貴女ならイジめられたい
木場篤彦
第1話こうじゃなかった
エアコンの冷房が効いており、快適な友人の自室のベッドにうつ伏せで漫画を読んでいた。
「ネネちゃん、夏休みはなんか予定ある〜?」
「んー、何も無いかなぁ〜!シズカはどうなん?」
「アカリとシホに映画を観ようって誘われてるくらいで、あとは無しって感じぃ〜」
「私、ハブられた……?二人、最低なんですけどぉ〜!シズカもシズカで、何で今まで黙ってんの?ありえなぁ〜いっすよぅ〜!」
「……」
私の抗議に彼女は無言で、ベッドがギィーっと軋み、開いていた脚の膝の辺りのベッドの部分が沈み、右のお尻に僅かに硬い感触がして、母趾球でグリグリと踏まれているのだと分かり、喘いでしまう。
「んぅっ!ぅぁんっ……ちょっ、なっ、何すんのよ、シズカぁっ!んはっぁあんんぅ〜っっ!んんぅ〜っっ……はぁっんぁあ〜〜っっ!ちょっ……そぉろぅっっ、ふぅうっんぁああ〜んん……そろそろ止めぇ……はぁ〜っっんぅっっっぁああぁぁ〜〜っっ!」
「あれぇー、もしかしてネネちゃん、お尻を踏まれて、悦び感じちゃってるのぅ〜う?なにぃ〜その艶かしい声はぁーあぁああっ?もしかして、イジめられてゾクゾクしちゃう娘だったりしてぇ〜!そうなら、もっと早く
「シズぅっ……あんた、ドSなの?ひゃっんっあぅぁああーっっ!そろそろ、その脚ぃぃいいいぃぃいいいいっっっ……ぐぅうぅあぁああっっ!はぁはぁ、ゆぅっぅうるしっっ……ゆるしてよぉぉおぅぅっっー!」
私はグリグリと脚の母趾球で踏み続けられ、お尻に先ほどよりも重さがのし掛かるのと同時に髪を掴まれ、引っ張られる。
女子の力では無いような力で髪を引っ張られ、背中が反っていき、喘ぎ声が混ざった呻きのような悲鳴をあげ、許しを乞う私。
「はぁーんっ、はぁはぁ……思ってたより可愛いね、ネネちゃんの鳴き声ってぇ〜!こういうのも好きかな、ネネちゃんはぁ?ふふっ……思った通りぃ!」
高垣が普段では聴いたことのない狂気じみた興奮した声で耳もとに囁いてきた。
「ぃいいっ……痛いぃ……っぅああっっ!髪ぃいいぃぃ……離じでぇ……いだぁいいぃ……おねがぁいぃっ」
「あーぁあぁああ、初めてだから引っ張りすぎたかーぁあ。ごめんね、泣いちゃうまでして、ネネちゃん」
「うがぁあっ……ひぃっ、痛いのはぁ……」
私は彼女に髪を放され、ベッドに顔をぶつけ、彼女に肩を掴まれ、仰向けにさせられ、腰を脚でがっしり挟まれ股がられながら、顔を近づけられた。
「お尻を踏まれるのは良いと。……じゃあ、こっちは気持ちいいから良いよね?」
彼女はふとベッドをおり、一分も掛からず先程の馬乗りになって、大人の玩具を左手に握りしめ、私の顔の近くでチラつかせた。
「……ぅん。そっ、それなら……ぅゔぁあおぉぉ〜〜っっ!ああぁぁあああーーっっっっ!いきなっあぁあぁぁぁああーーーっっっ!」
私の膣内に太い大人の玩具が唐突に挿れられ、雄叫びが口から出た。
鹿野寧音が思い描いていた友人から受ける気持ち良さはなく、痛みが強くて、最終的に高垣静香に絶頂かされはしたが——という感じだった。
貴女ならイジめられたい 木場篤彦 @suu_204kiba
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