第46話 砂漠のオアシス
しぃん、と部屋が静まり返った。ヨハンがロジェに今までのことを黙っていたのは己の出自を呪わないようにするため。父がエリックスドッターの苗字を剥奪したのは、己の母と同じ目に合わさないようにするため……
「私は……守られていたのね」
ヨハンの話を聞いているあいだ、息が浅くなっていた。肺から重い空気を吐き出す。
「話してくれてありがとう。今まで辛かったでしょう。貴方に因果を背負わせることは無かった……」
「君がそう言うと思ったから話したくなかったんだ。それにこれは勝手に俺が背負ったものだ。気にすることじゃない」
ヨハンは優しい、とロジェは思った。何もかも恨んでも許されるのに、そうしない。時計は深夜を指していた。
「確かに呪わなかったことも無い。だけど……俺はこの旅が楽しいから、終わらないで欲しいと思ってる」
爽やかだ。それが彼の心意気なのか砂漠の風なのかは分からない。
「君もそう思ってると良いな」
思ってるわよ。でも貴方は帰ってしまうからそう言えないじゃない、とは言わなかった。
「……あんたって面白いわよね」
「そうか?俺からしてみれば君の方が面白いと思うが」
そうかしらとロジェは何となしに呟いた。静かに立ち上がる。とにかく今日は寝なければ。
「ありがとう、ヨハン。色々と迷惑をかけたわ。ごめんね。……おやすみ」
少しふらついた足取りで自分の部屋に戻るとサディコの可愛らしい寝息が聞こえる。重力に従うまま、ベッドになだれ込んだ。
異世界から来た魔女の血筋。遍く世界に居場所はなく、血を恨んで逃げた者達。
異世界から来た者の家族は精神的不調を訴えることが多い。能力が無ければ往々にして自殺や失踪する。
ロジェは腕に巻き付けられた『ヴァンクール』を解いた。枕の傍において布団を被る。
結局どうして、ギルトー・エイルズは私にこれを託したのだろうか。謎は深まったばかりで、それで……
文字盤をなぞって、布団の中に手をしまった。砂漠の夜は酷く冷える。頭の先まで布団に沈めて目を瞑った。
早朝。外から声がしてぱちりと目を開けた。朗々とした男の歌声。もぞりと布団から這い出ると暖かい羽織に腕を通す。そうだ。歌声も気になるがアイリスとお父様に手紙を書かないと。
机に座って便箋を取り出す。まずは事件に巻き込んでしまったこと、何も言わずに去ったことを謝った。次に貴方といて楽しかったこと。もしまだ私のことを友達と思ってくれているなら、そうありたいと願っていること……あんまり長くならないよう、かつ淡白で終わらないよう。
最後に『親愛なるロージーへ』、と書こうとして止めた。何だか図々しいし、とにかく『ロージーへ』と書いて封筒に入れる。
父にも手紙を書いた。長い間近況も知らせなかったことを謝って。今『最果鉄道』にいること。風邪もひかず上手くやっていること。超古代文明の遺跡巡りをしていて、近々まとめ始めようとしていること。
そして、一緒にいる人は、お父様とお祖母様を大事に思っていたこと。もし機会があるのなら会って欲しいと、書いた。
軽く呪文を唱えると手紙は飴細工みたいにうねって姿を変えて白鳩の形になる。窓を開けると羽音を立てて飛んで行った。きっと無事にアイリスと父のところへ届くだろう。
さて。次はあの歌声だ。浮遊魔法を使いながら窓から身を乗り出して屋根までふわりと浮き上がる。屋根まで登るのも一苦労だ。
「よっ、と……」
夜明け。砂漠の空気が少しづつ暖かくなってくる。もうすぐ有無を言わさぬ暑さがやって来るのだろう。歌声のする方に足を踏み外さないよう慎重に屋根を歩いていく。
光は一つにまとめられた髪を作り、褐色の肌を象る。ロタスだ。足音に気付いて驚くと、照れくさそうに視線を逸らした。
「おはよう。聞こえてたかな」
「……あ、はい。おはようございます。ロタスさん」
静かに染み入る声。図書館で会った異常なテンションの高さとは大違いだ。あまりの変化に面食らってしまった。
「君は図書館で会った子だよね」
「そうです。ロジェスティラといいます」
「そっか。よろしくね。……君も朝の散歩?」
「そうです。そしたら綺麗な声が聞こえて……」
あはは、とロタスは誤魔化すように笑う。彼は少女を隣に誘うと、ロジェはそれに従って座った。
「俺が覚えてる唯一の曲なんだ。確か宴会の時に歌う曲……」
首を傾げるだけで問いかけなかったロジェに男は言った。
「記憶喪失なんだよ、俺。この電車に乗ってからの記憶はあるんだがその前がなくてね」
ロタスはこめかみを抑えて難しそうに笑う。
「毎朝歌って、どこからともなく飛んでくる鷹を見るのが日課さ。普段はもう少し小さい声で歌うんだけど、今日は何だか嬉しくなってさ」
そういえば、とロタスは付け加える。
「君、魔女だろう。図書館の時魔法を使ってなかったかい?」
「そうですよ。と言ってもまだまだ見習いですけど……」
「それじゃ使い魔がいたりするのかい?」
「えぇ。狼の魔獣なんです」
悪魔です、とは言えなかった。悪魔と契約するのは言葉の響きからかあまり好まれない。魔法使い同士なら何も思われないが、一般人相手なら言わない方が吉だろう。
「狼かぁ。頼もしいだろう」
「物知りな子なんです。人懐っこくて可愛いし、何より強いし。自慢の使い魔です」
サディコの事を思い浮かべてちょっと恥ずかしくなりながら呟く。普段からあの子に感謝しているつもりだったが、思っている以上に大事に思っているらしい。
「ははっ!旅の仲間には最高だな!……実は俺にも使い魔がいるんだ」
聞きたいか、と視線が語ってくる。ロジェはくすりと微笑んでロタスの返答を待った。
「そうなんですか?ぜひ聞きたいです」
「ハルパスって言うんだ。鴉の形をした悪魔でね」
あくま。ロジェは目をまん丸にする。図らずしも同じ契約種だった。聞いたことがない悪魔だ。後でサディコに聞いてみよう。それよりも気になることは、
「何を媒体に契約したんですか?」
「……記憶喪失前だから、覚えてない」
目から眼球がこぼれ落ちるくらい開けてしまった。お金を借りる時にいくら借りたか分からないけど利子がつき続けている様な状態だ。ロジェの表情を見て言わんとせんことを察したのか、
「良くないよな。いつか調べたいと思ってるんだが何せ忙しくて……」
使い魔契約は契約者本人でなくとも、時間をかけて調査すれば分かる話だ。特に魔法使いに依頼されることが多い。
「魔法使いでもいればいいんですけどね……」
ロジェの言葉に、今度はロタスが目を見開く番だ。
「君はそうじゃないのか?」
「……あ。そうだった」
『ヴァンクール』の力を借りて魔法を使っているから、ロジェ自身に魔法使いの認識は薄い。その事を露ほども知らない男は気持ちよく大きな声で笑う。
「冗談だよ。手がかりが何にもないからなぁ」
汽笛が鳴った。ロタスは立ち上がる。
「さて。俺はそろそろ行くよ」
「じゃあ私も帰ります。ロタスさんとお話出来て良かったです」
少女も慌てて立ち上がった。風に煽られてはためく髪の間から見えた赤い目を見て、ロタスは。
「風呂のアミニティにカモミールの入浴剤がある。使ってみるといい」
少女は首を傾げた。すたすたと車掌は歩いて行く。
「ま、何か不安なことがある時は飯食って寝ることさ」
少しづつ肌が汗ばみ始める。汗をかく前に部屋に入ろう。カモミールの入浴剤も使わなきゃ。ていうか、私そんな疲れた顔してるっけ。
増え始めた砂から逃れるようにロジェは部屋に戻った。こんな疲れた顔をしてたらヨハンに心配かけちゃうし、それは嫌だ。
羽織をハンガーにかけてベッドの上に座った。ぼおっとしているとふわふわが太ももに当たる。
「おはよ、サディコ」
『ん』
すりすりと頬擦りしてくるサディコが可愛くてふわふわの頭を撫でる。
『早起きだね。寝ないの?』
使い魔の声は眠そうだ。釣られてこっちも眠くなる。
「……うん。寝るよ。一緒に寝よ」
『うん』
ベッドに横になるとぴったりとサディコは身体をくっ付けてくる。もふもふの毛からは石鹸の匂いがした。
「ねぇサディコ。ハルパスって知ってる?」
『知ってるよぉ。鴉の悪魔でしょ』
三角耳をぴくぴくさせて寝ぼけた声で使い魔は答える。
「車掌さんが契約してるんだって。どんな悪魔?」
『いけ好かないヤツだよ。なんか怪しいヤツ……』
すぅ、すぅ、と寝息が聞こえる。後で調べてみよう。ロジェはふわふわの頭に顔を埋めて目を瞑った。
「……ぁ。なぁロジェ。朝だぞ。ろーじぇ。ロジェ」
掛布団をとんとんを揺らされてロジェは目を覚ます。ヨハンの心配そうな顔が見えた。
「ん……」
「全然起きて来ないから心配したぞ。どこか悪いのか?」
小さく声を上げてロジェは起き上がった。時計を見ると昼前だ。すっかり眠りこけていたらしい。
「あ……ごめんなさい、私ったらすっかり寝坊してしまって……」
「用事は無いから構わないが……どこも痛くないんだな?」
「え、えぇ。それは大丈夫……」
もふもふの頭がゆっくりと上げられる。くあ、と大きく口を開けて一言。
『女の子の部屋に入るとかヨハンってばだいた〜ん』
「お前はもうちょっと言い方ってものは無いのか」
サディコの言葉にもちもちの口を引っ張るが、直ぐに肩を竦めて。
「確かに言う通りだな。とにかく何も無くて良かった」
じゃあな、とヨハンは部屋を出ていく。ロジェは何も言わずにふわふわの頭を撫でて櫛を取り、ひっかかりまくるくせっ毛を梳かす。
いつもより緩い普段着に着替えて寝間着を洗濯機の中に投げ込んだ。応接室に出ると新聞を読むヨハンの姿が見える。
「ヨハン。お腹すいてる?」
「昼飯を食べに行こうかと思ってた」
「じゃあ行きましょう。前言ってた食堂車に行きたいわ」
それじゃあ行こうか、とヨハンは言って部屋を出る。サディコはまだ眠いようで尻尾の調子が宜しくない。くいっと手を使って上げるも、嫌そうに後ろ足で蹴られた。
「食堂車って何があるの?」
「今は昼時だからランチメニューになるが……洋食が多かったな。オムライスとかビーフカツレツとか」
「び、びーふかつれつ……」
「俺はハンバーグとエビフライのセットにしようかなーと思ってる」
やっぱり早起きは三文の徳だ。健康にも良いし、ランチメニューの確認も出来る。食堂車は窓際に席が設置されており、その殆どが埋まっていた。感心しながらロジェは呟く。
「すごい人だわ」
「空いているところにお座り下さいませー」
どの席に座ろうか迷っていたところ、背後から声をかけられる。取り敢えず近い席に座って案内を待つ。
「よくよく見れば、ここの店員は皆顔が同じなんだな」
ヨハンの呟きにロジェは周囲を見渡した。確かに老若男女入り乱れて働いているが、顔のパターンが同じだ。
『何人か用意して、その人の分身を魔力で生み出してるんだよ。人件費削減ってわけ』
「なるほどな」
「お待たせ致しました。いかがなさいますか」
メイドがテーブルにやってきた。話に夢中になっていたロジェはちらりとメニューを見る。グラタンやパスタ、コロッケに加えパフェやケーキまで並んでいる。美味しそうなラズベリーケーキを思考の奥に押しやってクリームコロッケを頼むことにする。
「決まったか?」
「えぇ」
サディコが先に注文を始める。
『ねぇねぇ。ステーキとかある?』
「御座いますよ。魔力量を増やす食事に変更いたしましょうか」
『ほんと?食べる食べる!』
「畏まりました。準備致します」
そんな人外用の食事もあるんだ。ロジェはトッピングの欄を見て目を見張る。
「俺はハンバーグとエビフライで。パンのセットでお願いします」
「コーヒーか紅茶がお選び頂けます」
「ホットのコーヒーで」
ヨハンの目配せを受けてロジェは注文する。
「あ……私はクリームコロッケのパンセットで。ホットの紅茶でお願いします」
「あとラズベリーケーキ」
「え?」
心を見透かされてロジェは顔を上げる。またヨハンの妙な観察眼で見抜かれてしまったらしい。
「食べたいんじゃないのか?」
「な、なんで分かって……まぁいいわ。ラズベリーケーキ、お願いします」
畏まりました、とメイドは言ってテーブルから離れた。
「別に無料なんだから遠慮することないのに」
「そ、そうだけど……」
食い意地が張っていると思われるのが何となく恥ずかしくて、ロジェは目線を逸らした。しかし気まずさから逸らされた視線は斜め向かいのテーブルに座る人物を捉える。
「あれ、景星じゃない?」
景星。北極紫微大帝の部下にして、酒と詩を愛する仙人。最後に会ったのはノルテに入る前だ。優雅に冷たいコーヒーを飲んで外を見ている。
「ほんとだ。アイツもここに来てたのか」
「一緒に食べましょうよ。声掛けてくる!」
ロジェは席から飛び立つと、外を眺める景星に声をかけた。
「久しぶり。元気にしてた?」
弾かれたように肩を震わせた景星は、少女を視界に入れて嬉しそうに笑う。
「君もここに来てたのか!皆も一緒?」
少女は体をどけると、景星はヨハンとサディコに手を振った。
「貴方さえ良ければ一緒に食べない?」
「良いよ。積もる話もあるからね」
男はアイスコーヒーをロジェのテーブルに置いてメイドに「サンドイッチ追加で」と告げた。
「久しぶり。元気にしてた?」
「まぁそこそこ」
『ぼくは元気だよ!』
景星はロジェの隣に座った。そして声を潜めて皆に問う。
「オレはここでは詩星って名乗ってる。そう呼んでくれ。皆は?」
「私はロージーよ」
『ぼくは……なんだっけ』
景星を呼んでいる間にご飯が来たらしい。笑いながらロジェは口の周りをソースでいっぱいにしているサディコの口元を拭う。
「『ごはんおいしい』とか言ってなかったっけ?」
『忘れたしもういいや。お肉美味しいー!』
「俺は燕石だ」
「また凝った名前をつけたね……」
喋っている内にお昼ご飯がやってきた。外の風景は砂ばかりだったのが少し変わってオアシスが点在している。
「今までどこ行ってたの?」
「あー。あの後王都に行ってさ。稼いだり今の流行りを見てきた」
「何が流行ってたんだ?」
「今は科学がブームだろ?科学×魔法みたいな、よく分からん大っきい機械を作るのがブームみたい」
景星はサンドイッチを食べながら身振り手振りで様子を示す。
「人の背丈くらいありそうな試験管がついた大砲を腕につけたりしてたよ。『炎弾砲を科学で!』だってさぁ」
自分が出て行った時よりもえらく雰囲気が変わったものだなぁ、ととろけるクリームコロッケを口に運びながらロジェは思った。
「でも何となくヤバいなーと思って逃げて来た。多分当代の魔物の魔法が切れてきてる」
「オルテンシアの魔法?」
ヨハンは静かにハンバーグを口に運ぶ。車内の冷たい風が心地よい。
「そ。あの子絶対科学なんて認めないのに妙だと思って空を見たら桃色のベールが見えたんだよね。もう色々限界なのかも」
ロジェは首を傾げた。空に桃色のベールが見えるのと、オルテンシアが限界なのと何か関係があるのだろうか。少女の意図を汲んで景星は説明する。
「そうか。知らないよね。桃色のベールってのは魔物の固有魔法『惨憺たる夢幻夢想王国(キングダム・オブ・トラオム・トラウマ)』。夢の力を魔力に変えて、世界に安寧をもたらす魔法だ。ベールが見えるって言うのは魔法が切れかかってる証なのさ」
「聞こえは良いが胡散臭い魔法だな」
ヨハンは鬱陶しそうに目を潜めた。
「まぁね。精神に作用する魔法らしいから。オレも詳しくは知らない」
景星のアイスコーヒーが半分を切った。世を詠う仙人が言うのなら、世界では今きっと大きな変化が起こっている。
「創造神が直々に治める世界で変化があるってことは、あんまり良い兆しじゃない。ここは全ての並行世界の始まりである『幹の世界』。派生した枝の世界や分岐しては収束する葉の世界だったらまだしも、幹が揺らぐと危ういだろ?」
揺らぐことは危うい。確かにそうだ。だがそれは誰が食い止める?
「創造神が思ってもいない方向に進むのは悪いことだけど……それは誰が止めるの?人々の信仰とか?」
『『マクスウェルの悪魔』だよ』
サディコの言葉にロジェは腑に落ちる。世界はとてつもないシステムの上に成り立っていることを改めて実感した。
『オルテンシアが思ってもない方向に進んでるってことは、『聖定』が順調に進んでるってことだ。二柱揃って初めて世界は均等に保たれる。あとは神が降りてくるのを待つだけ』
「でもその神が降りてくる条件って誰も知らないんだよな」
ヨハンの返答に景星は深くため息をついた。仙にしか分からない感覚というものがあるのだろう。
「問題はそこなんだよねぇ。分かってればもう少し穏便に事が進むんだけど……」
そうだ、と景星は続けて、
「『聖定』の話題でも持ち切りだったな。挙句の果てには『ラプラスの魔物』に『マクスウェルの悪魔』の復活を願うヤツもいたりなんかして……」
『普通味方に敵が優勝するの願うもんか?』
「それだけ皆不安なんだろうよ」
不安になっても仕方ないのにねぇ、とサディコは零す。執事が景星に近寄ってきて、ペンと紙を渡した。
「何か買い物でもしたの?」
「そうそう。この先の港町近くの酒屋に酒を頼んでてね。依頼書だよ」
「字書いてんの初めて見た」
「学生じゃなくなるとあんまり文字書かなくなるからなぁ」
景星の依頼書の文字に、ロジェは目を潜め首を傾げた。咄嗟にポケットをまさぐるが見つからない。異様な様子にヨハンは声をかける。
「……どうした」
「景星の字、ギルトーの字に似てると思って」
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