第5話 浴衣お姉ちゃんと耳掃除 ~柔らかタオルでマッサージ~
「よいしょっと」
「お姉ちゃんはここに正座するから、キミはお姉ちゃんの膝を枕にして仰向けになってくれるかな?」
「そうそう。お姉ちゃんの視線の先に、キミの脚が伸びてる感じね」
「じゃ、ここにごろーんってしちゃおっか?」
:◆SE 衣擦れの音(
「はい、よくできました~」
「本当は耳かきしてあげたかったんだけど、今日は持ってきてないから……じゃん、ハンドタオル!」
「浴室から持ってきたんだ」
「これ、すっごくふわふわな生地だから、お耳を擦っても痛くならないよ」
「二枚あるから、両耳をいっぺんにお掃除できちゃう」
「お耳の穴の中までは綺麗にできないけど、我慢してね?」
「そっちは、帰ったらキミが満足するまで好きなだけやってあげるから」※囁き
「じゃあ、始めちゃうね~」
:◆SE 耳掃除&マッサージ・開始
「 (『ごしごし』と機嫌よく口にしながら、ハンドタオルで耳の穴の周りを優しく擦る&マッサージ) 」
:◆声 囁き・開始
「どうかな? 痛くない?」
「……うん。そっか、気持ちいいならよかった」
「お姉ちゃんの声を聞いてもらう、キミの大事なところを擦りすぎて痛いなんてことになったら嫌だから」
「赤くなっちゃわないように、ちゃんと気をつけてるんだ~」
「気持ちよく思ってくれるように、やさしく、やさし~くしてるの」
「こうしてタオル越しに指でごしごしされるのも、結構気持ちいいでしょ?」
「ふふふ、じゃ、続きやるね?」
:◆声 囁き・停止
「 (数秒間、ハンドタオルで優しく耳裏を擦りながらマッサージ。機嫌よく) 」
:◆声 小声で・開始
「キミも、我慢できなくて自分でする時はあるだろうけど」
「やっぱり、お姉ちゃんにしてもらう時の方が気持ちいい?」
「うふふ、そっかぁ。だよね」
「キミの顔が、もう本当に気持ちいいです~って顔してるもの」
「キミのそういう顔、大好きだよ?」
「お姉ちゃんまで幸せな気分になっちゃう」
「これからもいーっぱいキミにしてあげるから、楽しみにしててね」
「はい、耳掃除とマッサージ、おしま~い」
:◆声 小声で・停止
:◆SE 耳掃除&マッサージ・停止
「じゃあ、最後の仕上げするよ~」
「ふふふ、キミ、これ大好きだよね?」
「くすぐったかったら言ってね~」
「まずは右のお耳に……」
「 (右耳の穴へ向けて息を何度か優しく吹き込む) 」
「ほら。やっぱり気持ちよさそうな顔しちゃうんだから」
「次は左ね~」
「 (左耳の穴へ向けて息を何度か優しく吹き込む) 」
「ふふ、これで本当におしまい。ちょっとはスッキリしたかな?」
「お姉ちゃんの声、前よりよく聞こえる?」
「ちょっとテストするね」
「うーんとね、何がいいかなー」
「そうだ」
:◆声 囁き・開始
「好き、好き、だーい好き。キミのことが、お姉ちゃんは大好きだよ?」
「可愛くて、とっても大好き」
「キミがお願いしてきたら、お姉ちゃんなんでもしてあげちゃうかも」
「キミとお姉ちゃんしかいないところでは、キミのこと、たっぷり甘えさせてあげるからね?」
:◆声 囁き・停止
「うふふ。お顔が真っ赤。ちゃんと聞こえてるみたいだね」
「じゃ、起きよっか?」
「次はね、キミをとーってもいいところに連れて行ってあげたいんだ~」
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