番外編

本文中に出てきた、ミレーゼ伯爵令嬢とファニィ子爵令嬢、パトリシア公爵令嬢は実は、仲良しであった。


皇太子はそれぞれのループで彼らを隣に置いている。


ミレーゼ伯爵令嬢が選ばれた時

残りの二人は祝福としてパーティーを開いた。


ファニィ子爵令嬢が選ばれた時

残りの二人は永遠に推すことを誓っていた。(見ていた人にとってはちょっと恐ろしい光景?)


パトリシア公爵令嬢が選ばれた時

残りの二人は人形好きのパトリシア嬢に贈り物をする。


「まあ!このお人形、昔傷をつけてしまったお人形に似ているわ!あら、これも?えっと…これもね…」


◇◇◇

(どれだけありふれた人形なの?イライザ帝国のお人形、実は全部同じ技術で同じ顔しか作れなかったりして。それとも、ただ単にめちゃくちゃ傷をつけてしまってるってこと?)


※筆者の感想混じり。さらっと読み流してくださいませ。

◇◇◇


しかし、彼らは隣に立つ際にはもう既に心の中で思っていた。


「「「あ、多分、殿下は私たちのことなんて愛していないな……」」」


流石、王侯貴族の令嬢、鋭い。





⭐︎⭐︎⭐︎

この回を「第40話」としてカウントさせていただきます。


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