愛美

tears

儚く散る一滴の雫が

瞳から溢れ落ちるとき

一瞬みえたあの頃の私

身も心も古びて

誰の目にも映らなくなった今

まさか

自分自身に映るなんて

実に虚しい


空からまた違う雫が溢れ落ちる

もう見分けがつかなくなった

思う存分零れろ

今なら

怖くない


Fin.


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愛美 @hubuki0610

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