第22話 喧嘩

 前回から、PV418と☆5個を獲得できた。

 現在あるのは、☆64個と2923リワード。


 ☆とリワードが溜まり始めた。

 良い感じだ。


 コメントも6つ貰った。

 読者が減ってないようで嬉しい。


 パンパカパーン。

 ガチャの結果発表。

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https://kakuyomu.jp/users/455834/news/16818093084546138935

 ☆10スキルとは平凡過ぎてつまらない。

 ギャグか最高の結果がどちらかを出せ。

 でないとつまらないぞ。

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 貰えた防御魔法スキルは何気に嬉しい。

 防御が強くなると、怪我をしなくなるってことだよね。

 ☆10個獲得したと思えばなんて嬉しいことか。


 行商の合間の休みなので、デシーラの所に遊びに行く。

 それで、お土産に何を持って行くか考えた。

 たわしが1個余っているんだよ。


 たわしは避けようよとコメントにあったのでたわしは持って行かない。

 1個、銅貨10する美味いパンをお土産に持った。

 それと肉入りのスープ。


 まいど同じだが、奴隷の食事は少ないと聞いた。

 きっと喜んでくれるほず。


 デシーラの所に行くとデシーラがいつもよりボロボロの服を着ていた。


「来てくれたの。仕事まであと1時間はあるからお喋りできるわ」

「お土産持ってきたんだ」

「いつもありがとう」


 デシーラとお土産であるパンとスープを食べる。


「ところで仕事って何?」

「見学していく?」


 一瞬エッチな仕事を想像したが、どうやらそういう物ではないらしい。

 デシーラの受け答えに陰がない。


 食事を終えて、デシーラが連れて行かれるのを見て、後について行く。

 デシーラが向かったのは街の広場。

 デシーラを騎士団が囲んだ。


「化け物女だ」

「怖い」

「騎士団が捕まえたのかな?」


 民衆はまるでデシーラをモンスターみたいに扱っている。

 胸糞が悪い。

 デシーラに仕事を選ぶ権利がないからと言ってこれは酷い。


「諸君、彼女はなりたくてこんな姿になったわけではない!」


 騎士が声を張り上げる。


「どういうこと」

「何かわけが?」

「続きを」


「彼女はモンスター災害の犠牲者なのだ!」


「可哀想」

「モンスターにやられたのか」

「モンスター許せない」


「モンスター被害者に愛を! 騎士団には寄付を! 君達の寄付がこのような犠牲者を減らす!」


 騎士団によるけった糞悪いショーが終わった。

 デシーラが檻に戻された。

 服はいつもの服だ。


 あのボロボロの服も演出なんだろうな。


「デシーラこんな仕事は良くない。俺はデシーラに見世物になって欲しくない」

「私はあの仕事を誇りに思っている。モンスターによる被害者がひとりでも減るのなら、嬉しいことだわ」

「駄目だ。あの仕事は駄目だ」

「私の誇りを否定するのね。もう会いに来ないで」


 ああ、喧嘩してしまった。

 難しい問題だ。

 前世で食料支援の広告を見た感じと同じだ。

 見世物にされて可哀想だなと感じた。

 だけど、当事者としたら救われる命があるならと考えるのかも知れない。


 寄付も何もしてない俺には発言権がないか。

 そうだよな。

 行動してない俺が言うことじゃないのかもな。

 モヤモヤする。

 たぶん正解はないのだろう。

 賛否両論あるといったところか。

 だが、当事者なら同じ境遇の人を助けたいと思うよな。


 寄付も何も出来ない俺は最低だ。

 モンスター災害に対して何にもしてないからな。


 会うのがためらわれる。

 気まずい。

 俺も100%デシーラが正しいとは思ってないのが余計。


 足は門へ向いていた。

 街の外で深呼吸でもして落ち着くか。


 街の外に出ると、名前も知らない花が目に留まった。

 これを摘んでデシーラに持っていこう。

 そして、謝ろう。


 花を摘んで花束にした。

 そして、デシーラの所に戻った。


「ごめん。何もしていない俺が批判することじゃなかった」

「そう」


「でも、俺は俺ができる形でモンスター災害に向き合う。話はそれからだ」

「許すわ。モンスター災害を減らす同志ね。歓迎するわ」

「これ、お金掛ってないけど。今は銅貨1枚も惜しいから」


 そう言って花束を差し出した。


「ありがとう。この花は子供の頃によく摘んだわ。花冠を作ったりしてね」

「作ってみたら」

「ええ」


 デシーラが慣れた手つきで、花冠を作り始めた。

 デシーラが作り終えた花冠を被ってポーズを取る。


「綺麗だよ」

「こんな私を綺麗だと言ってくれるのは貴方ぐらいね」


 なぜか涙ぐんでしまった。

 泣いたら、デシーラが悲しくなる。

 ぐっと堪えた。

 何としても完全回復をゲットするぞ。

 そしてデシーラの傷を全て癒すのだ。


 モンスター災害の取り組みはどうしよう。

 ピーラーとノギスで儲けた金の一部を寄付してもらうようにペドルさんに頼むか。

 それだと俺が何かしたことにはならない。

 やはり、ガチャで次元斬をゲットして、モンスターを倒しまくるしかないか。


 デシーラが見世物になって、警告する必要がなくなるぐらいに、モンスターの被害が減ると良いな。

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今回のスキルと☆:

 獲得スキル、防御魔法スキル

 ☆残り64個


今回の収支:

 収入

 418リワード


 支出

 お土産、大銅貨4枚と銅貨6枚、46イール。


 残金

 2877リワード


次の分岐:


 必殺技開発。


 ①防御魔法とは何ぞや。円錐の防御魔法を突きの先端に付けた防御突き。

 ②水生成って飲み水だけじゃない。唐辛子と水生成と突きで、唐辛子突き。

 ③点火は使える。点火と突きで、ファイヤースラスト。


 コメントでどれが良いか書いて下さい。

 9/10日の午後3時締切です。

 同数は作者の都合で決めます。


下一桁ガチャ

 PVの下一桁でガチャを回します。


 ⓪ たわし

 ① たわし

 ② たわし

 ③ トイレットペーパー

 ④ 1000リワード

 ⑤ 100リワード

 ⑥ 10リワード

 ⑦ 次元斬スキル

 ⑧ 遠見スキル

 ⑨ 点灯スキル


 PVのスクショ撮って、近況ノートにあげます。


かなり未来の分岐:


 48話までに10万リワード貯めるとハッピーエンド

 未満だとバッドエンド。


名前:健司・金子

レベル:14

魔力:955/980

スキル:

 カクカク[ ]ⓘ

 点火ⓘ

 剛力ⓘ

 早足ⓘ

 回復ⓘ

 擬死ⓘ

 水生成ⓘ

 付与魔法ⓘ

 やり直しⓘ

 殺菌ⓘ

 防御魔法ⓘ

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