第29話 オーガ討伐

 前回から、PV1436と☆1個を獲得できた。

 現在あるのは、☆80個と8154リワード。


 リワードが貯まり始めた。

 だが、デシーラを解放するには足りない。


 コメントを11も貰った。

 モンスターとの戦いが待ち受けているらしい。

 それも強敵が。

 次元斬で殺せないモンスターなんているのか。


 パンパカパーン。

 ガチャの結果発表。

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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093084989801444

 惜しかったのう。

 あと少しでデシーラを好きにできたぞ。

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 くそっ、1万リワードか。

 10万リワードが貯まったからと言ってデシーラを解放できると決まったわけではない。

 だけど、デシーラを逃がすとしても10万リワードは代わりに置いて行きたい。

 泥棒ではないのだから。


「今日の依頼はオーガ」


 レッドが依頼を取ってきた。

 俺達のパーティランクはB。

 ひとつ上のAランク依頼まで受けれる。

 オーガはAランクだ。


「腕が鳴るわね」

「負ける要素はないな」


 でもコメントの強敵モンスターの所が気にかかる。

 オーガが強敵だとは思えないけど。


 オーガが出没する区域の近くまで荷馬車に乗せてもらった。

 荷馬車はその区域の近くの村が所有する物だった。

 帰りも乗せてくれるようレッドが交渉。

 乗せてくれることになった。


 まあ、金貨2枚も払えば頷くしかないよね。

 オーガを探して森へ入る。


「私に任せて【風魔法】、あっちの方角からオーガの匂いがするわ」


 風魔法で匂いが分るのか。

 魔法便利だな。


 オーガは簡単に見つかった。

 というかあっちから寄ってきた。

 俺達を縄張りに入った獲物認定したらしい。


「【風魔法】、ウインドショット」


 ニーナが鉛の弾を風で打ち出す。

 鉛の弾はオーガの目に当たった。


 オーガは滅茶苦茶にパンチを繰り出している。


「【次元斬】」


 一撃でオーガの首が落ちた。

 やっぱりオーガ程度なら楽勝だな。

 動かれたら次元斬をかわされるかも知れないけど。


 俺とレッドでオーガの巨体を引きずる。

 剛力があってよかったよ。

 レッドは力持ちだな。

 俺と大差ないような気がする。


 ずりずりという音が森に響く。

 あれ、オーガの死骸を引っ張ってない時にも音がする。


「やばい奴が来た。ギガスライムだ」


 半透明の巨体が見えて来た。

 こいつがコメントにあった強敵か。

 スライムの体の大きさはオーガほどある。


「先手必勝、【次元斬】。やったか」


 斬ったはずなのにギガスライムのダメージはゼロに近い。

 動きが遅いのが幸いだが。

 オーガの素材は諦めないといけないのか。


「コアを狙うんだ。体とか触手とか触ると骨まで溶かされるから用心して」


 レッドの指示。


「分かった。【次元斬】」

「【風魔法】、ウインドショット」


 ニーナと二人で攻撃するが、コアの位置が掴みづらい。

 ことごとく空振りに終わった。


「ニーナ、動きを止めて。できる?」

「やってみる。【風魔法】、ウインドバインド」


 風が吹き荒れ、ギガスライムの動きが止まる。

 次元斬は精密な動作はできない。

 おおざっぱだからな。


「必殺技、【防御魔法】【剛力】【付与魔法】、防御突き」


 剣の先にある尖った防御魔法がギガスライムのコアに突き刺さった。

 コアが砕ける。

 そしてギガスライムは体を維持できなくなり地面に染み込んだ。


 訓練して良かった防御突き。

 スライムの酸に触れたのが防御魔法というのも良い。

 盗賊からの戦利品の剣だけど、愛着があるからな。

 毎日磨いているこの剣が溶けたら悲しい。


 次元斬にも天敵がいたのだな。

 スライム、その強敵の名前は心に深く刻み込んでおこう。

 某なんでも斬る刀はこんにゃくが斬れないのだとか。

 柔らかい物が苦手というのはお約束なのかもな


 街道までオーガの死骸を引きずり出した。

 しばらく待つと空に荷馬車が来た。

 約束通りだ。


 荷馬車にオーガの死骸を載せる。


「ほへぇ、家畜が狙われると思ったらこんな怪物がいたのか」

「人に被害が出なくてよかったな」

「そうそう、ギルドへは早めに依頼するに限る」

「私達ならこんなの怪物でも何でもないけどね」


 街まで行くのにオーガの死骸と相乗りはちょっときつかった。

 臭いのなんなのって。

 思わず異世界通販で除菌消臭スプレーを買ってしまった。


 香料でいくらかましになった。

 ニーナには除菌消臭スプレーをねだられて、あとで異世界通販で買うことになった。

 宿のベッドに使いたいのだとか。


 429魔力もするんだから大事に使えよ。

 詰め替え用は2容器分で679魔力だ。

 高いんだぞ。


 魔力の余りがあれば俺は毎日、日本の食べ物が食べたい。

 生寿司とか780魔力もするから、1日に一回食べたら終わりだ。

 だから、袋麺とかよく食べている。

 たまには、特上寿司を食いたいものだ。

――――――――――――――――――――――――

今回のスキルと☆:

 獲得スキル、なし

 ☆残り80個


今回の収支:

 収入

 1436リワード

 ガチャ10000リワード


 支出

 なし


 残金

 18154リワード


次の分岐:


 異世界通販の買い物をするために、魔力を増やしたい

 パワーレベリングするなら。


 ①ゴブリンの集団、ゴブリンキング。

 ②オークの村、オークシャーマン、オークキング。

 ③ワイバーンの群れ。


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 9/17日の午後3時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


下一桁リワードガチャ

 PVの下一桁でガチャを回します。


 ⓪ たわし

 ① 0リワード

 ② 1リワード

 ③ 10リワード

 ④ 100リワード

 ⑤ 1000リワード

 ⑥ 10000リワード

 ⑦ 100000リワード

 ⑧ トイレットペーパー

 ⑨ -100000リワード


 PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


かなり未来の分岐:


 48話までに10万リワード貯めるとハッピーエンド

 未満だとバッドエンド。


名前:健司・金子

レベル:17

魔力:125/1445

スキル:

 カクカク[ ]ⓘ

 点火ⓘ

 剛力ⓘ

 早足ⓘ

 回復ⓘ

 擬死ⓘ

 水生成ⓘ

 付与魔法ⓘ

 やり直しⓘ

 殺菌ⓘ

 防御魔法ⓘ

 次元斬ⓘ

 完全回復ⓘ

 異世界通販ⓘ

 点灯ⓘ

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