問題です。この話の「孤独さん」って、だれ?ドローンなコミュニケーションには注意
冒険者たちのぽかぽか酒場
第1話 この話の主人公って、どんな人だと思う?孤独なドローンの使い方で、何かが見える。日本の未来が、見える。
頭をやわらかくして、考えよう。
今、「ドローン便」という宅配が注目されている。
小型のヘリコプターのように飛ぶドローンを、上手く使えた宅配スタイル。
やるね~。
ドローンは、やわらかく工夫されている。
戦争では、ひどい使われ方がされているけれど。
たとえば、戦場で、ひもか何かで小型爆弾をドローンにつり下げてどこかに落とすというように。
コンピュータで、正確な位置に「置き配」してターゲットをつぶす。
小型ドローンをあやつって、敵の本部の奥にまで潜入すべし。
コミュニケーションの、呪い?
たまに、こう言う人がいる。
「今どきの若い世代って、コミュニケーションがとれない奴らが多くて困るよな~」
そう言う人は、呪われていませんか?
今は、逆。
コミュニケーションの方法は、むしろ発展しすぎ。
「クリック 1つで、たくさんのモノがやりとりできる」
ネットを通じた宅配便の成長ぶりは、裏技的にレベルアップ。
「コンビニも増えて、 1人 1人が、孤独に見えても孤独じゃない隠れ孤独の強さで生きていけるようになってきたじゃないか!」
そう言う彼は、 1人暮らしの身。
近所から、「孤独さん」と呼ばれている。
「ねえ、一緒に住もうよ」
みたいに声をかけてくれる親せきは、近くにいない。
父親も母親も、いないらしい。
そういう人をねらってやってくるのが、迷惑メールだ。
「一緒にドローンして、ドローンな人生を送りませんか?」
ほら、きた。
ドローン教っていう幸せ謎宗教を布教している人からのメールだってさ。
「手紙を送ってきて、話し相手になってくれる人がいるのか。うれしい」
礼をしたいと考える、のんきな彼。
戦場でのドローンの使われ方をまね、相手にプレゼントを贈ってやることにした。
メールに書かれていたドローン教の住所あてに、コンピュータで正確に「置き配」。
その日の夕方…。
日本のどこかで、大爆発。
「日本は戦争のない国です」
それって、本当に?
なげく、孤独さん。
「え~!遊び相手が、いなくなっちゃったじゃないか~!」
実は彼、 1人暮らしの小学生。
「…え、高齢者じゃないの?」
そう思った人は、残念でした。
やわらかく、ゆる孤独。
将来の日本、こういうやわらか戦争も起こるかもしれないぞ。
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