第26話 ヒュージャー商会にざまぁ

 前回から、PV367と☆3個を獲得できた。

 現在あるのは、☆73個と4823リワード。


 リワードが溜まり始めた。

 だが、まだ足りない。


 コメントも5つ貰った。

 そこにはヒュージャー商会を懲らしめるアイデアが書いてある。

 これからそれを実行しようと思う。


 パンパカパーン。

 ガチャの結果発表。

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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093084795408054

 欲しくないのが当たる。

 それがたとえ大当たりだとしても。

 世の中の法則だ。

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 異世界通販スキルか。


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 1魔力1円として地球のスーパーなどのお店の商品が買えます。

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 ええと1125魔力だから、1125円までか。

 食品は大体いけるな。


 リワードを消費しないで、品物が手に入るのは嬉しい。

 100均のノギスとピーラーをさっそく手に入れた。

 ペドルさんに渡すためだ、今作っている物の参考になったら嬉しい。


 カップラーメンを食べたいな。

 カレーも食べたいがカレーは次にしよう。


「調べて来たよ」

「おお、レッドとニーナ。お前達もカップラーメンを食うか?」

「凄く良い匂いだね。食欲をそそるというか。もはや暴力に近い」

「ほんとうによだれが垂れそうな匂い」


 三人してカップラーメンを食った。

 そして、レッドが調べて来た情報を元に盗賊が出るという場所で待ち受けた。


 おお、盗賊が木の陰に隠れているな。


「どうした。いつもみたいに次元斬で一撃といかないのか」

「次元斬って凄いんでしょう。ズバっとやっちゃいなよ」


 レッドとニーナに急かされた。


「カップ麺を出すので魔力を使ったからな。ギリギリまで魔力回復する」


 そう言ったが本当は、人を殺すのが嫌だったりする。

 そして、ここに馬車が通りかかった。

 馬車の御者台に乗っている人に見覚えがある。

 メジャ商会の店員だ。


 盗賊が隠れていた森から出て来た。

 馬車が停まり、馬車から護衛が降りてくる。

 だが人数では完全に負けているな。


 ここで俺が躊躇するとメジャ商会に被害が及ぶ。

 巡り巡ってデシーラが窮地に立たされるかもしれない。

 そう思うと心が決まった。


「【次元斬】」


 魔力が溜まってないので範囲はいつもの半分だが、盗賊達の体は両断された。


「行こう」


 俺はレッドとニーナにここから一緒に立ち去るように促した。


「そうだな。隠れた英雄を気取るのも悪くない」

「噂にたがわぬ威力だった」


 俺は血の海の凄惨な現場から離れたかった。

 モンスターの時は感じなかったが、吐き気をもよおした。

 こういうことに慣れたくないな。

 でもメジャ商会の人達が殺されるのは違うと思う。

 そう強く思わないとやってられない。


 街に帰り、ヒュージャー商会の裏手に回る。

 レッドの手引きで店の中に入る。

 レッドは密偵もこなすんだな。


 そして金庫がある部屋に入った。


「【次元斬】」


 金庫の上の部分が斬られた。

 レッドとニーナの三人でそれをどかす。

 そして帳簿を取り出した。

 きっと裏帳簿に違いない。


 店から出て、帳簿を読む。

 盗賊への手当てもご丁寧に記してある。

 これは動かぬ証拠という奴だな。


 裏帳簿はレッドがメジャ商会に持って行った。

 善意の第三者というわけだ。


 次の日、ヒュージャー商会は査察が入った。

 かなりの額を脱税していたようだ。

 本来ならその金を貰える立場の貴族がカンカン。

 死刑にすると息巻いているそうだ。


 俺はヒュージャー商会の会頭がしょっぴかれていくところを見学。


「わしは無実だ。全てはメジャ商会の奸計だ」

「はいはい、部下も全員喋ったからな。これ以上言いうと罪が重くなるぞ。もっとも死刑以外はないがな」

「くそっ、どこで間違った。奇跡の娘のせいか。死にたくない。死にたくないんじゃあ……」


 うるさいので猿ぐつわを噛ませられたらしい。


「デシーラは凄いな。拝まないと」

「さすが奇跡の娘」

「あやかりたいねぇ」


 民衆がさまざまな噂を話している。

 なぜか、上がるデシーラの株。

 なぜなら、メジャ商会は神に守られていると噂になったからだ。

 こういう良い事が起き始めたのはデシーラが来てから。

 実際は俺が動いているんだけど。


 レッドの家でカレーを作ることにした。

 ご飯を出しても600魔力もあれば足りるからね。

 芋とか玉ねぎとか肉とか人参とか色々入れて炒めてから煮込む。

 そしてルーを入れて完成だ。

 そうだよこの匂いだよ。


 何度食べたいと思ったことか。


「頂きます」

「その手を合わせるのは変わった作法だね」

「兄さん、他人の宗派をとやかく言うものじゃないわ」

「ごめん」


「いいんだよ。遠い国の作法だからね」

「どこの作法かこんど聞かせて」


 久しぶりに食べたカレーは美味しかった。

 今日は色々とあった。


 デシーラは元気にやっているだろうか。

 いつかカレーを食べさせよう。

 それとアイスクリームなんかも良いな。

 きっと気に入るはずだ。


 チョコとかも良いかもな。

 甘党でなかったら、フライドポテト、ハンバーガー、フライドチキン、ポテチ、ピザなんかも良いな。

 食べさせたい物は多数ある。

 勇気を出して訪ねてみよう。


――――――――――――――――――――――――

今回のスキルと☆:

 獲得スキル、異世界通販スキル

 ☆残り73個


今回の収支:

 収入

 367リワード


 支出

 なし


 残金

 4823リワード


次の分岐:


 レッドざまぁ再び


 ①依頼がかち合う。とうぜん勝つ。

 ②ニーナを賭けて決闘を申し込まれる。とうぜん勝つ。

 ③弱気なルーディ。討伐でなくて採取勝負を申し込まれる。レッド大活躍、当然勝つ。


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 9/14日の午後3時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


下一桁ガチャ

 PVの下一桁でガチャを回します。


 ⓪ たわし

 ① たわし

 ② たわし

 ③ トイレットペーパー

 ④ 1000リワード

 ⑤ 100リワード

 ⑥ 10リワード

 ⑦ 神速スキル

 ⑧ 遠見スキル

 ⑨ 点灯スキル


 ガチャも残り2回。

 PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


かなり未来の分岐:


 48話までに10万リワード貯めるとハッピーエンド

 未満だとバッドエンド。


名前:健司・金子

レベル:15

魔力:54/1125

スキル:

 カクカク[ ]ⓘ

 点火ⓘ

 剛力ⓘ

 早足ⓘ

 回復ⓘ

 擬死ⓘ

 水生成ⓘ

 付与魔法ⓘ

 やり直しⓘ

 殺菌ⓘ

 防御魔法ⓘ

 次元斬ⓘ

 完全回復ⓘ

 異世界通販ⓘ

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