3日目:犬猫との生活を意識した家つくり
「犬/猫との生活を意識して家を建てました!」と、胸を張って言えればよかったのだけれど、流石にそこまで完璧な家にはならなかった。ただ家を建てるときに、いつか犬か猫と生活できるといいねというくらいの意識はしていた。
結果的に言えば、猫だったらきっとたのしい家なのでは? という感じである。実は縦の空間がめちゃくちゃ意識された家で、犬はちょっと向かない。なぜならば二階リビングというやや特殊な家なのだ。
自分たちとしてはかなり住心地はいいのだが、犬、特にコーギーを意識すると、階段がやはり難しいと感じる。腰をいためやすいコーギーに、だいぶ段差を公共空間に近づけたとはいえ、やはり上り下りはできるだけさせないように注意しないとならない。
そうすると抱っこで上り下りと、階段ゲートは必須。すでに子ども用のゲートを設置しているので、あとは脱走防止柵くらいだが、これまた家の中に作るか、外に作るかで今年かなり議論した。
というのも、ちょうど家の10年点検と外壁補修の時期だったので、この機会に玄関外に風除室を作る話も出た。ただ結局予算と保証の問題から、自分たちでDIYするのが良いだろうということに。
ここあたりはハウスメーカーとの交渉なのでなかなかに希望どおりとは行かない。でも犬なら簡単なゲート設置でいいけれど、猫となるとやはり室内で玄関との間に作るほうが現実的か、となる。
中に入ってしまえば一体化した吹き抜け階段に、段差を利用した腰壁もあり、そのまま天井近くまで壁に猫ステップを作れば、隣との目隠しで天井近くに作った横長窓が、きっと猫にとっては外を見れる場所になる。
そう、できた当初から話していたけれど、意外と猫向けの家になっていた。ただし猫トイレをどこに置くかとか、トイレをキッチンとどう離したらいいかなど課題はまだまだ山積み。
それでも、運動量の多いサイベリアンが壁を伝ってリビングの天井近くを歩くのは全く問題ない。
とすると、あとはやはり荷物の収納が課題か。今溢れかえっている荷物を整理して、猫が遊んでも大丈夫なように扉など色々作らないとならない。けれど、そこも抜かりなく。イケア製を多くしたのでアレンジは容易だ。
猫用のステップをどうするかを考えつつ、階段の上など猫ルートを作るのも楽しそうで、意外となんとかなりそうだと書いていて思えた。
イメージは大事。というわけで、明日から実際に部屋の片付けを意識して行こうと思う。
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