「凶子」

 じんわりと漏れる裸電球の光が……まるで私を呼んでいるかのようにゆらり、ゆらりと頭上で動いている。

私をそれを眺めながらなんとなく「もう潮時かな」と思っていました。何が潮時なのか?と聞かれても、きっと私は黙りこくっているでしょう。

勿論、頭の中は道具箱の様に余裕なく詰まって、思考してるに違いありません。……生活か、仕事か……。

でも、そんなどうしようもない思考は行ったり来たりした挙句、大の字になって部屋で寝転んでいるのが潮時だとぶっきらぼうに言うのです。

私は特に言い返しません。その通りだと思っていますので。なので、私はフッと立ち上がって辺りを見渡してみました。

辺りはいつもと変わりなく、雑多な小道具と畳の他には、行灯の様な橙色の光を天井に出している裸電球があるだけ。


「叔父さんは何処?」


私は何気なしに右隣の牢に住む芸人、「火吹きの能見」という男に聞いてみました。

火吹きの能見は、名前の通り一飲みで油を平らげ、業火に変えてしまう人間です。

能見は私と同様に学校に行ったことがないので、少々話の通じない奴でした。だから、私はいつも彼には特に要件を噛み砕いて言うのです。


「叔父さんだよ、叔父さん。今日は仕事があるはずでしょ?なのに、どうして叔父さん居ないのさ?」


能見はあぁ、と思案顔をしてから答えようとしましたが、どうも足元の虫が気になるようで、ついぞ返事は返ってきませんでした。


──馬鹿が、まったく。


続いて、私は左隣の牢に目を向け、蛇女こと「燐」に聞いてみます。

燐は身体が蛇と瓜二つな女で、いつも牢から私を覗いています。正直、怖いです。でも、この部屋にはもう彼女の他に頼れそうな人は居ませんでした。


「燐、叔父さんは?叔父さんは何処なの?」

「さあね。でも、あの人は無駄金はたくの、人殺すより嫌いな人だよ。ここまで育てたアタイらを見捨てたりはしないだろう」

「だと、いいけど」


燐は「忍耐の時さ」と飄々として鉄柵に頭を付けました。私は段々と不安になりました。

もはや、恐怖で目を開けてはいられません。何度も手を握り込んでは震えています。ただでさえ小さな檻が息苦しい程に狭く感じて来ます。

すると、行灯の橙の光を遮って何やら不気味な影が私の牢に覆い被さってきました。私は恐る恐るその影を目で追います。

それは、大きな大きな蜘蛛でした。しかもただの蜘蛛ではなく……人の顔めいた模様が付いていたのです。


「きゃああ!」


私は思わず素っ頓狂な叫び声を上げてしまいましたが、すぐに寝ぼけていた燐に口を挟まれて、何も言えなくなってしまいました。


「……また、お得意の妖怪を見た、かい?客も居ないのに熱心なことだね」

「ち、違う……本当に居るの。私の檻の上!ほら、鋭い爪が檻に食い込んでる!」


そう言って、私は必死に、それこそ濡れ衣を被った人の様に鬼気迫る表情で弁明をしました。

ですけど、燐は弁明の熱が強まれば強まる程に冷ややかな目を向けてきました。


「はん、やっぱり売られた時に脳に影響でも出たかね。これじゃ、気狂いだよ」

「わ、私はまとも……ただ、たまに妖怪が見えるだけ……」

「ふん。それじゃ、どんなのが居るんだい」


燐は疲れた声で私の足元を指差しました。指の指す先にある物は私の汚れたスケッチブックです。

私はそれだけで、燐が何が言いたいのか分かりました。

返事の代わりに腰を下ろすと背を丸め、一心不乱に目線を上や下へと忙しなく動かして、蜘蛛を模写しました。

燐は興醒めした様に私に背をむけ、鉄柵に絡み付いて背を向けました。


「上手いじゃないのさ……客が買う訳だね」

「……うん」


描き上がった蜘蛛は本物に負けず劣らずのグロテスクを持っているようでした。

ふと、もう一度上を見上げてみるとそこにはもう蜘蛛の姿はありませんでした。きっと、私の手の中のスケッチブックに帰ったのでしょう。

私はいつもそう思うようにしています。突然、現れて私を脅して、たまに語り掛けてくる存在。それが私にとっての妖怪なのです。

それから、燐と並んでぼんやりと絵を眺めていると突然、土ぼこりが天井から落ちてきました。叔父さんが帰っていらしたのです。


「叔父さん!」


私は嬉しくなって上ずった声で叔父さんを呼びます。だけど、叔父さんは倦怠感を顔に浮かべて私を見ていました。

私は叔父さんが怒っているないしは疲れているのだと思い、思わず身を竦めました。


「叔父さん……?」

「凶子。なんでもないよ」


叔父さんはそう言うと私の牢の前にしゃがみ込んできました。そして、私の顔をまじまじと見てから牢を開けました。

程なくして、私と燐は外に出され、能見はそのまま牢に残るようでした。


「ねぇ、叔父さん。能見は?能見も出るんでしょう?」

「能見には新しい仕事がある。凶子と燐とは違う仕事だよ」


叔父さんがあまりに神妙な顔で言うので私はそれきり何も言えなくなってしまいました。

お陰で、辺りは地下室の空気に倣ったような湿り気のある空気が漂っております。燐に何度「何か喋って」と目線を送ったか分かりません。

私は裸足を忙しなく地面に叩きつけながら、黙りこくって叔父さんと地下牢を出ました。

その後、人通りの多い地上に出ても、叔父さんのしわがれた声だけが頭の中に残響し続けていました。


「凶子。妖怪の絵以外にも芸を身に付けるべきだ。何かやってみようか。能見の代わりに芸を担当するのも良い」

「は、はぁ。では能見の仕事は長引くのですね」

「あぁ。長い、永いよ。もう凶子と顔を合わせる事なんて出来ない程にね」

「そうですか。でも、そんな仕事よく叔父さんが許しましたね」

「凶子。色々探って、まるで探偵さんだな。らしくないからよした方が良い」

「はい、叔父さん」


叔父さんはきっと何か不都合な事を隠してる。そう思った私は前を歩く叔父さんの後ろ姿を睨みました。

可哀想な能見。きっと叔父さんに損切りをされたのね。能見は火吹きの他に芸を覚えれませんでしたし、いつも阿呆の様に呆けておりました。

ですけど、私にとっては大切な仲間なのです。孤独な牢の中では能見のような者でも気を紛らすのには充分でした。

私は何も出来ない自分が恨めしくて、いつも見る妖怪が持っているような鋭く尖った爪や牙が欲しくて堪らなくなっていました。

それで脅せば叔父さんも黙って入られないだろうと、半ば希望的な観測を浮かべながら……。


***

 見世物小屋に到着してすぐ、叔父さんは見世物小屋のお偉方に頭を下げ回り、燐の肩を持って舞台袖へと運んでいきました。

私はそれをなんとなし眺めております。勿論、手にはスケッチブックを持って。そして、会場には妖怪の姿はありません。

安心すると同時に、ちょっとした不安が生まれました。もし、トラブルが起きて自分が呼ばれたらどうしようと……。


「凶子、今日は出てもらうよ」


叔父さんはこちらに眼も合わせずに、冷淡な口調で言いました。私は息を殺して、手に抱えたスケッチブックを強く握り締めました。


「叔父さん、ごめんなさい。私、私……今妖怪が見つからないの」

「ははは、大丈夫。凶子が妖怪を見れるかどうかが大事なのさ」


叔父さんは笑って私の背中を押して舞台へと押しやります。涙目で押しやられる私を燐は気休めの励ましで送り出しました。

舞台の幕が上がると客席には大盛況で人、人、人……数え切れない程の人が私を見ていました。しかも、その全員が仮面で顔を隠していました。

異様な熱気に包まれた会場に私は一瞬気圧されましたが、すぐに我を取り戻してスケッチブックを開くと、見様見真似でお辞儀をしました。

お辞儀は叔父さんに口で教えられただけでしたから、かなり不恰好だったと思います。


「あ、え……えっと……」


私を一心に見つめる観客の視線から逃れようと、スケッチブックを握り締める力が強くなっていく。

私は、この異様な雰囲気に飲まれながら、「叔父さん、叔父さん」と何度もまじないの如く唱え続けました。

初めての舞台、初めての見世物。次第に、震えている私を嘲る様な観客の声が、耳に聞こえてきました。


──人間とはこうも醜く、恐ろしい生き物なのか。


低く屈んで、私の着物の中を覗こうとする、口から涎を垂らした男を見ながら私は諦めた様にそう考えていました。

獣の様な鼻息を敏感に聞き取ってしまい、私はまた怖くなって、後ずさりました。

もう逃げられないことは分かっていますが、身体が自然と逃げてしまうのです。


「この子は貧民街の出でしてね……親に捨てられ、ゴミを漁る様な過酷な人生がこの世ならざる物と繋がったのか、訳は知らぬが、どうもそれからこの子の眼にはこの世ならざる物が見えると言うのです……」


叔父さんの朗朗とした声、そして私の息遣いだけが舞台袖に響いていました。

私は叔父さんが何を言っているのか分かりませんでした。ただ、観客の目線が怖くて……その恐怖から逃れたくて……。


「であれば、その真実。一度、我々で見届けようじゃありませんか」


叔父さんがそう言い切ると反対の舞台袖から私と似た背丈の女の子が出てきました。

少女の姿は私と比べ、かなり対照的でした。古びた日本人形の様な私に対し、彼女は真新しい西洋人形の様でした。

髪だってサラサラなブロンドで、着ている衣装も見たこともない様な素敵な模様のワンピースを身にまとっています。

私の様にやせ細った体と違い、その身体はふっくらとした少女らしいものでした。私はあまりの違いに彼女から目を反らしました。


「皆さん、驚きのことでしょう。そう、この少女……片足で歩いてるのです!!」


叔父さんの言葉を耳にした時、私は耳を疑いました。なんせ、私の眼では少女は右も左も足が付いていたのですから……。

不審に思って何度も見ていると、その少女の右足がどうもこのならざる物、妖怪の物であるのが理解できました。

病的なまでに色白な左脚とは対照的に、右脚は蛸の触手を移植でもしたかの様な吸盤付きの触手が付いてるのです。

私は恐ろしくなって、咄嗟に叔父さんに目を遣りました。すると、叔父さんは、うっすらと怪しく微笑んでいました……。


──やはり、お前には何か見えているのだな。


叔父さんの目線は暗にそう言っていました。とても欲深い、ギラついた眼です。

そしてそれは同時に、私が少女に対して何かしなくてはいけない事をも告げておりました。


「失礼します」


椅子に座らせた彼女の右脚をとって私はその吸盤の付いた触手を指でなぞりました。

すると、彼女の表情に僅かな変化が現われます。張り付いた様な無表情からぷるぷるとくすぐったそうな表情に……。


「……んっ……ん……ふふ……」


時折り漏れる、彼女の艶めいた声に観客は沸き立ちます。私は、ただ彼女の脚にまとわりつく吸盤を触っていただけなのですが……。


「少しこそばくなると思うけど、我慢してね」


続いて、私はキャンバスに妖怪を描く時なんかに使う筆を彼女の右脚に這わせます。

彼女の脚に色を塗れば、観客にも蛸足を見せられると思っての行動でした。

彼女は一瞬だけ身を強ばらせましたが、すぐに表情を緩め、恍惚とした様を見せました。


「ふふ……ちょっと……ゆ、ゆっくり……」


私の筆を這わせる手に力がどんどんと入っていく。自分で言うのもなんですが随分、良い見世物になっているのではないでしょうか。

私は自分の手の内で悶える名前も知らないその少女に少しの愛着すら感じておりました。

右脚を塗り終えると、少女は不思議そうに何度も右脚を気にしてはさすったりつねってみたりとしています。

それを観客は衝撃に突き動かされた表情で見届けます。そして、彼女の眼が私と合うと、どちらからとも言わず笑い合いました。


「少し、じゃなくて……かなり、こそばゆかった」

「ふふ……ごめんね」


椅子に腰掛けていた彼女はいじらしい表情で、跪いてた私の首に蛸足を巻き付けました。

それは心地よい束縛で、私はそれに身を任せたままでいることを一瞬、望んでしまっておりました。


***

かくして、その日の仕事帰りは四人で帰ることになったのです。

叔父さんは「これからは、美人三姉妹で売れるぞ」と息巻いて、燐もそれに同意しております。

きっと、叔父さんは少女の元々の所有者と賭けをしていたのでしょう。

例えば、「少女の秘密を見破れたら、譲ってくれ。必ず金のなる木にして見せる」とか言って……。

話題の少女こと、めぐりは私と肩を組んで笑顔です。対して、私は曇り顔でした。


──能見はどうなったのだろう。


帰ってみるとやはり能見の姿はありません。それどころか、檻すらございませんでした。

だから、めぐりは今、取り替えられて一回り大きくなった私の檻の中に一緒に居ます。朝も、夜も……部屋の隅にはめぐりが居るのです……。


***

 朝露がざわめきのない空を滑り下りるのを、まるで私の様だと言ったのは誰であったでしょうか。

朝が去って、客が引いて、夜が迎える頃になっても私はそんなつまらぬ事に囚われていました。

「朝露儚し……故に、儚し……潮時……」

同じ檻の中のめぐりは、疲れていたのかぐっすりと寝こけてあどけない寝顔を晒しております。

私はそれを一睡もせずにぼーっと見つめていました。こうして朝と夜を迎えるのは何度目でしょうか……。

ぼうっとする頭でそう考えながら、ふと思う事がありました。


──何故、この子の脚は妖怪の物なのだろうか?


なんでも、彼女は元々貿易船の船長だった父に付いてこの国へ観光に来ていたようなのです。

遠い異国の地は震える程に怖かったそうなのですが、久方振りの父との休暇という訳で、楽しみが勝っていたとも言っておりました。

ですが、港が見えた時に事件が起こりました。海を割って現れた巨大な影が貿易船を包んだのです。

船の中にとめどなく侵略し、蠢く巨大な影。それは神話に登場する大蛸の様な姿でした。

めぐりは恐怖の中で気を失う最中、その大蛸が父の脚に喰らい付いたのを目の当たりにしたと言います。

めぐりは目を覚ました時、自分を海に投げてくれた父が水死体となって浮かんでいる姿を発見して泣き崩れました。

──どうして私は生きているのだろう。私も死んでしまった方がきっとお父さんも喜んだ筈なのに……。

船の残骸の中で仰向けに浮かぶめぐり。陽気に照り付ける太陽だけが、彼女の脚の異形を照らしておりました。

大蛸はもう、何処にも居ません。きっと、死んだめぐりの身体の中で生きる事を選んだのでしょう。

証拠にめぐりの肌は死体みたいに色白です。私は、めぐりのそんな境遇を哀れに思いました。

そして、そう思った人は私だけでは無かったのでしょう。

現にめぐりは美しい服を与えられ、言語を教えられ……何より、この国らしい名前まで与えられているのです。

お陰で、彼女は耽美で、それでいて、溶けゆく様な甘さを持った美しい少女になれたのです。

朝露めいた私とは違います。強いて言うなら、鋭く妖艶で……何より危険な蜂が造る。蜂蜜の様な少女でしょうか。


***

夜も更けてきた頃、私はまたスケッチブックを開いては鉛筆を走らせました。

描いているのはめぐりの上を飛ぶ、ハエの様な妖怪の姿です。以前にも描いた事がある妖怪でしたが、描かないと気が済まない。

と言うのも、私が見える妖怪は皆、何故かスケッチブックに書き写すと消えてしまうのです。だから私はこのハエを描きながら、考えます。


──早く、消えてしまえ、化け物。と。


一時間ばかり経ったでしょうか。私はハエのスケッチを終えて、鉛筆を床に投げました。勿論、妖怪の姿はありません。

そして、檻に寄りかかって寝ているめぐりの寝顔を見ます。その安らかな表情を見ては、私もまた眠くなってきました。

「私も寝なくては……」

まどろみかかって座布団に倒れ込もうとした矢先、扉がぎぃぃと軋む音がした。

空き巣、それとも叔父さん?震える私の眼は猫の様に瞳孔がきゅっと閉じている。

ゆっくり扉が開いていくにつれて、影が縦長に長くなっていった。……男の影だ。

「叔父さん!」

そう言い掛けて私は口を紡ぎました。叔父さんの顔が見た事がない程に欲深い輝きを放っていたからです。

私に負けず劣らずの細い腕が隣の、燐の檻の鍵を開ける。そして、燐を抱き上げました。

燐は力なく立ち上がると、抵抗もせずに叔父さんの肩に寄りかかりました。叔父さんは一息つくと、燐の腰に腕を回して引き寄せる。

私が見つめていたのに気付いたのか、叔父さんは笑って口を開きました。


「安心なさい。変なことに付き合わせる訳じゃない」

「行きましょ。子供と会話する時間じゃないわ」

「そうだな。……でもこんな時間に起きているというのは“大人”だからじゃないかね?」

「ちょっと!そりゃ、困ります。話が違うじゃないですか……アタイは別に気にしませんけど、凶子らはその……」

「ああ、ああ……分かっている。分かっているとも。でもね、人形には魂を込めると言うではないか……それをね、試しただけだよ」

「酷い人です……」


扉が二人を吐き出して、もう一度閉まると静寂が帰ってきた。

私は、膝を抱えてただ窓から覗く月を見ていました。欠けた月を見ながら、何となく燐の姿を思い出していました。

怖い人ではありましたが、彼女は確かに私を守ってくれているのです。あの欠けた月のように、醜く欠けながら……。


そんな“月”を眺めながら私はなんとなく「もう潮時かな」と思っておりました。



没理由

・ちょっと難解過ぎて私がついていけない。

・間違いなくグロかったりエロかったりする展開を書くことになるから。


でも本当言うと、別に没にはなっていません。

そもそも私こういう話が書きたくて書いてるんですし。

ですけど、私が書かないといけないのは“続き”ですのでね。





かなり先のネタバレになってしまいますけど、続きの展開を書いときます。

この後、妊娠していた燐は口減しの為に殺されるので、凶子が蛇女を引き継ぎます。そして、才覚を発揮していく凶子とめぐりは次第に、叔父さん無しでもやって行けるのでは?と思う様になります。渡りの船とでも言うべきでしょうか?

タイミングよくそんな二人を買い取りたいという話が飛び込み、二人は流れるままに叔父さんを殺害します。二人だけの共犯の秘密……コレが漏れない様にと二人は友情という物を信じてより深く結束していく事になります。


時流れて、革命の時代。

反体制派の美剣士「だんびら」が体制の腐敗の証拠としてサーカスに乗り込みます。そこでだんびらは出会った蛇女、「凶子」に恋をしてしまう。

やがて、その恋は革命を巻き込む悲劇的な結末へと向かっていく……。



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