすればするほど、ピザが売れなくなっていったのだ。
なぜか?
「爆弾を置くピザ屋があるってよ!」
「え、マジで?」
かえって、不審に思われたから。
泣くな、ピザ屋!
ドローン置き配は、ハードルが高い。
泣くなピザ屋!ドローンを使った置き配戦争のやりすぎにで、犯人は意外なやつに… 冒険者たちのぽかぽか酒場 @6935
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